妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

いくつかの叶った夢、 数え切れないほどの忘れ去った夢、 平凡だけど、悪くはなかったと思う日々。 変わりのないことを嘆くのでなく、 変わらないことに安堵する、 でも、目を開ければ、小さな様々なことが変わっていく、 そんな小さな変化を言葉に綴り、 週末には酒を飲み、 日々、恥ずかしい妄想を、写真とともに、更新する。 そんなブログなのです。

今宵のお供は、47.1

2019年01月27日 | お酒

 

気に入った絵との関係は、恋をすることと同じかなと、

そんな事を思わずにはいられない今朝の目覚めでした。

好きな人だから、幸せになって欲しいと、

恋した絵だから、大切にしてくれる人の手元で輝いていて欲しいと、

きっと、そんな方に身請けされて幸せだろうと、

喜ばしい事なのだろうけど、それが自分で無かった寂しさ、

「欲しい」と思ったら、後先考えないで取りに行く事、

やはり、何かをしなかった後悔ほど辛い物はないのです。

それを癒してくれるのが、今宵のお供、

 

愛知県常滑市 澤田酒造株式会社

特別純米酒 若水

原材料名:米(愛知県産)、米こうじ(愛知県産米)

原料米:愛知県知多半島産 「若水」100%

精米歩合:60%

仕込水:知多湧水

アルコール度数:17〜18度

製造年月日:2019.1

 

昨夜よりも、少し冷たい温度、

それでも、香りは、昨日よりは濃く、

広がるお酒の香りが素晴らしい。

冷たい分だけ、甘みと旨みだけが広がり、

ラベルに記されている通りの味。

 

改めて口上を読み直してみると

18年冬のお酒を氷温で熟したお酒と、

瑞々しさが若い時とそのままの熟女さん

若々しさと、歳を重ねた美しさが共存する、

若い時を知らないけれど、

そんな魅力を持つお酒なのです。


今宵のお供は、47

2019年01月26日 | お酒

偶然出逢った一枚の絵、

初めて目にする画家さんの水彩画。

明るく、淡いパステル調の色彩。

花に焦がれた娘がが、草木と捕らわれ、「花の娘」になる。

そんな神話をモチーフにした作品とのこと、

画家さんの丁寧な説明に、頷き、

久しぶりに一目で惚れ、「欲しい。」って心が、体が揺れる。

あまりの興奮に、まずは、冷静になろうと、

一度その場を離れ、一晩気持ちを寝かせることに、

とはいえ、改札を通るまで、家でコートを脱ぐまで、

幾度もその場に戻ろうかと、逡巡したことか、

 

翌日出かけてみると、その絵が掛かっていた場所には違う絵が、

すでにお嫁入りしたとのこと、、

一瞬でも、出逢えたのだから、縁が無かった訳でなく、

ただ、薄かっただけ。

手元に残ったのは、一枚のカード。実物よりは、暗いトーン。

その分だけ、もう一度出逢えなかった寂しさを慰めてくれる。

今までとは違う画風の作家さん。

またいつかお縁があることを願って、

「花の娘」さんに乾杯。今宵のお供は、

 

愛知県常滑市 澤田酒造株式会社

特別純米酒 若水

原材料名:米(愛知県産)、米こうじ(愛知県産米)

原料米:愛知県知多半島産 「若水」100%

精米歩合:60%

仕込水:知多湧水

アルコール度数:17〜18度

製造年月日:2019.1

 

初めてお願いした頒布会で頂いたお酒。

教えを乞うている赤坂、鈴木三河屋さんとのコラボ商品。

こちらもまた、新しい出会い。

歳を取ると新しい事に挑戦する機会が少なくなるというけれど、

これもまた、お酒の世界を広げる為の一歩。

豊かな味わい、古典的なお酒らしい風味と味。

ベースは、今までに頂いたこの蔵元さんの味なのだけど、

少しだけ、違う気がする。


今宵のお供は、46.1

2019年01月19日 | お酒

北欧の画家の初期の作品。

初めて見る絵なのに、毎日眺めているような雰囲気を感じた、

そう、とある画家さんの絵に、モニターの横に並んでいる絵の作者。

色遣いとか、光の加減とか、

彼女のツイッターにその北欧の画家のことは、叫んでいないから、

直接に影響を受けたことはないかもしれないけれど、、

 

先週末のリターンマッチ、開催期間最後の金曜日の夜間延長、

90分待ちは無くても、まあそれなりの混雑は覚悟していたけれど、

それを差し引いても、出かけて良かったと、

教科書に載る「叫び」が代表作だけれど、

それが最良の作ではないと、思うのです。

例えば、吸血鬼、接吻、マドンナ、それに、、、

油彩画、エッチング、版画、

様々な手法を駆使し、見える物でなく、ムンク自身が見た物を描く。

間に合って良かったと、少し元気になって美術館を後にしました。

そんな素敵な気持ちが残っている深夜、

お供をしてくれるのは、

 

福岡県 大川市 若波酒造合名会社

若波 純米吟醸 生酒


 

原料米 : 米 (国産)、米麹 (国産米)

精米歩合 : 55%

アルコール分 :15%

製造年月 :18.12

 

少しの間、冬眠をお願いしたところ、

お酒も、私の体も休養十分。

素晴らしく美味しいお酒になって戻って来てくれました。

程よい甘さ、その甘さを引き立てる微かな酸味。

ふくよかなお酒の香りが口の中に広がり、

思わず頬に両手を当てて叫びたくなるよう。

私が叫ぶ代わりに、

封を開けるとき、威勢の良い音、

お休みいただいたとは言え、酵母君は元気にしていた証。

素敵な絵に出会って、その余韻を大好きなお酒の肴にする。

たまには、いい事、人生悪いことばかりでは無いようです。


今宵のお供は、46

2019年01月14日 | お酒

三連休の中日、

街は、予想以上に人に溢れていて、

上野は、もちろんのこと、原宿の美術館までも人で溢れていた。

人の頭越しの絵画鑑賞は諦めて、銀ブラへ、

観たかった写真展は比較的空いていて拍子抜け。

それでも、色の美しさ、鮮やかさにため息、

ようやく元気を取り戻して、一人夜会。

頂いているのは、

福岡県 大川市 若波酒造合名会社

若波 純米吟醸 生酒


 

原料米 : 米 (国産)、米麹 (国産米)

精米歩合 : 55%

アルコール分 :15%

製造年月 :18.12

 

封を開けた時の勢いの良さは、純米と同じ、

でも、香りと味がより上品になっている。

お米の研ぎ方が、一割違うだけで、これほどまで味が変わるのか

ちょっとびっくり。

隠し味の酸味も、早々と顔をのぞかせ、

変わらない「若波」スタンダード。

純米酒、純米吟醸、それぞれ生酒という新酒を味わって、

この先、この娘達がどんな成熟をしていくのか、楽しみ。


今宵のお供は、45.1

2019年01月13日 | お酒

積み残しはあるけれど、

年末、年始の忙しい時期も一段落、

そんな週末、金曜日の夜。

好きな人とお気に入りのお店で頂くお酒と料理。

少しばかり飲む過ぎてしまった。

 

それでも、老体に鞭打って、体を動かし、

サウナで汗を流して、

老廃物と、毒素をデトックス。

夜になれば、また一人夜会。

流石に、4合瓶を新しく開ける元気はなく、

幸いな事に、寝かせておいたお酒を頂く。

 

秋田県山本郡 山本合名会社

純米吟醸 潤黒 Pure Black

原材料名 : 米(秋田県産)・米麹(秋田県産米)

精米歩合:麹米 50%・掛米 55%

アルコール分 15度

製造年月:2018.12

 

一週間寝かせて、お酒の味が濃くなった感じ。

その変化は、お酒自体の変化なのか、

自分の体調なのか、

あらためて、新しいのに手を出さなくて正解だと

いつもより多めにチェイサーを飲みながら、

ゆっくりと時間をかけて頂く事にする。

 

猿にもできる反省は、

事お酒に限っては、それに限らないけど、

なかなか出来るものではないみたい。

とはいえ、酒量ならば、明らかに落ちている。

量よりも、味を楽しむ飲み方に変わりつつある。


今宵のお供は、45

2019年01月06日 | お酒

お正月のお休みの今夜が最後の夜

明日の夕方は、酷い「サザエさん症候群」に堕ちる人も多いかも、

私はといえば、三日から始動開始の身。

だから比較的軽い病で済みそう。

その病を軽くする為にも、四合瓶を二日に分けて頂くのが習わしだけど、

美味しいお酒には、勝てない。

気がつけば、残り一合と少し、

椅子の横には、からの便がラベルを剥がされるのを待っている。

ならば、、ドライな夜もとは全く思わないのが呑んべいの悪いところ、

自転車を漕いで、酒屋さんへ、

目に飛び込んできたのが、

 

秋田県山本郡 山本合名会社

純米吟醸 潤黒 Pure Black

原材料名 : 米(秋田県産)・米麹(秋田県産米)

精米歩合:麹米 50%・掛米 55%

アルコール分 15度

製造年月:2018.12

 

ふんわりと香るお酒の香り。

軽い甘さ、軽やかなのど越し。

口にして、久しぶりの連続で4合瓶を空にしてしまうのかと、

心配になるほどの美味しさ。

 

地元の噂では、このシリーズを造るのも今年が最後かもと、

それが本当ならば、間に合って良かった。

その噂は、噂だと、信じたいくらいに美味しい。

サラッとして、酸味を抑えて、甘いお酒。

スイスイと呑めてしまう。

悪女のようなお酒。

 

そういえば、何処かのポスターに

お酒の失敗ではなく、あなたの失敗と、

そうならないように、そろそろ隠しますか。


今宵のお供は、44

2019年01月05日 | お酒

今日が仕事始め、

でも、朝の電車はダイヤ通りの運行、

オフィス街の人影もまばら、

今日1日、リハビリにと出社する人も多くないみたい。

手段で動く人は、会社での初詣なのか、

私はといえば、昨日からお仕事、

まあ、職種柄、勤めている会社故に、

これが毎年の恒例。

最寄りの駅で降りる人も、

そこはかとなく同業者の香り、

ともあれ無事タスクは終了。

そして、新年最初の一人夜会、今宵のお供は、

 

埼玉県羽生市 南陽醸造株式会社

純米吟醸 花陽浴(はなあび) 生にごり酒

 

原材料名:米(国産) 米こうじ(国産米)

精米歩合:55%

アルコール度数:16度

製造年月:30.11

 

吹き出さないように、慎重に封を開ける。

トップノートは、甘い香り、

それが甘酸っぱい香りに代わる。

その香りのままの味わい。

甘酸っぱく、優しい味。

このお酒を頂きたくて、何回お店に通ったことか、

ようやく出会えたお酒、

それも、生にごり酒。

口の中でシュワシュアと弾ける音、

味蕾を刺激し、広がる香り、

喉を落ちていくと、残り香が広がる。

花の香りに包まれた感じ、

まさしく、花の光を浴びるお酒。


今宵のお供は、43

2019年01月02日 | お酒

元日、家族が集まっての夕食。

お屠蘇代わりにと用意したお酒。

ビールだの、シャンパン、ワインに手を出すようになったから

そろそろお酒もと思って選んだけれど、

親父が飲んで、酔っ払った悪夢のある酒は、

あるいは、お酒に興味がないのか、皆、手を伸ばさない。

ならば、親父の夜の楽しみにと、

その残りを頂く、新年の一人夜会。

お正月だから、ちょっと奮発したそれは、

 

山口県岩国市 旭酒造株式会社

獺祭 磨き三割九分 スパークリング

 

原材料名 米(国産) 米こうじ(国産米)

精米歩合:39%

アルコール度数 14度

製造年月:18.11 A

 

ここまで磨けば、美味しいのは当たり前とか、

信義、信条に反するから飲みたくないと、避けている酒だけれど、

その取り組みには、一目置いている。

いざこうして頂いてみると、その美味しさに脱帽。

夕餉の際は、あえてキリッと爽やかな上澄みを、

今は、濁りを慎重に攪拌して、その濃厚さを楽しむ。

 

年間を通して、安定した味と品質。

そして、ネームバリュー。

接待や祭事の日のお酒。

決して、酒好きには出してはいけないお酒、

供するならば、お煎餅が良いかも、まだ食べた事はないけれど。


明けまして

2019年01月01日 | 季節

元日の初詣、もう何十年も神田明神へ、

天気もよく、風もなく、並んでいると背中に陽が当たり暖かい。

穏やかなお正月。

 

今年もお付き合いのほど、よろしくお願いします。

どんな出会いがあるのか、

人も、絵も、出来事も、楽しみな年になりそう。