故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

あと、10日

2021-11-15 11:50:03 | よもやま話

タイトルは、「遠くへ行きたい」です。
なんで、そんなこと思ったのか。
今では、気が知れない。


縁の下 祝いの頃に また始め 

本日のタイトルは、「あと、10日」です。
4月に移住を決めて、半年が経ちました。
動機は、故郷に恩返しがしたい。
高齢の義母を助けたい、後期高齢者の義姉の相談相手になりたいという希望でした。
共に独居老人です。
母は7月に、そして姉は11月に他界された。
もし存命だったら、どんな展開があったのかと考えると残念です。

中古住宅を購入しました。
人が住まない(1年半空き家)と、いろいろなところが傷んでいるものです。
我々の生活スタイルに合わせる希望も入れたリフォーム費用と、引っ越しにかかった費用と合わせると
購入した金額程になりました。

何度(学生時代に10回、社会人で10回)も転居してきました。
これまでは、自分の好みで転居しました。
住み替えの目的があって、精神的な負担は皆無でした。
今回は、少し違う感覚があります。
短期間でしたが、ここに根を張ったようです。
暮らしに満足していました。
自家製野菜を調理し、お客様に喜んでもらえた。
こんな都合の良い(6次化で理想的です)ことはない。
広い大地に暮らせる幸せを満喫していました。
遠く、山や空を見て生活ができる。

都会では味わえない自然の恵みです。
寒い暑い、不便さえも楽しい。
交流も楽しかった。
村内の誰とも、また若い人とも幅広く話ができた。
勤め人では経験できないことです。

さて、「あと、10日」になりました。
のんびりできない事情があります。
新しい家のリフォームをこの地で相談にのる。
片付けの仕事をしながら、別れを惜しんでいます。
多忙な毎日で、ゆっくり話すことも出来ませんでした。
流れる石は、苔むすことも許されません。

2021年11月15日
コメント
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