口笛吹いても独り

~チンパンジーの地平線~

指先の向こう側

2019年08月17日 | サッカー
寝る前に一応書いておこう
鹿島戦は1-0で敗北
失点シーンは仕方ない、あれは守備のシステム的な問題「崩された」ではない
あれを今の状態で無理に修正しようとしても全体が崩れるだけだ
難しい失点として決めた相馬を称賛すべきだ

本当に問題とすべきはロスタイム最後の4分前の中央付近の競り合いでイーブンボールを鹿島に抑えられたこと
あれが今の大分と鹿島の差の全てだ
あのボールを鹿島は奪いきって大分は奪い取れなかった
それこそが「強いチーム」と「良いチーム」の差であり、あそこで自分たちのボールにする事を譲らない、相手にボールを渡すことを許さないサッカーを続けてきてこれからも続けるのがジーコイズムであり小笠原イズムであり鹿島イズムなのだ

鹿島のサッカーは素晴らしかった
今の我々に最も足りない部分を見せつけられた
それは陳腐な精神論でもあるとしても、それを精神論で終わらせずプレーで表現する事の重要さを改めて思い知った
結果は1-0だったが今の我々が全力でジャンプして触れる高さの限界、その数センチ先に鹿島のサッカーはある
その差が1キロであろうが10メートルであろうが1センチだろうが
わずか1ミリであったとしても
距離は関係ないのだ、ただ事実として今の我々には触れない
その指先の向こう側に触るまでの距離の、その1ミリの何たる遠さよ
我々はまだ指さすばかりでまだ触る事はできない

今年のチームには満足している、イナフ、素晴らしいチームだと思う
残念ながらネットでだがリーグ戦は恐らくすべて見ている
残りの試合も見るだろう

その残り試合の中で1試合、見る者の胸を焼き焦がすような試合が見れたら幸せだ
そしてこうやって少しずつおろそかにしていたブログを再び少しずつ書き始め、サッカーの話を再開しはじめたという点でそれをしたくなるほど今のチームが良いチームだという点を改めて強調したい

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鹿島戦前半

2019年08月17日 | サッカー


鹿島はとにかく押し込んでからのDFとボランチの間、アタッキングサード以降でのバイタルエリアを狙ってきている
CFの落としや2列目からの走り込みに注意したい
更に言えば最終ラインとボランチの間が空く事も注意したいが何より「中盤が最終ラインに吸収され一枚になる」状態を瞬間的でもなるべく作らないように注意したい
入ってくる2列目に吸収されたボランチが飛び出しても届かない、或いは追いかけてくるべき選手が戻ってこないという事態が怖い

新加入の小林がオッサンの癖に予想を越えて割といい…
で、この前の神戸戦で仕事場に来た神戸サポさんと話をしてる時に「ああ見えて真面目過ぎる、プレーに良い意味で意外性というか破綻が無い」と言った前田も小林との相乗効果なのか今日は「今までよりは」能動的なプレーがチラホラ
ティティパンも彼の武器をチームの中で活かせていてかなり有効に使えている
そして後半はこのティティパンを「どのタイミング」で「誰に変えるか」が重要になる
小塚や自分がずっと期待している伊藤涼太郎に決定的な仕事を期待したい

じゃあ後半

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