故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

快適に、仕事増え

2022-12-30 07:07:06 | よもやま話

絵のタイトルは、「なんだったかな」です。
歳をとり経験が豊富故に苦労します。
若い頃は目を見張り、次第に片目をつぶり、終いには心眼迄開発される。
「なんだったかな」と忘れるくらいでちょうどよい。


晦日には ガソリン灯油 列ができ

今日のタイトルは、「快適に、仕事増え」です。
毎日、冷蔵庫を覗き込み、引っ張り出して使います。
スーパーに行く前に買い物リストを作ります。
洗います。収納します。
破れたところを見つけ、繕い物を妻にお願いします。

妻だって負けてはいない。
夏物を収納(今頃?)したいが、棚が塞がっています。
棚が欲しい。
棚を作る。

根もの野菜を収穫した。
泥を洗い落とすための外のシンクが欲しい。
埋設配管を掘り返し、新たに配管を足してタップとシンクを設置する。

乾燥コンポスト(電気乾燥機)を取り出す。
果樹の蜜、野菜の繊維と魚の骨が絡み合い、香りがそそる。
猪どんに見せたら、眼がハートマークになることだろう。

どんどん、工作物が仕上がります。
暮らしが快適になります。
草を刈り、木々を剪定します。
草木を焼きます。
炭が出来ます。
取り出します。
七輪で餅を焼きます。

やればやる程、仕事が増えていきます。
暮らしが便利になり、生活が快適となります。
洗い残しのようなシミを取り除き始めます。
際限なく仕事が増えていきます。

それでも、妻の「あれがあったら、これがしたい」が続きます。
耳を貸さないと、認知症になって注文しようかしらとほざきます。
ウォシュレットと冷蔵庫が欲しいらしい。
私は、ボートの船外機(バッテリー式)と薪ストーブ(ダクト工事含む)が欲しい。

2022年12月30日
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過行く日々

2022-12-28 05:54:13 | よもやま話

絵のタイトルは、「気品」です。
こんなに美しくなくてよい。
万分の一でも、明るく過ごしたい。


屁を出せよ 車のブーに 併せてよ
(母が、若い同僚女性に送ったアドバイスです)

井水埋設管の点検、ポンプ用ケーブル埋設、ポンプの修理、外部シンクの設置後に、
実家の庭の剪定を一週間続けました。
コロナワクチン接種後、微熱で休み。
孫へクリスマスプレゼントの買い出しに行き、アップルパイを付けて贈った。
友人へ蜜柑を送り、子供達へ搗いた餅と焼いたパンを送りました。
そして、大掃除と畑でジャガイモとトロ芋の収穫。
今日のタイトルは、「過行く日々」です。

ストレスで、胃が痛くなりました。
疲れると、言わなくてもよいことを口にします。
身体に変調が起こり、さらに悪化します。
友人から「頑張っているね」と声がかかります。
ワクチン接種後の数日間、家に巣ごもりしました。
妻の「あれがあったら、これをしたい」の独り言(リクエスト)に応えられません。
さらに、胃潰瘍が進みます。

二人だけの暮らしも楽ではありません。
二人でこなすルーチンワークを一人に被せることはできません。
この時期、長男の嫁はかわいそうです。
仕事に出かけ、家族の一員として八面六臂の活躍です。
母は、常に全速力で走っています。
義理の兄弟&姉妹が家族を連れて帰郷します。
悪気はありません。
コロナが開けたぞと、親戚だって訪ねてきます。
楽しいはずの正月を「おさんどん」で過ごします。

憂鬱な日々が続きます。
リストラ(二度)や転職(七度)もやった昔が怖くなります。
家族を養っていけるのか。
それよりなにより、自分は耐えて行けるのか。
「難局を自分はどう切り抜けるのか」と第三者になった自分が見る。
「過行く日々」を楽しめるだろうか。

胃潰瘍になろうが、生かされています。
汗をかくようになった頃に思います。
あれは、何だったの。

歳をとったら、生きてるだけで「儲けもの」(得)です。

2022年12月28日
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前へ進め、後ろを振り返れ

2022-12-26 18:40:49 | よもやま話

たまに出会う顔です。
絵のタイトルは、「無言で語る女」です。

「たまには、酒でも」(絵のタイトル)と、ご機嫌伺です。

絵のタイトルは、「またねお元気で」です。
こんなこともあります。


苦虫を 噛み潰したら とろけたぜ

70年も人間をやってると、生き方が大いに違います。
違って当たり前です。
知ってる女性は、小学校の教師でした。
毎日、同じ顔触れの子たちに全教科を教えます。
来年も同じクラスを受け持ちます。
子供達の成長に併せて、自分も強く賢くなります。
「前へ前へ」の女性です。
働く女性は、いろんな役目を同時にしかも短時間にこなします。
後ろを振り返ってる余裕などありません。

今日のタイトルは、「前へ進め、後ろを振り返れ」です。
私は、プロジェクトエンジニアーでした。
隠すKnow-howはありませんでした。
受注したプロジェクトで、知識を使い果たした後はもぬけの殻状態です。
同じようなプロジェクトを次に受注するとしても、5年後か10年後です。
考え抜いた秘蔵の知恵も、まったく陳腐になってしまいます。
だから、Know-howを隠さない。

どうしてうまく行かなかった。
反省の日々でした。
つまり、「後ろばかり振り返って」いました。
まったく違う顧客と次のプロジェクトに取り掛かります。
また、新しい知識を詰め込みました。
そして、使い果たしました。
応用の効かない仕事です。

受注のために、工夫を凝らします。
失注し、工夫を受注業者に使われることもありました。
プロジェクト3案件に一つは受注しないと見積もり倒れでした。
機械の営業職をやった時は、20の見積もりをして、一つの受注(5%)でした。
失注した案件を活かさない手はない。
つまり、「後ろを振り返る」でした。
作るものは違っても、経営者の悩みは似ています。
営業段階で断るか、顧客に提案して見積もり事項(特命)を作っていただきました。

生きざまは、少し話せばすぐ分かります。
70年の時は長いのです。
「前へ前へ」と「後ろへ後ろへ」が混ざり合うことありません。
互いを尊敬しないと生きてはいけません。
まず、染みついた生きざまを振りかざすことをやめることです。
次に、こんな生き方もあるんだと、楽しむことです。

知ってる女性が再婚した妻でした。
事あるごとにぶつかり合います。
出会ってしまったんだから、付き合いを大事にしようと心に決めています。

2022年12月26日
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寄り添う

2022-12-25 10:54:30 | よもやま話

出向先の会社で会いました。
絵のタイトルは、「このままここで」
本社に帰ろうかと悩んでいる同僚に渡しました。

プロフェッショナルのメンテナンスメンバーに贈りました。
絵のタイトルは、「雪道」です。
彼は、評価されない立場を悩んでいました。


財津和夫は、「音楽はでしゃばらない」という。
天使のように人々を結び付け、そっと去っていく。

今日のタイトルは、「寄り添う」です。
死ぬ間際に、「あんたは好きな道を歩んだらよい」とある人の母は言葉を残した。
その後、性同一性障害をカミングアウトし、「産んでくれてありがとう」と思えるようになった。
音楽や言葉は、不思議な力を持っている。
心の琴線を振らわすことが有る。

悩みの無い人は皆無です。
それぞれの悩みに向き合っていたり、背を向けています。
若い頃の失敗も、歳をとったら笑い話と朝ドラ「まれ」で聞きました。
笑い話に昇華するまで苦しんだらよい。
この立ち位置なら腰痛が消えるような、おぼろげに一筋の光が見えてきます。
あとは、頼りの光を辿るだけです。

郵便局長が亡くなられました。
いつか描いてくれとお願いされていた似顔絵を持って、葬式に行きました。
「居たらうるさい、居なきゃ寂しい」と裏書きしました。
喪主の奥様は、きっと私をにらみました。
葬式の時、遺影の側に似顔絵も飾ってくれたと聞きました。

24時間寄り添うことはできません。
永遠の命もありません。
勇気づける何かを感じ、膨らませるのはあなたです。
そして、感じやすい私です。
あなたを邪魔しない音楽や言葉がきっとあるはずです。

2022年12月25日
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果報は寝て待て

2022-12-24 07:06:43 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、''Santa Summit''です。
世界中の子供に贈るプレゼントを話し合っています。
小樽駅構内に飾られていたガラス細工です。
「今度は誰を」と話し合う閻魔大王Sammitでないことを祈る。


ユーミンの「12月の雨」の一番の歌詞です。

「雨音に気づいて 遅く起きた朝は
まだベッドの中で 半分眠りたい
ストーブをつけたら くもったガラス窓
手のひらでこすると ぼんやり冬景色
今にもあなたが 白い息をはき
通りをわたって この部屋に来る気がして
時はいつの日にも 親切な友達
過ぎてゆくきのうを 物語にかえる」
(歌詞を抜粋)

今日のタイトルは、「果報は寝て待て」です。
良いことは、これから。
辛かったことは、もう昔の話。
そんなことを想像させる歌詞です。
物憂げでも、力が四肢にみなぎっている。
裸の腕を伸ばして、のびやかに背伸びをすればわかる。
朝のぬくぬくの様子を歌っています。
起きなくてもいいんだよ。
だって、外は12月の雨ですから。

寒い朝、一人でコーヒーをすする。
煙草をくゆらす。
一目散にやりたいことを済ませた後、私の休息です。
そのまま起き上がれないんじゃないかと、脳のどこかで不安になる。
若い時のように、「果報は寝て待て」とはいかない。

あなた、ご飯が出来ましたよ。
夢のなかのこと。
どちらかが頑張らなければ、物語は進まない。
予定は未定の暮らしです。
時は残酷です。
74分で炊きあがるお釜のスイッチを入れました。
歩いて帰ってくると、12分が過ぎ、その分歳をとってしまった。
時間だけは無尽蔵にあると思い込んでいた若い頃とは違います。

時を追いかける。
果報は寝ていたら逃げてしまう。
しがみつくように生きています。
そんなことで、よいのかな。

2022年12月24日
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