見上げれば、綺麗なお月さま。
明るく輝く光は、冬のそれに近いかも、
時々雲に隠れる様が、まだ季節が秋の証拠。
今宵は、十三夜。
名月「後の月・十三夜」と火星(左上)。
— KAGAYA (@KAGAYA_11949) October 29, 2020
秋の雲が月にかかるたび、淡く色づいて流れてゆきました。
(さきほど撮影) pic.twitter.com/sBlY1lPZ7J
少し寒いけれど、「後の名月」のお月見。
お月さまのお供が、火星ならば、私のお供は、
三重県名張市 木屋正酒造合資会社
特別純米 而今
原材料名:米(国産) 米麹(国産米)
原料米:(使用割合):掛米 八反錦(80%) 麹米 山田錦(20%)
精米歩合:60%
アルコール分:16%
製造年月 2020.10
封を開けると、柔らかなお酒の香、少し甘さを含んでいる、立ち上る。
口の中で、その香りと甘さが広がってくる。
火入れのお酒、夏を健やかに越す為の一手間。
蔵の中で一夏を眠って過ごした事で、
味に、深みと柔らかさが、成熟している。
微かな酸味の刺激が、味覚を目覚めさせ、
味を楽しむことに、より貪欲になる。
日本酒は、お酒は、週末の深夜に一人で呑むものではないと、
つくづく思うこの頃。
秋の長夜を、おっさん一人で味わう無粋を、
補って余りある美味しさ。