ぼたもちが、食卓に置かれる。
今日は、春分の日、お彼岸の中日。
花曇りと呼ぶには少し早いけれど、
お天道様の顔を見ることのなかった日。
雨が降らないのを幸に、あちらこちらと、お出かけ。
知られた桜並木の川沿いを通りすぎたけれど、
なるほど、小洒落た店も多く、人が集まる訳だと、
そこだけでなく、全体的に街に出る人が多かったような、
休日を、一日損した気分の土曜日。
ちょっと心地よい疲れと共に、頂くお酒は、
長野県飯山市 株式会社角口酒造店
北光政宗 純米吟醸 雪明かり
原材料名 米、米こうじ 長野県飯山産ひとごこち100%使用
精米歩合 59%
アルコール分 14度
製造年月 2101
蔵出年月 2103
昨夜覚えたチョコレートと共に頂く春の夜。
改めて瓶を持ち上げて、残りの量を見れば、
今朝の体調の理由も分かる。
二日酔いでは無いにせよ、多少はお酒が残っていたみたい。
ガタの来つつある身体だから、とても正直。
教科書通りの反応をしてくれる。
ゆえに、生酒の若いお酒の精の元気を頂いている。
追記
一晩寝かせたお酒は、
スパイシーな味が薄れ、さっぱりとしたものに、
その分だけ、微かに甘さを感じる。
一晩の熟成か、お酒の体温か、アテのチョコレートなのか。
こうして変化していくのが、
生酒の、初春の酒飲みの楽しみ。
春を感じる時。