静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

学園でかかる費用

2023年08月09日 12時00分00秒 | 学園紹介
8月9日 水曜日
漁業高等学園の入試には、10月に実施する高校卒業(来年3月見込みを含む)以上の学歴をお持ちの方を対象としたAO入試と、年明けに実施する一般入試があります。AO入試の受験を前提としている方は、オープンキャンパスにお越しの際に事前面接と作文試験を受けて頂くことが可能ですが、既にお申し込み頂いた方もいらっしゃいます。一方で、現時点では受験を迷われている方もいらっしゃるかと思います。そこで今回は学園在学中にかかる費用の話をしたいと思います。
漁業高等学園は静岡県が運営する漁業者を養成する学校です。寮の食事の材料費や、資格等を取得するために必要な実費、実習費等は個人負担となりますが、授業料や寄宿舎料に相当するものは頂いていません。では個人負担の金額はいくらかというと、ホームページで年間60万円ですと案内しております。その内訳は以下の通りです。

保険は実習等で怪我をしてしまったり、物を壊してしまったりした時のために加入して頂いていますが、既に個人で同様の保険に入っておられる場合には省くことが出来ます。
見学説明会で保護者の方から、途中で退学したら費用は帰ってこないのですか?と質問を受けることがあります。入学前から退学した場合を考えずに、そうならないよう頑張って頂きたいところですが、途中退学された場合、既に使用した分の返金は出来ませんが未使用分は返金いたします。
秋には1か月間の遠洋航海実習もありますが、それらの費用や食費*も含めての金額です。学園が私立の学校でしたらとてもこの金額ではすみません。
*注 月曜朝から金曜の昼食まで
また漁業高等学園は国(水産庁)の支援制度「次世代人材投資型事業」の対象校になっています。この制度は、学園のような漁業学校で学ぶ人に向け、就業準備金として最大で年間150万円の給付が受けられるものです。奨学金と違って、給付ですので返済する必要がありません。しかし、就業するための準備のための費用ですので、入学してから申請して給付を受けるまでに時間がかかり、学園の入学時には間に合いません。また卒業後、2年間は漁師をしないと返還しなくてはならないなど多くのルールがあります。興味のある方はお問い合せください。

オープンキャンパスの申し込み期間も残り5日(13日、日曜まで)となりました。参加申し込みはこちらから https://gyogaku.com/application/
昨日のブログでお知らせしました静岡まるごと移住・就職フェアのオンライン個別相談の予約は本日から開始となります。詳細はフェアのホームページ https://marugotoiju.pref.shizuoka.jp をご覧ください。オンライン個別相談の予約もこちらのホームページから行って頂くことになります。


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