ワールドカップ予選でウズベクに0-1で負ける日本を見てた。
本田が居ない状態でマイクがボールを失わず時間を作れる役ができれば香川がトップ下でも輝けるかもと思ったが、マイクにそれは出来ない。
北京五輪の時には本田を非常に厳しく書いたが、あれから4年で彼も随分と成長したんだなと思う。
今日の試合の中でフィールドで戦う『当事者の視線』を持ち監督のソレだけでなく『個人として』の具体的な戦術イメージを持った選手がいれば、そしてボールを持ちながら(出来れば前進でき)ボールを失わない『軸』になる選手がいれば勝敗は変わっていた。
それが本田の良さだ。
昔のようなオレがオレがも無く、局面に応じて完全に自分が裏方に回ることも出来る。
香川は以前書いたように瞬間的なボールへの関わりがバツグンにいいのだが、それはボールが持て時間を作れる選手がいないと輝かない。
1とか2とか数字があればソレを2倍3倍で4とか6とかに増幅できることで彼も輝くタイプの選手なのだが、元がゼロだと彼も輝かない。
少なくとも今の香川は、触媒が無ければ魔法を使えない選手。
クラブでは4-2-3-1のトップ下をやってるらしいが誰かボールを持てる選手は居ないのだろうかという部分でずっとギモンがあったので今度見てみようと思う。
そして4-2-3-1で最もクオリティーを必要とされる攻撃的な3枚の真ん中に少なくとも現時点での香川は難しい。
このフォーメーションはこのポジションの選手の質がチームの質を決定すると個人的には思っている。
ついでに言えば五輪の4-2-3-1も同じ理由で良くない、多分五輪では通用しない。
前回の北京と同じような原因で負けて帰ってくるだろう。
『球際の強さ』で作られる『数秒の時間』
この局面は強く行かないと、ちょっとガマンしないとという「状況判断」とそれを可能にする「スピード」と「フィジカル」
これを作れずに得点を奪えずに、これを作られて失点する。
4-2-3-1のクオリティーは先に書いた「中盤の攻撃の3の真ん中」と「中盤の守備の2のどちらか」の選手のクオリティーが全てだ。
五輪代表は3の真ん中にフィジカルで負けない時間の作れる選手がいない、代わりのキープを期待できるCFもスペインの指宿以外は今から外国のトップリーグで戦っている他国の代表にフィジカルで対抗できそうな選手は見当たらない。
中盤後ろの2枚も相手の攻撃を遅れさせられる「時間を作れ」て「ゲームのここ1番」を察知できるゲーム勘のある選手が見当たらない。
そういう部分で期待が持てた「上背があり・物怖じしない強いメンタルを持ち・先天性の高い能力であるスピードも持っている」金崎が候補でウロウロしてる時点で救いが無い。
トラップ、シュート、と何が上達した?と見ていて思うし、故障の時期に上半身のフィジカルでもしっかり鍛えてたのかと思ったら相変わらず戦は細いまま。
是非とも問いたい「五輪は出ても出なくてもいいのか?」と、他の選手はどうこう言うことは余り無いが、彼に関してだけは五輪に出れなかった時点でそれは「育成に致命的な遅れが出る失敗」だと個人的には考えている。
向こうっ気が強いのもいいが、もっと死に物狂いでアピールして五輪に出て、海外に出るつもりでやらないと、と非常に気になっている。
まあ、五輪の話は次の五輪の試合で書こう。
個人的には次の予選最終試合に選考されるように金崎が猛烈なアピールをする事を祈っている。
それで選ばれたらまあ、続きを書く。
話を戻せば香川に関してはただボールをもらう位置ともらい方は上手かった。
それは決定的な場面だけでなく後ろからのビルドアップだったりの途中の組み立ての位置でも、ボールを貰う位置とボールの受け方は素晴らしいものがあった。
更に岡崎も非常に調子が良さそうだっただけに、この試合はトップ下ウンヌン書いたがそれでも正直「1点くらいは取れても良かった」試合だった思う。
そこは運なんだがコレがただの親善試合なら日本が1点、下手すれば2点取っていたとしても不思議では無い試合運びだった。
ただ、こういう公式戦で確実な勝利を呼び寄せるものこそ、先に書いたチームの目印になるような良い意味で「ボールを失わない」選手なんだが。
そして今のトリニータにもコレが無い。
チームの為にボールをキープ出来たり味方に前を向かせる為にボールを受けに来て潰れたり耐えれる選手や、スペースを作ったりリスクをかけて出来てしまったスペースを埋めてくれる汗をかく選手が居ない。
ゲームに責任感の無い小奇麗なだけのチームだ。
鮫島がポジショニングとか積極性とかで、ちょっと上手くなってるな、と思いつつ今日はここまで。
本田が居ない状態でマイクがボールを失わず時間を作れる役ができれば香川がトップ下でも輝けるかもと思ったが、マイクにそれは出来ない。
北京五輪の時には本田を非常に厳しく書いたが、あれから4年で彼も随分と成長したんだなと思う。
今日の試合の中でフィールドで戦う『当事者の視線』を持ち監督のソレだけでなく『個人として』の具体的な戦術イメージを持った選手がいれば、そしてボールを持ちながら(出来れば前進でき)ボールを失わない『軸』になる選手がいれば勝敗は変わっていた。
それが本田の良さだ。
昔のようなオレがオレがも無く、局面に応じて完全に自分が裏方に回ることも出来る。
香川は以前書いたように瞬間的なボールへの関わりがバツグンにいいのだが、それはボールが持て時間を作れる選手がいないと輝かない。
1とか2とか数字があればソレを2倍3倍で4とか6とかに増幅できることで彼も輝くタイプの選手なのだが、元がゼロだと彼も輝かない。
少なくとも今の香川は、触媒が無ければ魔法を使えない選手。
クラブでは4-2-3-1のトップ下をやってるらしいが誰かボールを持てる選手は居ないのだろうかという部分でずっとギモンがあったので今度見てみようと思う。
そして4-2-3-1で最もクオリティーを必要とされる攻撃的な3枚の真ん中に少なくとも現時点での香川は難しい。
このフォーメーションはこのポジションの選手の質がチームの質を決定すると個人的には思っている。
ついでに言えば五輪の4-2-3-1も同じ理由で良くない、多分五輪では通用しない。
前回の北京と同じような原因で負けて帰ってくるだろう。
『球際の強さ』で作られる『数秒の時間』
この局面は強く行かないと、ちょっとガマンしないとという「状況判断」とそれを可能にする「スピード」と「フィジカル」
これを作れずに得点を奪えずに、これを作られて失点する。
4-2-3-1のクオリティーは先に書いた「中盤の攻撃の3の真ん中」と「中盤の守備の2のどちらか」の選手のクオリティーが全てだ。
五輪代表は3の真ん中にフィジカルで負けない時間の作れる選手がいない、代わりのキープを期待できるCFもスペインの指宿以外は今から外国のトップリーグで戦っている他国の代表にフィジカルで対抗できそうな選手は見当たらない。
中盤後ろの2枚も相手の攻撃を遅れさせられる「時間を作れ」て「ゲームのここ1番」を察知できるゲーム勘のある選手が見当たらない。
そういう部分で期待が持てた「上背があり・物怖じしない強いメンタルを持ち・先天性の高い能力であるスピードも持っている」金崎が候補でウロウロしてる時点で救いが無い。
トラップ、シュート、と何が上達した?と見ていて思うし、故障の時期に上半身のフィジカルでもしっかり鍛えてたのかと思ったら相変わらず戦は細いまま。
是非とも問いたい「五輪は出ても出なくてもいいのか?」と、他の選手はどうこう言うことは余り無いが、彼に関してだけは五輪に出れなかった時点でそれは「育成に致命的な遅れが出る失敗」だと個人的には考えている。
向こうっ気が強いのもいいが、もっと死に物狂いでアピールして五輪に出て、海外に出るつもりでやらないと、と非常に気になっている。
まあ、五輪の話は次の五輪の試合で書こう。
個人的には次の予選最終試合に選考されるように金崎が猛烈なアピールをする事を祈っている。
それで選ばれたらまあ、続きを書く。
話を戻せば香川に関してはただボールをもらう位置ともらい方は上手かった。
それは決定的な場面だけでなく後ろからのビルドアップだったりの途中の組み立ての位置でも、ボールを貰う位置とボールの受け方は素晴らしいものがあった。
更に岡崎も非常に調子が良さそうだっただけに、この試合はトップ下ウンヌン書いたがそれでも正直「1点くらいは取れても良かった」試合だった思う。
そこは運なんだがコレがただの親善試合なら日本が1点、下手すれば2点取っていたとしても不思議では無い試合運びだった。
ただ、こういう公式戦で確実な勝利を呼び寄せるものこそ、先に書いたチームの目印になるような良い意味で「ボールを失わない」選手なんだが。
そして今のトリニータにもコレが無い。
チームの為にボールをキープ出来たり味方に前を向かせる為にボールを受けに来て潰れたり耐えれる選手や、スペースを作ったりリスクをかけて出来てしまったスペースを埋めてくれる汗をかく選手が居ない。
ゲームに責任感の無い小奇麗なだけのチームだ。
鮫島がポジショニングとか積極性とかで、ちょっと上手くなってるな、と思いつつ今日はここまで。