向田邦子のエッセイで「麗子の足」と題したものがある。
岸田劉生展で「麗子住吉詣之立像」を見たとき、「素足で立つ幼い麗子の足の、親指と人さし指の間が離れているのに気がついた。下駄をはいて育ったまぎれもない日本人の足なのである。」と書かれている。
上の写真は麗子住吉詣之立像の切手であるが、確かに足の親指と人さし指の間が空いている。
これを見て、ずいぶん細かい所まで描くものだと感心すると共に、そういえば下駄をはくことが無くなったなあと思った。
今は下駄を履いて歩く人は、ほとんど見かけなくなった。孫たちはおそらく下駄を履いたことなど無いであろう。
考えてみれば、高校時代の冬以外は下駄で通学していた。歯もすり減り、下駄が縦に割れてしまったこともあった。
新潟に来たときにも下駄をはいて古町を歩いていた。成人式にも学生服に下駄だったように思う。
その頃は、おそらく麗子のように足の親指と人さし指の間は離れていたに違いない。
さすが社会人になってからは、下駄を履くことは無くなったが、雲水時代に使用した下駄は今でも持っている。
新潟では毎年「にいがた総おどり祭」が開催されるが、そこで下駄を履いて踊る行列が出る。
これは、なかなか迫力があり見ごたえがある。下駄で結構激しく動くので、履きなれないと足を挫きそうである。
下駄総踊り行列 📍にいがた総おどり祭 (古町6番町) 2022-09-17T18:36
(YouTube共有)
「若い日の思い出多い割れた下駄」
「カンカンと音させ跳ねる下駄踊り」
ところで、gosen-sugi-junさん、毎日、川柳・・、頑張っておられますね。
私も2年程前、あるブログフォロワーさんからすすめられて投句するようになった、NHKラジオ関西発ラジオ深夜便「ぼやき川柳」(毎週金曜日、月3回放送、投句1人2句まで、誰でも自由に、NHKラジオ、ホームページから締切日までに投句出来る)ですが、どうでしょう?、1度覗いて見ては。
私等、ほとんど、毎回ボツですが、脳トレ、川柳の練習・・だと決め込んで投句しております。
https://www.nhk.or.jp/osaka-blog/shinyabin/boyaki-senryu/
コメントを有難うございます。
私の川柳はブログを書き終わってから考えるので、あまり練っていないため自分でも下手な川柳と思いつつ書き添えています。
何処かに投句すればとも思い、考えたこともありましたが、まだ実行していませんでした。
ラジオ深夜便の雑誌は毎月購入していますので、「ぼやき川柳」は何時も見て感心していました。
一度、投句してみようと思います。
アドバイスを有難うございました。
素晴らしい・・毎年この時期に開催されるのですか?
2月4日から「札幌雪祭り」が3年ぶりに開催
されます。 楽しみです。
下駄総踊りは毎年9月に開催されます。
確かに素晴らしいですね。
札幌雪祭りは10年前に見たことがありますが、吹雪で大変でした。
もう一度見てみたいと思いますが実現するか分かりません。
雪祭りでなくても、早く北海道へ行きたいと願っています。