口笛吹いても独り

~チンパンジーの地平線~

選手評その2

2022年02月03日 | サッカー
DFの続き
エンリケ、加入時のブラジルでの動画を見て多分早い段階でフイットするだろうとは思ってけどここまでチームに貢献するとは
課題は幾つかある、そもそもスピード面で守備での対人でのアジリティの高い選手に対しての横の振り回す動きとか、攻撃での切り替えでもそのスピードに自信がないからどうしても全体での押し上げが鈍くなる
まあ当然のようにj1のチームに引き抜かれてしまったがまだ若くこれからの成長と活躍を祈る

ペレイラ、エンリケとは逆に加入時に流れてきたYou Tube動画でこれは時間がかかるだろうなと思った
足先から入る対人守備、そこで置いていかれると安易にスライディングをレイトに後ろから出す、攻撃でパスのを受けての場面ではトラップから蹴るまでのボールの持ち替えがスムーズに見えない
逆に良くここまで持ち直したなと思う、今の評価は悪くはないが取り立て「良い!!」という程でもない、若いのでj2で出場機会を得ながら成長を期待したい
エジミウソンみたいに使っていくうちに段々良くなるかもしれないし
もう少しスピードが合って可動エリアの広い守備が出来れば4バックの中央で目処がつく、
フィジカルはあるからそこで対人で1列前の選手からボールを奪えると早い攻守の切り替えの起点になれる
まあ鳥栖のエヴァンドロみたいになってくれたったらいいんだが
そもそもボランチとしての動きはどうなのかというのも興味はあるが今は守備が落ち着くまでは最終ラインの方が持ち味は出るのかもしれない

小出、白き狂犬、
サイドで出始めた時は「待て、何故お前が今ソコにいる!」という位置に攻撃で飛び込んでいる意外性のある狂乱の貴公子
逆に言えばその飛び込む位置は割と相手に厳しい位置で攻撃センスを感じさせる
守備では相手に前に入られて背負わされると不用意に後ろから足を出してしまう悪癖があったが、最近では自分の中で戦術的に整理ができ守備も不用意なプレーが減り安定した選手に成長した
ただ苦言を呈せば初期の魅力だった思い切りの良い意外性のある動きやポジショニングが減ってきたのは寂しいところ
意外性や、なにより苦しい時に一歩前に出れる選手としての魅力を忘れないで欲しい
足元の止める・蹴るの技術が落ち着けば、運動量や思い切ったポジショニングある程度フィジカルもあるので個人的にはチャンスがあればボランチでも見てみたい
逆に4枚後ろの今季SBでの起用になると前への推進力と方法という部分で試される
ここから成長のピークに入りそうなのでここ3年くらい勝負の気持ちで頑張って欲しい

上夷、本来今年のチームの守備面で主力であるべきだった選手の一人、ソレだけのポテンシャルはある
ホームの浦和戦で文句なしの活躍を見せて「なるほど!」と期待させたがソコから全く音沙汰がなくなる、この間に彼に怪我なのかメンタルの問題なのかその他の問題か複合的な問題か何があったのかは分からない
序盤でマーカーをずらした事もあった気がするが、それは多分どんなプレーヤーでも無くならないし減らしていくにしても試合に出ないと減らない
今年の守備が早い段階で安定するかどうかは彼の出来にかかっている、正直「俺にこのチームは合わない」と移籍する事もありえると思っていただけに残留は「よくぞ残った」と思うしその覚悟が報われることを祈る

で、シンガリでの坂で守備陣は終わりだがコノ坂の話は多分長くなるので一旦ここで切る

サッカーの話ばかり書いても仕方ないので次は多分他の日常の話

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