ミーシャのひとりごと

数あるブログの中 訪問してくれてありがとう。
蒜山高原や大山などの風景写真を撮りながら
田舎暮らしを楽しんでいます。

石見銀山街並み地区 2

2010-10-08 10:24:21 | まち歩き
     

・・・・・街並み散策の続きです。

前回から続けて
大森代官所跡(石見銀山資料館)のあるAの地点から
Bの地点までの街並み地区約800mを散策しました。
一気に歩けば、徒歩で20分くらいの距離ですが
ブラブラとお店を探索しながらのお散歩です。

この街並み地区は石見銀山の政治経済の中心地だった所で
ここには、武家や商家、神社仏閣など様々な建物が
混在しているのが特徴だそうです。








橋を渡った正面上は観世音寺








お土産、雑貨店「鶴の石」




1800年初頭に建築された代官所役人の遺宅「旧河島家」
大森代官所に勤めた役人(武士)を地役人と云い
代々 大森に移住して
銀山経営や銀山領内の支配にあたったそうです。




上級武家の構えを今に伝えています。



   

古い家並みによくマッチした フウセンカズラ
 柔らかく涼しそうでいい感じですね。


                        


地味で質素で落ちついた街並みです






  













「石見あすみ館」
古民家再生電化PR施設だそうです。




この家並みの向かい側にある「カフェ・カリアーリ」で一休憩
アイスコーヒーを頂きました。
酸味や渋みのない さっぱりしたお味で氷までコーヒーというこだわり
渇いた喉にスーと入る美味しい味わいでした。



カフェ・カリアーリ社はイタリアのエミリア=ロマーニャ州モデナ県で
生まれたコーヒーロースターで、創業100年の歴史があるそうです。
有名なルチアーノ・パヴァロッティ、ダイアナ妃、ソフィア・ローレンなど
多くの人々に愛され続けているコーヒーだそうです。

日本では唯一のカリアーリ社のコーヒー販売元として営業されています。
空き家となっていた先祖代々伝わる家を活用しオーナーさんは若い方で
東京からこちらへ移り住んで来られたそうです。
この家は おばあちゃんが住んでおられた家だそうよ。
つい お話に夢中になって
肝心の写真を撮るのを忘れてしまいました。

折角なので ホームページを紹介します。
カフェ アリアーリ









ここ銀山に関係する炉の置物?


   

お土産、雑貨のお店 群言堂








ちょっとクラシックなガラス戸


この街並みの中で、それぞれに生活をされていますが
一時 遺産ブームの時には、家の中を覗き込まれたり
勝手に戸を開けられたり
ごった返す人波で大変だったそうですよ。

                
ゆっくり散策してB地点のバス乗降所までやって来ました。
ここから路線バスに乗って
元の石見銀山世界遺産センターへ戻ります。

実はねぇ、以前からあるアクセサリーのお店で
記念に、またブレスレットでもと思いましたが
さっさと夫と息子に 先に行かれてしまい ちょっとブーでした。






石見銀山世界遺産センター
世界史に刻まれた鉱山遺跡である石見銀山
その最盛期である17世紀(江戸時代初期)を体感出来ます。
                    



石見銀山は
1526年に九州博多の豪商神屋寿禎(かみやじゅてい)
によって発見されて以来、1923年の休山まで約400年に
わたって採掘されてきた 世界有数の鉱山遺跡です。
大航海時代、石見銀山は日本の銀鉱山としてヨーロッパ人に
最も知られた存在でした。
石見銀山に導入された最先端の鉱山技術は日本各地の鉱山に
伝わり、17世紀はじめには世界の産銀量の約3分の1が日本銀
で占められたと考えられています。

               


石見銀山で産出される銀は
高品位で信用が高く、海外にも多量に輸出され
アジア諸国とヨーロッパ諸国を交易で結ぶ原動力となっていたそうです。
当時の石見銀山が世界を動かす重要な役割を果たしました。
それは、今日、遺跡として当時のまま残されています。
2007年7月「石見銀山遺跡とその文化的景観」は
アジアでは初の鉱山遺跡として
ユネスコの世界遺産に登録されました。




館内の写真撮影は禁止されていますが
唯一許可の出ている場所
鉱脈に沿って掘り進んで行った跡です。

銀を採掘した坑道を間歩(まぶ)と呼び
大小様々600か所以上確認されているようです。
この石見銀山世界遺産センターでは、間歩の一部も再現されており
当時の石見銀山の様子を わかり易く解説されていました。

で、横着をして・・・と言うより
もう歩くのも疲れちゃって、以前と変わってはいないだろうと
実際の間歩も五百羅漢も省略しました。


           
長々と最後までご覧いただき 
ありがとうございました。


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