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【京都幕間旅情】平野神社観桜,人工知能はさくら吹雪の夢を撮るか?2020年代に2030年代を未だ期待する

2024-04-17 07:00:54 | 写真
■さくら吹雪の夢を見るか
 京都をはじめ毎年同じような話題を同じような季節に紹介しているところではあるのですけれども。

 人工知能はさくら吹雪の夢を見るか?2020年代に2030年代を未だ期待する、こう銘打ち、AI人工知能の話題を平野神社の写真と共に紹介しましたのは昨年のこの季節でした、大急ぎで調べましたならば2023年4月16日とありますので、一年前でほぼほぼ。

 平野神社とAIの話題は、直接関係はないのですが要するに初詣の季節に平野神社を紹介していますので、その深い歴史というものは十数週間前に語りつくしている故の幕間の話題といえるものなのですが、平たい文章については確かにAIは頑張っているようにも。

 小説家とイラストレーターはAIが発達しても仕事を奪われない業種である、とCNNでしたかNHKでしたか、2010年代にAI人工知能の発達を背景に想定されていましたが、模倣、というAIの特性を考えますとこの二つこそ脅かされている、といえるでしょう。

 尖った文章である必要から、過去の自分の書いた文章すべてを記録させ、且つ過去自分の読んだ書籍や学習機会を入力させることで、本人の模倣を可能とするAIが開発できるのかもしれないが、現状AIが書いてくれるのはWikiのようなあたりさわりのないもの。

 ガイノイドのようなものにAIを搭載させて人間社会の一員として生活させることで、人間的な学習を積み重ねるまでは、単なる模倣でデスクに叱られるような文章しか書けないのが実情なのだろうなあ、と最先端の技術を見てさえも嘆息するのですが、ただし。

 写真は。時間のない中に将来的にこの北大路機関の一部をAIが補助してくれることを考えたのですが、AIは写真をどのように撮影してくれるのでしょうか。いやこの点こそ、たとえばCANONがAI搭載カメラを開発した事で少し期待したものなのですけれど。

 人工学習ということで、わたしはてっきりCANONのカメラ連動画像処理ソフトがカメラには同封されているので、これまでCANONユーザーが撮影した膨大な写真を、手動でも、学習させることで撮影のタイミングをカメラに教えるAIが搭載されるのだ、と。

 良い写真と失敗写真を、例えば祭事撮影、例えば行事写真、例えば鉄道写真、例えば報道写真、まあ一般的にはスナップ写真や学校行事に旅行写真など、これが100点最高の構図で、これは70点まあまあ構図、60点の及第点と15点の失敗写真、という感じ。

 CANON,しかし考えればAI開発の部署の規模は特段大きな規模ではありませんし、AI開発のスタートアップ企業を買収して傘下に置いたわけでもない、そして聞いてみると、AI搭載というものの学習させる能力がない使いにくい器材という苦情が聞こえた。

 UGV無人地上車両に搭載して行事の際などに助手一号助手二号、という感じで撮影者本人の居ない角度から過去その撮影者が撮影したような構図をズームと広角を使い分けて撮影し、そして周りの邪魔にならないような撮影、ということは技術的に可能なのか。

 カメラメーカーが本気になって、過去の本人が良い写真だ、と太鼓判を売った写真の構図を再現するような、AIを撮影者が教育できるカメラを開発して、その上でまともな性能のカメラ、AI補正ではなくミラーレスでもコンデジでもカメラを自律操作できれば。

 人工知能はさくら吹雪の夢を撮るか?2020年代に2030年代を未だ期待する、まあなんというか昨年の、人工知能はさくら吹雪の夢を見るか?2020年代に2030年代を未だ期待する、という文字をひねればこうした期待を今年新たに待ってみたくなったのです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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