美容と健康に悩む人たちと共に歩む

医療用コルセット

みなさんこんにちは。

 

4年前、私は突然腰痛に見舞われ、整形外科でレントゲン、MRI等の検査を受け、投薬とリハビリを受けました。

診断は「腰椎椎間板ヘルニア」で、腰に医療用のコルセットをつけて生活することになりました。その期間は6か月ほど。

その後に健診で腹囲を計測してみると、86cmあった腹囲が82cmと、4cmも減っていました。この間にダイエットはしていません。

ネットで調べてみると、確かに医療用コルセットダイエット、たるものもありました。

しかし、なぜ腹囲が減るのか、その原因を考えてみると、やはり腹筋・背筋が痩せることによる腹囲の減少であろう、と気づきました。となると、ダイエットとしてはあまり良い方法ではないですね。

現在は腰痛は改善されてコルセットはしていませんが、腹囲は82cmをキープしています。

不思議なことが起きているな、と自分でも驚いています。

 

では。

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DPMD

みなさんこんにちは。

「DPMD」と言われても、最近は略語が多いし、何のことなのか分かりませんよね。

DPMD(Defecation Posture Modification Device)は、排便時の補助ツールとして排便時の姿勢を変えるもので、今欧米で見直されています。

簡単に言うと、DPMDは洋式トイレの便座に座り、足台に足を乗せることで、スクワットポジションになるよう設計されています。やや足の位置が高くなり、しゃがんだような姿勢になります。このポジションで恥骨直腸筋が緩み直腸肛門角が鈍角化することで排便しやすくなるということです。

日本では今少なくなっていると思いますが、和式トイレの良さを見直す知見とも感じます。

このDPMDで残便感のない完全な排便感が増加し、排便時のいきみも減少するようです。

排便困難な時は、洋式トイレに足台を置いてみてはいかがでしょうか?

では。

 

 

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カルシウム

みなさんこんにちは。

日本人の食生活において、しばしばみられるのがカルシウム不足です。厚生労働省による1日のカルシウム摂取量は、

30~40歳:650mg

50~69歳:700mg

70歳以上:750mg

と、若年者に比べて高齢者は高めに設定されています。

実際の日本人の平均カルシウム摂取量は500~600mgで、目標値には達していない方々が多いのが現実です。

許容上限は2300mg/日で、これを超えると不整脈や結石の原因となりますので注意しましょう。

 

加えて、カルシウムの吸収を助ける食品を見てみましょう。

人間にとってカルシウムは食事から供給され、胃酸存在下でカルシウムイオンとなり、小腸粘膜で吸収されます。

pH(ペーハー)2.0~3.5の食酢は、カルシウムの吸収を助けますが、そのまま飲んでしまうと歯のエナメル質を溶かしてしまいます。食酢を摂取した場合はうがいなどを行うか、なるべく食事でとるようにしましょう。ちなみに黒酢はpH3.5~4.0なのでエナメル質に影響はなく、飲用しても問題ありません。

また、柑橘類に含まれるクエン酸なども有効です。

カルシウムの吸収を助ける食品として酢が有効、というのは初めて聞いた方もいるのではないでしょうか。参考にしていただければ幸いです。

 

では。

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ヘルスリテラシー

みなさんこんにちは。

「〇〇〇リテラシー」という言葉がよく聞かれますが、「ヘルスリテラシー」というものもあります。

「ヘルスリテラシー」とは、健康面での適切な意思決定に必要な基本的健康情報やサービスを調べ、得、理解し、効果的に利用する個人的能力の程度を意味します。

近年、東京都の総合健康保険組合で得られた1万260例のデータを調べると、三大生活習慣病の未治療率は、糖尿病50%、高血圧70%、脂質異常症で97%といずれも高い割合を記録したそうです。その原因は、「仕事が忙しい」「健診に関心が低い」「自覚症状がない」「病院の怖さの無理解」などです。

この三大生活習慣病の合併症として肥満が挙げられます。体重減少によってこの三大生活習慣病の軽減が期待されます。

2010年、アメリカではヘルスリテラシー向上のため、2つの原則が発表されました。

1.すべての人が情報を得た意思決定ができるための健康情報を得る権利を持つ

2.保健医療サービスは、わかりやすく、健康・長寿・QOLのためになる方法を提供しなければならない

我々は、このヘルスリテラシーの向上のために、わかりやすく・時間をゆっくりかけて・難しい医学用語を使わずに・現在の体の状態を伝え、患者にダイエット治療の意味を理解していただき、治療へと前進させていただきたいと考えております。

 

では。

 

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