世界で一番有名なクマ。
A.A.ミルンのプーさん。
そのオリジナルの原画展が、
先日まで渋谷のBUNKAMURAで
今は、大阪のアベノハルカスで開催されています。
初めて読んだ童話の一つがプーさん。
プーさんに自分を投影したのは、もちろん、
のんびり屋で、些細な事を悩んでいるロバがお気に入りでした。
そのロバの名前、イーヨー。それに、子ブタに、フクロウ、うさぎ、
それぞれの名前を思い出したのは、大きくなってから。
その時知ったのは、ティーガーの事。
アメリカの会社が余計なキャラクターを作ったと思ったのですが、
ミルンの童話にも、今回の原画展でも、E.H.シェパードの原画が、
そう、私が読んだのは、最初の数編、多分カンガとルーが登場する前まで、
ほんの触りしか読んでいない事を知ったのです。
改めて、手にして、
E.H.シェパードの絵、石井桃子さんの「やく」
年寄りの目にも優しい大きな活字を楽しんでいます。
初心に帰るのではなく、
童心に戻ってみようかなと思っているのです。
もうなにもしないでなんか、いられないから。
せめて、100エーカーの森で、
「なにもしないこと」をする気分になるために、
What I like doing best is nothing.