おととい、勤労感謝の日、澄み切った青空を見上げながら、
本当なら、今時分、堂所かな、そして、新しく建立された祠の前、
あるいは、小屋のテラスで、富士山を眺めながら一服か、、
天気の良さに恨めしさを感じながら、静養中の三連休。
少し具合が良くなったかと思えば、また調子が悪くなる、
そんな繰り返し。
冷たい風に当たるのが悪いみたい。
ようやく、少し頂こうかと思って、一人夜会、
体を内側から温めるために、お芋さんをお湯で和ませることに、
宮崎県 日南市 京屋酒造 有限会社
かね京 紫
原材料名:甘藷・米麹(国産米)
アルコール分:25度
お芋さんの優しさが、疲れた体に優しいのは、
このお芋さんの甘さゆえなのか、
温かさにほっこりと、そして味にも、
ただでさえ劣った嗅覚が、風邪のせいか、
いつも以上に鈍っているのが恨めしい。
でも、まあ、もう一日、
まったりと、のんびり体を休ませることに、
山は、狛犬(狼)は、いつだって待っているから。
心残りは、新しい社殿の木の香りだけ。
代わりに、ヒノキのアロマを加湿器にセット。
お芋さんとアロマの力で、元気になりましょう。
二十四節気の「小雪」が昨日、
ようやく北の国から雪の知らせがありました。
そして、十五夜。
ほんの少しかけたお月さま。
正確には、今日に日中、月が全て満ちるのだそうです。
丁度、千年前、この満月の日に宴を催し、
「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」
と詠んだ人が菅原道長。
千年の隔たりがあるとはいえ、同じ月を見上げているのです、
もちろん、欠けた所ばかりの我が世ですけれど。
きっと、この子たちが、我が家の今年最後の薔薇、
晩秋の、明るい日差しの下、
純白のアイスバーグの花がその白さを輝かせています。
花芽に育ちそうなシュートも枝分かれしそうだけど、
もう11月も半ばすぎ、寒さが厳しくなるから、
育つ前に、冬のお休みの準備をしなければなりません。
バレンシアは、せっかく膨らんだ蕾も、
運悪く、台風の時期にぶつかって、、、
残った蕾も、家主が手を出しすぎて、蕾のまま、、
ちょっと災難な年になりました。
ゆっくり冬の間はお休みいただいて、
春には、美しい花を咲かせて欲しいものです。
ひと昔前なら、11月の第三木曜日、
ヴォジョレーヌーボーの解禁日だと、
大騒ぎだったけれど、
ワインの会社が、宣伝費を削ったのか、
ニュースでも見かけなくなった、
まあ、テレビのニュース自体を見ないことも
大騒ぎを知らない理由かもしれないれど、
そんな第三週の金曜日、
残っていた記憶ゆえではないけれど、
なんとなくお酒って気分でもなく、
選んだのは、
イタリア ピエモンテ州の赤ワイン
某新宿三丁目の百貨店のイタリアフェア、
五本セットの特価品の一本。
百貨店のソムリエが選ぶと、コスパが悪いけれど、
このシリーズは悪くない、
ガブ飲みできるテーブルワイン。
飲み過ぎにだけ気をつけなければいけないほど、
2015年がどんな年なのか、わからないけれど、
週末の一人夜会には丁度良いお酒。
確か、このワイナリーのスタンダード版を試飲させていただいて
購入を決めたはず、
今度は、そちらを試してみよう。
疲れ果てて、降りた東京駅
そこには、私にとっての関所があるのです、
広くない店内、多くの種類は置いていないのですが、
それ故に、ツボを抑えた品揃えが魅力。
辛口のお酒が呑みたくて、探していると、、
目当てのお酒はあるにはあったのですが、
お店の方に、伺って、勧められたのが、
宮城県仙台市 仙台伊澤家勝山酒造株式会社
特別純米 政戦宗勝
原材料名:米(仙台産)、米麹(仙台産米)
精米歩合:55%
アルコール分 15度
製造年月日:30.10
確か、辛口って、、、
その意味は、甘くないお酒って尋ねたのだけれど、
宮城のお酒だから、、辛口??って、不思議だったけれど、
やっぱり、望んでいたタイプのお酒じゃなかった、
甘口も、それも、ど真ん中、、果実の甘さ。
でも、どことなく、ジン風味を感じる、不思議なお酒。
甘いだけでなく、すごくドライで、
それでいて、酸味が少なくて、、
これは、、大当たり。
二泊の出張、
昔ならば、東京駅に着いてから飲みに行こうと思ったけれど、
今では、そんな元気もなく、お疲れの金曜日。
真っ直ぐ帰宅して、静養。
なんとも情けない体になってしまったもの、
でも、タモリ倶楽部を見終わると、
ちょっとだけ寝酒を頂きたくなり
手を伸ばしてしまったのが、
イタリアの赤ワイン。
手頃なテーブルワインをチビチビと
たった二泊の外食なのに、
食べた量がそのまま体重になった感じ。
増やすのは、簡単なのだけど、
減らすのは、、、
体が重く感じたのは、
疲れもあるけれど、これが理由なのかも、
でも、そんなに食べた訳ではないのに、、
不思議
祝日とは言え、普段の土曜日と変わらない、
好きな画家さんの絵を見に港町まで、
天気も良かったし、サッカーの試合もあったから
帰りの電車はラッシュ並みに満員。
迷路のような渋谷の乗り換えは、
慣れ親しんだ街とは様変わりで、
それだけで、疲れてしまう。
そんな夜には、同じ生活リズムで過ごすのが一番、
今夜もまた、昨日に続いて、
秋田県由利本荘市 天寿酒造株式会社
限定ひやおろし 鳥海山
原材料名 :米(国産)・米こうじ(国産米)
使用原料米:天寿酒米研究会 契約栽培秋田酒こまち
精米歩合 :55%
使用酵母:自社保存株
アルコール分:16度
ちょうど良い温度、
一晩置いて見たら、ちょっと酸味が出てきたけれど、
それは、温度の故なのか、保存状態がまずかったのか、
とは言え、ヒネタ味ではないから、一安心。
ちょっと遠出をして、疲れた体に染みてくる。
週末、金曜日と土曜日で、四合瓶を空ける、
次の日の体調とか、全てで調子が良い感じ。
デザート、あるいは別腹で少し違うお酒を頂くことも多いけど。
金曜日の晩、時間つぶしのつもりで出かけた美術展
少しの期待があったけれど、予想を大きく裏切られた、
最初に目に入った絵を見て、その画家のただならぬ技量に驚き、
決して時間つぶしなんて安易な気持ちではなく、
気を入れ直して、真摯に向かい合うことに、
結果、疲れ果てて、そのまま帰宅。
ふとテレビのスイッチを入れると、豚が空を飛んでいる。
結局、飛べない豚になっちまったと、、、、
幾十もの年月を経て、ただの豚になったことをシミジミ思う。
暇つぶしならば、、苦手ではなかったのに、
会社の机での時間つぶしだけは上手になった、
自分自身を恨みながら、、今宵も欠かさず、一人夜会
お供は、再び、秋田のお酒。
秋田県由利本荘市 天寿酒造株式会社
限定ひやおろし 鳥海山
原材料名 :米(国産)・米こうじ(国産米)
使用原料米:天寿酒米研究会 契約栽培秋田酒こまち
精米歩合 :55%
使用酵母:自社保存株
アルコール分:16度
もう少し冷たくてもよかったかも、
でも、先週同様、お酒の甘さ、旨味には丁度良いかも。
古風な味わいのお酒。
のど越しは軽いのだけれど、口の中に残った風味が
まさしく、日本酒を頂いている。
酸味を隠さない、最近流行りのお酒も良いけれど、
昔ながらのお酒も、美味しいのです。