畠迷惑なBlog

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落語を越えた落語会

2018年12月16日 22時02分08秒 | 日記
俺サマ、落語については年の功
今回の面白さは文章に長けている俺でも表現出来ないね。



立川寸志さん以外はテレビで売れているが、
会場は、JR中野駅から歩いて5分。
東京郊外で寄席をやるとなるとお客の数が・・・

たったの20名(もったいない)

もったいないのは、この寄席の展開が異色だったから20名ではもったいない。

♬~テンテケ・テンテケの出囃子で高座に上がるのでなく

学生服すがたで寸志さん桂竹千代さんが登場


しかも、最初の2分間は写真撮影してもよろしいと。

三遊亭わん丈さんが司会となり、三者の学歴・芸歴をいじり合う。

二つ目寸志さんに向かって「出版社辞めなければ今頃、重役だったろうにね」

こんな調子でバトル30分、でも今日の演目じゃない


立川寸志さんの『片棒』は普通に終わると
お中入りに入る。

ここでロビーに滋賀県の銘菓が置かれて自由に食べてくれと。

貪欲な俺サマ、只だからいただきました、いただきました。

こんなサービス聞いたこと無い。
これは、三遊亭わん丈さんが演る『近江八景』の伏線として

わん丈さんが東急ハンズから買って来たそうな。


この演目『近江八景』は滋賀県の地名を知らないと噺の内容が理解出来ない
八景の地名が全てが洒落になっているから

わん丈さん、この地名を文字にして、前もってレクチャーしようと考えた。

地名を紙に書いて見せるのは落語のルール違反になる(落語で使えるのは扇子と手拭だけ)。
そこでわん丈さんの父親がホームセンターから材料を買い集め
高さ1m50cmもの巨大な扇子を作り上げ、八景地名を書き並べた(撮影禁止
(これ、落語を越えた落語だね)

そして見事にオチの膳所(ぜぜ)まで持っていったのであります。


桂竹千代さんの落語は次回に書きます

畠迷惑Roger
コメント (4)
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