Haa - tschi  本家 『週べ』 同様 毎週水曜日 更新

納戸の奥に眠っている箱を久しぶりに出してみると…
買い集めていた45年前の週刊ベースボールを読み返しています

#45 空白の一日

2009年07月10日 | 1978 年 
プロ野球ドラフト史で最大の事件が起こりました。この頃から翌年キャンプ前の小林繁投手との
交換トレードまで、ウンザリする程の報道が続きます。毎号 江川関連の記事が掲載される様に
なりますが正直、無理やり江川と結び付けたネタ切れの号もあり、「何でも有り」の飛ばし記事も
これから次々と出てきますので、ここでは事実を時系列にあげておきます。


11月20日
  PM 5:02 ドラフト2日前に江川がロスから帰国  報道陣の質問には「わかりません」「お答えできません」
     5:10 西武が江川獲得断念を正式表明  宮内球団社長は「やるべき事は全てやった。江川君は決して西武に
        悪い印象は持っていない。西武に来られない相当根深い"何か"が本人の周りにあるようだ」と意味深発言
     7:50 東京・南青山の船田邸に江川と父親が入る
11月21日
  AM 0:00 西武の交渉権が消滅
     0:40 紀尾井町のホテル・ニューオータニで長谷川巨人球団代表と船田代議士の蓮実秘書が会談
        その後 山本・巨人軍顧問弁護士が加わり最終確認終了
     8:50 船田自民党副総裁、正力オーナー、山本弁護士 同席のもと江川が統一契約書にサイン
     9:30 野球協約第133条、第141条により「巨人軍は江川投手と契約いたしました」と記者会見で発表
     10:00 銀座のセ・リーグ事務局に巨人が統一契約書を持参  鈴木会長は不在で事務局員が「一応、お預かりします」
  PM 0:10 プロ野球実行委員会で長谷川代表が事情説明 中座した阪急・渓間代表は「巨人は血迷ってる」
        日ハム・三原球団社長は「だから政治家の介入はダメだと言ったんだ」 セ・リーグ関係者は出て来なかった
     4:00 正午から延々続いていた実行委員会が、さらに3時間延長すると発表 
     5:30 パ・リーグ事務局長が「1対11 で巨人の主張は却下された。江川は明日のドラフト対象選手」と発表 
     6:30 セパ両会長、コミッショナー事務局長、長谷川代表が共同記者会見  「巨人と江川投手との契約は協約の解釈を
         曲げてなされたものです」 「そうではない、条文に忠実に正しく従っている。解釈は間違っていない」と平行線
     8:20 巨人球団事務所で会見「連盟会長の申請却下の裁定を不服とし明日のドラフト会議を重大な決意をもって欠席する」
         重大な決意とは?との問いに 「リーグ脱退である」 「この裁定に対し江川君の地位保全の仮処分の申請をします。
         相手はコミッショナー・連盟会長・明日のドラフトで江川君を指名した球団、原告は江川君と巨人軍の両方」  
     10:30 蓮実秘書が帰宅 「江川君は巨人軍と契約したのです。登録が却下されたといっても、もう私どもの手を離れた。
         これからはプロ野球機構内部で処理する事案であり、私どもが関知する事ではありません」


長い11月21日はこうして終わりました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« #44 深夜のトレード劇 | トップ | #46 名投手列伝 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

1978 年 」カテゴリの最新記事