静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

三学期のスタート

2018年01月09日 14時39分36秒 | 学園紹介

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/

生徒も学園に戻り、いよいよ3学期。
まずは小型船舶操縦士講習がスタートです。
まず講義。そして船を使った実習があり、試験という流れです。

そして、先週から焼津漁協が開催する4,5級の海技士講習会も始まりました。
13人の漁業者が参加します。
すでに始まっている3級講習会に3人来ているので、全部で16人が学園に通うことになります。

生徒も漁師のみなさんも、全員が海技士合格して欲しいですね。
3月には講習生の漁師と一緒に生徒も学園で海技士試験を受験です。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
1月は見学会を行わない予定です。
ご希望の日を園長にご相談ください。
今月末には願書の受付が始まります。見学はお早めに!


 【小型船舶操縦士】
船の資格は大型船と小型船で違います。
19トンまでの船は小型船舶操縦士の資格が必要です。
とは言え、大型船舶で必要な海技士資格とはハードルが圧倒的に低いです。
3日ほどの講習会に参加すれば取得できます。
ただし1級取得できるのは18歳以上。ほかの人は2級です。
このため、学園ではなるべく遅い時期にこの講習を実施します。
そして、船乗りに「資格は何級?」と聞けば海技士のこと。
資格の重みが全然違います。

 園長のつぶやき
全国の成人式ではいろいろあったようですね。
今年の学園生の多くは未成年です。
でも4月には社会人デビューになります。
未成年でも、社会人としても責任は求められます。
....と、始業式で生徒に話しました。
大学に進学する人に比べれば、ほとんどの学園生が何年も早く仕事に就きます。
給料をもらえる分、大学生よりも責任も重く、苦労も多くなるのは間違いありません。
でも、それも自分が決めた道です。
大学で教えてくれない漁業における実学を学園では教えます。
いち早く社会に出て、その荒波を乗り越え、一人前の漁師に育っていきます。

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