Broken Flowers …はうはう河馬の脂肪遊戯

いらっしゃいませ。お独りさまで?どうぞお好きな席に。戯れ言、繰り言、かあるくかるく。

20160321-05…東寺Part2

2016年03月21日 | 2016

 

 

 


東寺西門通りを歩いてみると、突き当りが、本当に、東寺西門。
名は体を表すというが、「おー、案内版どおり!」だったことに感動。
さすが京都。
碁盤の目。
東寺の入口の西門は、東側の入口に比べたら、めちゃくちゃ地味目。
勝手口って感じだ。 

 

 

境内は桜も咲いていれば

 

 

赤い実もなrっている。

 

 

善男善女が弘法大師様にお参り。
弘法大師=空海。
いくつも名前があると。誰が誰だかわかんなんなっちゃう。(俺だけ?)
真言宗ってわけだいね。 
密教ってわけだいね。 

 

 

この時期は宝物館が公開されているので、それを拝見。
羅城門と西寺へ行ったのも、東寺の宝物館の開館時間に合わせる為。
時間調整のおかげで
宝物館を訪れるタイミングもバッチグー。
まさしくいま学芸員さんのお話が始まることろ。
幸運なことに東寺の学芸員さんの解説付きで宝物館内を見ることができた。 

 

 

上の写真の「兜跋毘沙門天」の左手に持っている宝塔は複製品。
ホンモノは、あろうことか、昭和43年に盗難されたとかで
このほど40数年ぶりに、宝塔が複製され、一般公開されたとのこと。 

ちなみに、
正月の京都・都七福神めぐりの東寺「毘沙門天」は、
上の毘沙門天様のことらしいです。
 

 

 学芸員さんの言葉で印象に残ったのは
「東寺は2つのゾーンに分けられていて、
一般ピープルの生活に根付いたゾーンと
宗教としてのゾーンに分けられている」
と言ったふうな言葉でした。(←俺の解釈です。)

簡単に言うと、無料ゾーンと有料ゾーン。(身も蓋もない言い方)汗。


学芸員さんと質問まじりの会話の中…
俺「さっき、羅城門跡と西寺にも行ってきたんですけど、西寺は新しいお堂でした。」
学「え?西寺は寺跡しか残っていませんよ」
俺「東寺西門どおりの突き当りに西寺があったんですが…」
学「西方寺さんが西寺と称していますが、もともとの西寺は西寺跡しか残っていません。」
学「東寺西門どおりには面してないんで、ちょっとわかりづらいかもしれませんね。」

顔がひきつる俺。
この会話で、ピーンと来た。
たしか、稲荷神社の横に公園らしきものがあった。
あれだ…。
ああ、もう。悔しいったらありゃしない。 
しっかり調べてない俺も悪いんだが、
先ほど訪れた西寺が「現在、西寺と称するお寺」だとは夢にも思わなかった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

五重塔の1階は、正月に公開されています。(でも、正月は宝物館は公開されていません。)
出し惜しみする東寺さん(罰当たりな言い方)
あと一か月遅ければ、桜がそれはそれは見事なんでしょうなあ。
 

 

 

 

 で、今回は「少子房」というところも公開されていました。
 

 

入口の門をくぐると中は、こんなふう。
写真右手には、本坊(事務所?)があり、人がいるようでした。 

 

で、また門をくぐるとこんなふう。
なんかの魔除けの鬼瓦なんでしょうね。
迫力があったので、写真を撮ってみました。 

 
お寺のガイドさんが、何度も、
「東寺にはいくつも門があるけれど、国宝なのは、この門だけ。」
と教えてくれました。
すんません、なんで国宝なのかわかんない…汗。
どこかすごいの?
↓↓ 国宝。 

 
下の写真の門は、たぶん勅使門。
 

 

 

迫力あるね。

 

 

 

 

 

 

今度こそ、西寺跡を訪れるようと、
さっき入ってきた、東寺の西門から出ました。
ついでに、さっきの国宝の門を道路側から見てみることにしました。 
↓ 道路側からだと、こんなふう。 


ひぇぇぇ。
何の変哲もない普通の門にしか見えないんだけど…
でもしっかり、案内板には「国宝・蓮花門」って書いてある。
見る人が見れば、素晴らしさに平伏すような、素晴らしい門なんだろうなあ。
でも、俺にはわからん。 

 

 

国宝の門もみたし、西寺跡へ歩を進めようとしたら
何やら、人の行列が…。
並んでる人に、「美味いんですか?このお店」
と尋ねたら、「美味しいですよ~」と答えてくれたので
西寺跡も忘れて、俺も行列のひとりになりました。

牡丹餅ときな粉のまぶしてある牡丹餅を購入です。

 




さ、西寺跡へ。今度こそ。
ゴーゴーウェスト! 


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