感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

色々な困り事を解決できる知識と技術とイメージを・・・

2013-06-10 21:28:08 | 施設改修・改装工事物語
7日に一度、必ず訪れる週明けの月曜日。

先週までのバタバタ感もひと段落した様子に少し落ち着いた朝を向えて一日の作業に取り組みます。

落ち着いたとは言っても今日も現場を3件回る予定に朝から無駄な時間は全くなし。

先ずは週末にブロックを壊して開口を作っておいた倉敷市中庄の住宅リフォーム現場へ向かいアルミ屋さんの取付状況を確認。

こちらは熟練の職人さんが夫婦で仲良く作業してくれている様で特に問題もなく作業は進みそう、お客さんから追加でいただいたカーテン工事の見積書もお渡しして現場を後にします。

お昼までの時間を使い夕方取付作業を予定している岡山市北区の某施設さんで使用する戸袋パネルの仕上作業を済ませ、午後からは岡山市中区の新築現場へ、電気屋さんからの質問事項が出たために現場で確認。

成る程、現地で職人さんの話を聞けば、先日現地で打合せした担当さんが打合せの内容を詰めていなかった事と、打合せの内容が現場の職人さんに全て伝えれていないのが原因。

取り敢えず私が打ち合わせで聞いた範囲で説明させていただき、後に残る疑問点は一度持ち帰り設計事務所さんへ確認せねば・・・

建築に限らず色々な場面で起こる、後から「言った言わない」の水掛け論ほどお互いに無駄な労力がいる事はないのです。

お互いに貴重な時間を使っての事だけに、こうした答えのない論議は一番あっては成らない事なのかも・・・人間誰しも聞き間違い、言い間違いもあるのでしょうが、確認の作業をキチンとする事で少しでもこうした労力を減らせる事ができる筈ですね。

さて、電気屋さんとの打ち合わせも終われば一路、岡山市北区の某施設さんへ向かい午前中に仕上げた戸袋パネルを取付、今回は写真の手前の椅子に人が座っている時に扉を開く時に座っている人の頭に扉が当たってしまうのを防ぐ事が目的。

多くの作業員さんが働く施設だけにこうした不慮の事故は何かと避けたいもの。

この戸袋パネルが活躍して扉が開く度に後ろを気にせず椅子に座れるみなさんの姿が今後は見れることだと、ひとりワクワクしています。

今日はこちらの施設さんの工場の方では電気屋さんが動力のコンセントの組替え作業に当たってくれています。工場の機械を動かす為に設置されているコンセントだけに何かと大きな電圧がかかる部分でもありキチンとした施工をしておく必要がありますね。

今回も無事に施工が完了して最後の作動チェックも完璧、これで安心して使ってもらえる事だと・・・

週末には屋外階段の手摺の新設工事も予定されているこちらの施設、何かと専門業者さんの出入が多いですが皆さんに迷惑をおかけしないよう現場を管理していかねば。

日が暮れてからは会社でひとり依頼のあった見積書の作成に取り組んでいます。

中でも時間がかかりそうなのが大型リフォーム工事の2物件ですが、今夜は其れを後回しに倉敷市中庄でご依頼いただいている外構工事の見積を済ませる所までが精一杯。

明日からは本腰を入れてデスクワークにも取り組まなくては・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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