絵のタイトルは、「願い」です。
大阪のとある裏通りに、夜でも燈明を点けている神社がありました。
無力な私たちは、最後には「願う」しかない。
かなえられたり、かなえたりです。
よかったな なんでもかでも よかったな
今日のタイトルは、「なめたらあかんで」です。
すべてを無くした父を励ますために、算太が生前の悪ガキになって帰ってきた。
戦争じゃったんじゃ、しゃあないで。と算太は言った。
朝ドラの感動的なシーンでした。
大熊町に行き、道を迷う。
点滅信号が続く。
私が暮らした地域では、夜9時から朝6時までが点滅となる。
この町は、未だ眠っている。
しゃあないで。とは言いきれない。
私より年下は、すべて若者です。
追っかける先輩も減ってきた。
若者がやってくれます。
歌や音楽を作り、映画を創り、地域(都会も田舎も)を活性化する。
一過性の集まるではなく、持続可能な価値づくりに一生懸命です。
時代が求めるもの(創造的な価値)を提供し、返ってくるもの(評判と回る経済)を地域で分ける。
誰もが、「なめたらあかんで」と生きている。
誰しも不測と不足の生活です。
二勝ゼロ敗、ゼロ勝二敗もない、歯を食いしばってやっても一勝一敗がせいぜいです。
分けることで、余禄(おまけ)を感じる。
おまけが潤滑剤です。
「なめたらあかんで」は、人それぞれの感性です。
生き生きとした目力に出会い、不幸の真っただ中におまけを感じる。
おまけが、一瞬だけ笑顔を作る。
2021年11月26日