2月末から、空き缶を利用したスターリングエンジンの製作を行っている。
4号機でやっと自力回転を持続させることが出来たが、
何が原因で自力回転が持続したのか、今一つ理解出来ていない。
そこで、4号機を基本に、5号機を製作した。
空き缶を5個使用し、購入した材料は、アルミパイプ2種類、アルミ線、
接着剤2種類、それにゴム風船で、費用は1000円以下だった。
1.メインピストンの形状を3種類準備した
2.メインピストンストロークを変更可能とした
3.フライホイール・ウエイトを簡単に変更できるようにした
4.サブタンクのゴム風船の取り付けを簡単にし、ポンピング容量を可変とした
5.メインピストンの動きと、サブタンクのポンピングタイミングを可変とした
5号機は、最小火力のガスコンロの上で当然自力回転が持続し、セッティングに
よっては結構スムースに回転することが確認出来た。
ただ、空き缶の底面温度が120℃を超えていると思われる。
今後、いくつかのパラメータを変化させることで、スターリングエンジンの
自力回転への影響を調査し、80℃ぐらいの熱量でも自力回転が持続する
スターリングエンジンを目指したい。