紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

民間ロケット まさか

2024年03月11日 | 旅行・街歩き・お店・写真

本州最南端の串本から民間初のロケット打ち上げが、延期された。

我が地から車で2時間の串本。3/9当日、テレビで打ち上げの瞬間をみようとライブ映像で見守った。

予定時刻11時1~17分の間と発表されていた。当初予定時刻の11時1分を過ぎても打ちあがらなかった。

最終予定時刻の11時17分になっても打ちあがらなかった。

これまでの国内のロケット打ち上げでは、打ち上げが延期されたり失敗したりが何度かあったので、その類だろうと思っていた。

後で、打ちあがらなかった理由が、『警戒区域に船がいて、最終予定時刻になっても警戒区域から抜けられなかったから』と聞いて、「まさか」と思った。

報道で知った。

警戒区域は破片が落下する恐れのある沿岸の南東約6・5キロ四方の海域。日時や海域は、海保を通じて専用のシステムなどで船に伝えられる。

地元の漁業協同組合や個人の船舶所有者らには、数週間以上前からチラシを配布するなどして周知してきたとのこと。

区域に船が入らないようにする対策は事業者が担い、強制的に排除できないらしい。

打ち上げの数時間前から警戒船約10隻を周辺海域に配置し、区域に近づく船に無線で注意を呼びかけていたとのこと。

当日も約10隻の警戒船で周辺を監視し、接近する船舶に無線で方向転換を促すなどしていたという。エリアの東側に残留していた船舶に警戒船が接近し、区域外に誘導しようとしたが区域深くに進入しており、警戒船が近づいて退避を呼びかけたが、予定時刻までに間に合わなかったことが発射できなかった理由だった。

あー残念。

見学会場まで行って見守った観客、中継した報道関係者、この日のために準備してきた技術者、理由が理由だけに気の毒すぎる思いだった。

素人なりに、「レーダー監視していたはずなのに何でわからなかったのだろう。予期しないことが起こったのかも知れないが・・・」 

疑念が残った。