永年サラリーマン生活を送ったことから、60歳から年金を頂いている。
「頂いている」のではなく、長年強制的に天引きされてきた年金積み立てを返金して
頂いていると考えていますが・・・・・。
定年後、少しでも世の中に役立つ仕事をしたいと考えて会社を設立しました。
私にとって全く経験のない分野ですが、素晴らしい技術を持っている町工場が多くあり、
素晴らしい技術を持っているものの、市場に展開できない中小企業のお手伝いをさせて
頂きました。
お陰様で、大きな赤字も出さず67歳まで忙しく働きましたが、地域の自治会役員を
引き受けた関係で、猛烈に忙しくなり会社を清算し現在に至っています。
こんな私も、30年以上前に少しお金が入ったので、配当利率の良い4~5社の株式を
所有することになりました。
そのうちの1社は、残念ながら紙屑となりショックを受けましたが、株式とは所詮
こんなものと理解させられました。
その後も、所有する株は売却せずに所有していますが、年金生活に入り、子供達に5人
の孫が生まれ、誕生日や入学する度に結構な出費を強いられるようになり、年金は
日々の生活費に当て、たまに行く温泉巡り旅や不意な出費には長年所有してきた少し
ばかりの株の配当で何とか賄っています。
世の中は昔と違って、日本の会社の株式の50%以上が外国資本に握られ、会社の
存続より、従業員の生活より、株主主義が横行して、積立金を吐き出しても配当に
回さなければならなくなりました。
その結果、私が持っている少額の株式も配当率が高くなり、私の生活を少し潤わせて
くれています。
何か、割り切れない気持ちはありますが、有難いと思っている今日この頃です。