故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

秋深し

2023-10-31 11:04:54 | よもやま話

絵のタイトルは、「遠い昔のような」です。



皆さんは、秋が深くなったと感じられますか。
陽ざしが、90cmの廊下を通り越し、和室の半分まで伸びています。
敷布団だけでなく、毛布も掛け布団にも陽ざしが届きます。
今日のタイトルは、「秋深し」です。

都会では、季節を感じる要素が少なかった。
着ているものが変わる。
食べるものが変わる。
街路樹の葉が落ち、正月までに剪定されていました。

田舎では、草刈りで季節を感じます。
草が種を付けたら、今年最後の草刈りになります。
さつま芋を掘って、柿やキウイを収穫したら、もう冬野菜の植え付けです。

島では、キスが釣れなくなったら、秋です。
鰯などの青魚が群れを作り、岸近くを泳ぎ始めます。
この頃は、サビキ漁もわずかな期間だけとなりました。
夏遅くに練習を始めた太鼓の練習も、祭りが終わり聞こえなくなりました。

猪猟はこれからです。
脂がのって美味しくなります。
東向きの畑は午後3時になると、日が沈みます。
頑張らないで、日本酒の熱燗や焼酎のお湯割りの時間が早くなります。
当然、床に就く時間も早くなり、出るのが遅くなります。

ゴーヤの網を外したら、家が明るくなりました。
庭先を行き交う人が見え、居眠りを見られます。

2023年10月31日
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読者

2023-10-30 05:58:26 | よもやま話

絵のタイトルは、「まあ」です。
私はこの女性を、女狐と呼んでいます。
複雑な男心であり、うなづく女心です。


火が付かぬ 笑う紳士の 袖に触れ 

書かないと、残酷なくらい読者数が減ります。
顔が見えない読者の皆様、
また頑張りますので、愚ブログにお付き合いください。
今日のタイトルは、「読者」です。

読んでもらいたくて、ブログのキーワードを知り合いに伝えてきました。
読者の皆さんは、どこかで私と接点がある方ばかりです。
あるいは、こんな馬鹿なやつがいるよと見つけた方もいるでしょう。

リストラされて時間があったので、長年の夢であった小説を書きました。
「さなさん」は力試しでした。
「冷凍冷蔵庫建設」の話は、私の生きざまでした。
質問された方に文書で送ってもよかったのですが、公共性を持たせようとしました。

タイトルを付けて書き始めるのも、逸脱しがちで饒舌・散漫になるのを戒めるためです。
文章に合った絵を付け、たまに俳句を挿入します。
絵は使い古しばかりです。
みっともないからやめなさいと妻に言われます。
新作を描きたい。
そう思いながら、溜め込んだ不義理の写真(似顔絵モデル)が恨めしそうに澱となります。

嘘はつかないが、たまに嘘は書く。
こんな言葉を聞いて、救われた気がしました。
固有名詞も政治的な心情もあえて書かぬようにしています。
日常の面白いことをひたすら切り取る作業です。

お前はこんなものかと、日々問い続けています。
これしかできないルーチンワークを続けます。
昨日と同じにいかぬ「日々」がキーワードです。
歳に関係ない「生まれたから」を後押しに、何を為すかを問い続けています。

それだけです。

2023年10月30日
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夢占い

2023-10-28 05:14:44 | よもやま話

絵のタイトルは、「来たよ、沖縄」です。
城(ぐすく)の上から見た西海岸です。
妻を連れてきたかったのでしょうか。


今日のタイトルは、「夢占い」です。
私は毎日夢をみます。
卒業できない夢、星が見えるあばら家に住んでいる夢が定番です。
想像力が乏しいのか、会ったことがない人は夢に現れません。
体験したことがない夢もありません。
夢を反芻しながら、次の夢につなぎます。
こうだったら面白いのにと、創作の世界に入っているかもしれない。
そして、夢の続きを数日後にみます。

夢占いで、未来予測や心理状態を測る。

夢は無責任です。
我が脳が、あれこれと邪推しています。
ハッピーな夢もありません。
人に言えないような恥ずかしい内容です。

夢を覚えて、余韻でメモしたこともあります。
これはなんだ。
あとから、考えます。
いつも、答えは見つかりません。

夢は唐突で新鮮です。
こんな風に体験したらよかった。
夢で、人生が変わることもありませんでした。
気づかされたことは何度かあります。

忘れたころに、夢で揺さぶられます。
過去20年を題材にした夢もみた記憶がありません。
若いころにやらかした体験のBバージョンです。
そっちがよかったとも思いません。
なにしろ、夢は無責任です。
現実の裏返しのような気もします。
潜在意識がそうさせるのでしょう。
夢を恐れることもありません。

想定外という言葉を好みません。
在るがままを受け入れる覚悟です。
夢で、想定外を潰しているのかもしれません。
きっと、現実に後ろめたさが付きまとっているせいでしょう。

2023年10月28日
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老いて子に従う

2023-10-27 05:11:59 | よもやま話

絵のタイトルは、「幸せだ、私も」です。
二人きりになると、ファーストネームで呼びあったりします。
傍から見ていると、後ろ頭をはたきたくなります。
いいんじゃない。


ホウセンカ 弾けて次の 恋実る

歯が浮くどころか、ボロボロになるくらい、若者を褒めたたえます。
そうじゃなかろうと思っても言わない。
言ったところで、届かぬからです。
今日のタイトルは、「老いて子に従う」です。

地域おこし協力隊に向いている人は、「若者、よそ者、馬鹿者」と言われます。
経験豊かな年寄りを採用しているところもあります。
経験が邪魔をし、挑戦する前にやめてしまう。
どちらもよし悪しです。

どこかで、「生きる目的は?」とインタビュアーが尋ねました。
「生まれたから、生きる」、他には何もない。
見事です。

つまり、生まれたことに年齢は関係ない。
誰にとっても、未来予測はできない。
過去の経験の長短の差で、未来を変えられない。
だから、年齢に関係なくできる人はできる。
面白い人は、面白い。
他に何にもない。

「老いて子に従う」は、年齢を超越することだと考えます。
歳を数えると、誰もがその歳用にふるまい、老けてしまいます。
脳血栓で半身不随になろうが、残った片方で生き抜く。
酒の失敗で、多くの友人を失おうと、支える妻と生きていく。
不登校で、友達をなくそうが生きていく。
同じです。
死ぬまで生きる。
そう考えると、誰もが師匠です。
コンピュータ画面しか見ない、目の前の若い医師とて、すがらなければならない。

面白くないことも多いけど、それが現実で、「今」です。
召されるまで、皆と生きる。

2023年10月27日
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干し柿の行方

2023-10-26 18:31:48 | よもやま話

絵のタイトルは、「昭和記念公園」です。
嬉しくて、地面に降り積もった葉をぺたぺた描きました。


干し柿の 手間を届ける 田舎者

今日のタイトルは、「干し柿の行方」です。
8時半には、私は散髪屋、妻は美容院に座っていた。
よもやま話もそこそこに呉駅へ向かう。
緑の窓口で1か月後の切符、明後日会う息子の嫁卸の両親への土産を購入。
広島は、やはりもみじ饅頭、そして中尾醸造の幻を選択した。

ホームセンターにより、竹切り用鋸刃(草刈り機用)と竹切り鋸を購入。
この時期、草は実を付ける。
中には、衣服について困る実もある。
デニム生地のような目の詰んだ作業着を購入。
私を働かせようというのか、色あせなどの訳アリ商品を3枚購入。
ホームベーカリー用のCリングと取り付け用工具を探したが置いてなかった。

廿日市のおあばさんと、広島のおじさんに我が家で採れた果物や加工品を届けた。
富有柿、西条柿の干し柿、キウイ、ライ麦パンと唐辛子味噌を少しずつ入れた。
西条柿を500個もらい、生柿250個を都会の友人に送り、残り250個を干した。
干したものも、残りは30個。
私たちが食べる量はしれている。
草刈りをしてお礼でもらったもの、要らんかと言われ収穫したものを集めて、誰かに配る。
80歳過ぎのおばさんもおじさんも喜んでくれた。
一日かけて宅急便で送るより、一時間で届けるほうを選んだ。
元気な顔に会うことができた。

帰りに釣具屋に寄り、カワハギ用釣り針を購入。
酒飲みの友人を釣りに誘う準備です。

2023年10月26日
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