故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

私は泣いています

2022-07-28 18:03:52 | よもやま話

小菅のそば(タイトル)です。


りりィの「私は泣いています」は、とてもヒットしました。
学生の頃だったかな。

それから、40年が経ちました。
かみさんは、こんなことが言いたかったもしれない。

「私は泣いています ベッドの上で
私は泣いています ベッドの上で
あなたに逢えて 幸せだった
昼も夜も帰らない
あなたがいたから どんなことでも
なりふりかまわず 歩いてきたの
私は泣いています ベッドの上で
私は泣いています ベッドの上で
あなたにとって 愛のくらしは
とても厭なことばかり」

かみさんを亡くして12年が過ぎました。
今頃、気づいても遅いですね。

フォークソングは、シンガーソングライターが創ったものが多い。
あの若さで、素晴らしい詩を書き音にして伝えてくれました。
誰かのメッセージソングとして置き換えて聞く。
こんなことができたら、もっと楽しめたのに。
いや、まだまだ楽しめる。

2022年7月28日
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殺意を感じる

2022-07-27 01:41:24 | よもやま話

いつもの「永観堂」です。
のたうち回りなされ。


茎が伸び 赤い花びら 散って葉が

今日のタイトルは、「殺意を感じる」です。
自分の勘違いを棚に上げて、木製三角定規で頭をポコッと殴った先公に思ったものです。
種だけ付けて、育児を任せっきりのぼんくら亭主に、ある夜闇に空かして睨みました。
会社でも家でも上司面して、上から目線の定年前の男たちです。
定年後には、いびり殺すか無視するかの二者択一です。

ああ、今日もすりガラスの向こうのいつもの席にあの人(上司)がいる。
出社したばかりなのに、もう退社したい瞬間です。
手下に殴らせて、後ろでほくそ笑んでいるいじめっ子です。
遅ればせながら背も伸びガタイ(漢字はない)も出来た頃、忘れるはずだった。
なんだよ、50年後の同窓会でも胸糞悪い。

さて、「殺意を感じる」ままでは具合が悪い。
いつかやりそうで、自分が怖い。
家であろうが通りであろうが、思いっきり叫ぶか、風呂に沈んで大泣きするか。
一向に解決に至りません。
私は距離をとることにしました。
近づかなければ、やることもない。

世界中で、殺意が氾濫しています。
理不尽なことが多すぎる。

よもやではありません、自分が殺意の対象になっている。
嫌な夢を見ることが多いのが、何よりの証拠です。
夢が覚め、思い当たることは片手では足りませんでした。
ごめんなさいと謝ることから始めました。
手遅れ(棺桶に世話)が通り相場です。

2022年7月27日
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地域コンサルタント

2022-07-26 11:30:51 | よもやま話

水切りかごです。底板は着脱式で食器に付いた水は、勾配のついた底板からシンクに流れます。

掃除がしやすい台所用器具類です。すべての道具は、掃除が容易なものを選びます。
台所で出た生ごみは私の密かな楽しみ、コンポストで処理し畑の肥やしになります。

乾燥型のコンポスト処理機です。電気を使って処理するのに抵抗がありました。
湿式のコンポスト(微生物処理)を使いたいのですが、島では獣がほじくり返します。


草刈は 誰かが始め 皆がやる

信金の所長が、2時ごろカフェを訪ねてくださいました。
融資先が少なくなってきたと嘆いておられました。
地元にあり、300人以下の従業員を抱え、
3億円(今は9億円)以下の資本金の企業が融資先でした。
現在も頑張っておられる中小企業への融資と、個人ローンに力を入れておられました。
起業の手伝いや事業拡張の手伝いをするコンサルタントを置かれたらと提案しました。
少なくなった事業者を増やしてこそ、融資先が確保できる。

提案から試運転までを手掛けたエンジニアリングで手助けできるかなと、私は考えました。
経営手法は、信金殿の得意分野です。
やりたいことが有っても、どのように起業し、続けられるかが課題です。
起業して、10年続けてやっと資金の回収ができるようになると言われています。
地方には、やる気と資源が豊富です。
中央の枠組みに入りながらも、地方から発信できる企業を創る。
今ある企業を事業継承できるよう、健全な経営体制にする。

私は、台所器具は掃除がしやすいものしか使いません。
突起の無い炊飯器、凸凹の無いガステーブルなどです。
着脱式の底板が、食器の水をシンクに流す洗いかごを見つけました。
少々高めでしたが、使い続けています。
ニーズに応えた器具類が好きです。
大量生産型でない、少し高くてもオリジナリティーに溢れた商品を創る。
草刈スパイクもその一つです。
東北で見たファンヒーターから掘りごたつに熱気を誘導するダクトも大発明です。
地方は、代々引き継がれた良いものに溢れています。
商品化するのに、女子高生のアイデアも受けることでしょう。

大勝負ではなく、少しだけ儲かる地道な企業が生き残れます。
家族全員の給料を合わせれば、大企業で働くサラリーマンの給料を凌ぐことだって可能です。
なにより、通勤時間が都会より朝夕合計2時間は少ない。
都会から脱出しなくても素晴らしい景色と新鮮なうまいものに溢れています。

2022年7月26日
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一日10本ずつ

2022-07-24 05:23:25 | よもやま話

絵のタイトルは、「よう来んしゃった」です。
傍目に見るだけです。
まだこちらでやることが有りますから。


勇気とは 黙って汗かき 土となれ

今の気温は21℃です。
過ごしやすい。
明るくなる頃、農作業に出る。
9時を回ると、頭がくらくらしてきて、衣服は汗で重たくなる。
兼業農家の方は、9時前に本業に出かける。
専業農家は、昼間は日陰の仕事を選び、夕方にはもう一度畑に出る。
どちらも、夕飯で一杯飲んだら、船を漕ぐ。

今日のタイトルは、「一日10本ずつ」です。
向かいの畑から、我が家のもう一つの畑(耕作放棄地)を望む。
雑木が生えている。
数は、ざっと500本。
平均5mの高さである。
年輪は、10本以上の代物です。
雑木の上を葛の葉が覆っている。
私にとっては、恐怖の風景です。

このまま放置すると、山に食べ物が無くなる冬には、猪が葛の根を掘りに来る。
いたるところに、猪が掘った1mの深さの穴ができる。
梅雨になると、穴に水がたまり、地山を少しずつ崩していき、土石流となる。
これが、もっと怖いことです。

先人が、巾2mの段々畑にしていた。
崩してはなるものかと、伐った雑木を杭代わりに地中に打ち込む。
悔しいかな、斜度30度の斜面の作業は危険です。
10本/日x50日=500本です。
頑張って2か月はかかります。
この畑の所有者になったからには、私の義務です。

10本切ったら、ビールが一本飲めることにしよう。
よく頑張ったねと、妻の笑顔がつまみです。

2022年7月24日
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怖がり

2022-07-23 05:55:44 | よもやま話

絵のタイトルは、「慶良間のかさごドン」です。
飛行機に3時間乗り、さらにプロペラ機か船で島まで渡り、船に乗りダイビング。
かさごドンに会うためだけにやってきた。


木段を 昇るヒールに やられたさ

早朝から数時間はよかった。
山風が動き、カーテンを捲り上げる。
寝るのはもったいないと、朝餉を作りブログを書く。

朝9時を回ると、私の心に「怖がり」が芽生えてきます。
できたら外に行きたくない。
ヒマワリは、花が重たくなったのを理由に下を向いている。
野菜も草もやっとの思いで、上を向いている。
ゴーヤは、すでにあきらめている。
ゴーヤの新芽は、仲間の後ろに回ろうとしている。

家の中の仕事も終わり、することもなく寝ようと畳の上に転がる。
あくびは出るが、眠れない。
仕方なくシャワーを浴びる。

汗をかけば、すっきりするのは分かっている。
楽しいはずです。
脳が沸騰する恐怖に襲われる。
冬は、ぬるま湯から出られない。
夏は、そよ風を追いかける。
どちらもやる気が失せる。

飛び散る汗、キンキンに冷えたビール、深山の湧き水、
すべて妄想の中に埋もれる。
庭に出たからと言ってコロナに罹るわけでもないのです。
勇気を持って靴下を履く。
さあ、おんもに出かけるぞ。

2022年7月23日
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