函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

広島カープの強くなった訳

2016年10月04日 05時45分59秒 | スポーツ
広島カープが25年ぶりの優勝を果たしたが・・・。
それまでには、長い苦労と低迷期があったと言われる
広島は12球団で唯一、親会社を持たない独立採算のチームとか。

そんな中、フリーエージェント(FA)制度は、1993年オフに導入された。
これは、一定の出場選手登録期間を満たした選手が・・・。
各球団と自由に交渉する権利を得る制度。

更にその後、ドラフトで有望な大学・社会人選手は、入団したい球団を選ぶ逆指名制度まで登場。
広島カープも例外ではなく、主力選手が相次いでチームを去った。
その一方で、広島カープのFA選手獲得はゼロだったそうな。

また、契約金や年俸以外に多額の金銭が動く逆指名ドラフトでは・・・。
その年に注目される選手獲得が難しい状況が続いたようだ。
広島カープにとっては、潤沢な資金や人気球団が有利な制度は・・・。
強烈な逆風となったというのは頷ける。

だからドラフトでは、磨けば光る素材の発掘を基本に戦略を立てた。
その結果、2006年の高校生ドラフトでは田中将大が注目される中・・・。
田中と同じレベルの評価をして前田健太を一本釣りで1位指名。

その後、前田の活躍は目を見張るものがあり、現在、大リーグで活躍中。
また入団後は、豊富な練習量で鍛え上げるシステム。
発掘、育成を柱とした地道なチームづくりを続けて来た広島カープ。

このチームが強くなった理由が、ようやく分かりかけて来た・・・。
また最近、多額の資金で獲得した選手たちに・・・。
戦力外通告をする球団が目立つ今日この頃。

悲喜こもごもの秋のドラマという景色である・・・。

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