悲しい・・・

パリのホームで「アトンシオン！ナントカカントカキャホントトワナンカトカントカトラントドゥナントカカントカ」

あ、私のいるホームの事をなんか言ってるなぁ・・・しか解らなかったんです～。

数か月もフランスで勉強していて、ここまでヒアリングが出来ないとは、
情けなくなってきました。。。悲しい。。。


後、１５分遅れてるくらいしかヒアリングが出来なくて、スーツケースを持って
移動する人波にシズシズと着いて行くしかない自分がミジメでした～！！

結局、４３番ホームに来る電車が３２番に移動したそうで、重いスーツケースを
持って移動するにも、ウソやろ！？

エスカレーター壊れてますわ。

しかも、エレベーターも壊れてますわ。

そうこうするうちにわざわざ移動したのも水の泡。電車は無碍にも私を置き去りにして、
行ってしまいました。。。

そして、またもやアナウンスが。

結局、また重いスーツケースを持って、４３番にまたもや移動。

上りも階段。

いい加減にせえよ！と心の中で悪態をつき、ウンショと運んでいたら、
黒人のお兄さんが「お手伝いしましょう。」と言って、
ヒョイと私のスーツケースを担いで上まで持って行ってくれたのです。

思わず手を握りたくなってしまいました。

「メルシ～！！」とお礼を言ったら、「ジュブザンプリ（どういたしまして）。」って。


キャ～ッ！！カッコイイ！！

生まれて初めて黒人のお兄さんとお友達になりたいと思いました。


さりげないカッコ良さってこういう事なんですねぇ～。。。


ギスギスしたパリで心温まる思い出になりました。。。