美容と健康に悩む人たちと共に歩む

コロナ重症化リスクと肥満

みなさんこんにちは。

以前もコロナ重症化のリスクとして肥満について書き込みしましたが、最近、コロナ治療に携わっている医師と話す機会がありました。

ICUでエクモ治療を受けている患者の半数以上は肥満体型ということでした。

先日TBSのニュースでも、報道中に「65歳以上」「男性」「BMI30以上の肥満」「2型糖尿病」の4つの原因が重症化リスクを高めているとありました。

この4つの要因のリスクとして、

  • 1つ該当で重症化リスクは約3倍
  • 2つ該当で重症化リスクは約15倍
  • 3つ該当で重症化リスクは約38倍
  • 4つ該当で重症化リスクは約56倍

となるそうです。

このリスクに該当している方は、ワクチン接種特別枠の対象として、早急にワクチン接種を進めている自治体もあります。

現在、日本でのワクチン接種率は約50%と言われています。

早急にワクチン接種率の増加、3回目のワクチン接種の有無決定、治療薬の完成が望まれます。

さらに、コロナ治療に至らない段階での「コロナ太り」を含めた肥満治療が必要であると考えています。

当院ではオンライン診療も行なっています。健康面においても体型が気になっている方はぜひご相談ください。

では。

 

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カエル足ストレッチ

みなさんこんにちは。

今日は、YouTube等で流行している「カエル足ストレッチ」を私自身やってみました。

脚痩せや、ダイエットに良いとされているようです。

「仰向け」と「うつ伏せ」のバージョンがあるようで、

仰向けカエル足ストレッチは、内転筋(内もも)の筋力引き締めと、ヒップアップに効果があるようです。

一方で、うつ伏せカエル足ストレッチは、股関節が前方に伸びて、筋力強化どころか靭帯が伸ばされてしまうので、股関節の痛みや炎症を起こす原因となりそうで、やめた方が良いと実感しました。

ストレッチも、流行に飛びついて体を痛めたりしないよう、気をつけてくださいね。

 

では。

 

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短鎖脂肪酸

みなさんこんにちは。

今回は「短鎖脂肪酸」についての投稿です。いきなり栄養学の話ですが、みなさんはこの言葉をご存知でしたか?

短鎖脂肪酸は、ヒトの大腸内で腸内細菌によって作られる有機酸の一種で、我々の健康やダイエットにおいて大切なものです。

主な働きは、

  1. 悪玉菌を抑える殺菌・静菌作用
  2. ウイルスや最近から体を守るバリア機能
  3. 食欲を抑制

などの効果があります。

特に3はダイエットにも重要です。

短鎖脂肪酸は、腸からGLP-1などの様々なホルモンの分泌を促進させ、胃腸の動きをゆるやかにし、満腹感が得られやすくなり、食事量が減り、肥満を抑制させることに繋がります。

短鎖脂肪酸を作る腸内環境の一つ、フィーカリバクテリウム・プラウスニッツィの割合を調べたところ、痩せている人の平均が5.9%なのに対して、肥満の人では3.9%という結果となっています。

肥満の人でも、この腸内細菌に短鎖脂肪酸を多く作らせるためには食事の改善が効果的で、食物繊維=根菜・豆・きのこ類などを摂取することが勧められています。

 

肥満治療で使用されている食欲抑制のGLP-1製剤に代わって、体内でGLP-1を分泌させるためには、短鎖脂肪酸を腸内で多く作ることが有効ということになりますね。

では。

 

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ポートフォリオダイエット

みなさんこんにちは。

みなさんは「ポートフォリオダイエット」をご存知でしょうか?

ポートフォリオダイエットは、トロント大学のドクターが考案した、コレステロール値を下げる食事方法です。

定期的な運動とベジタリアンな植物中心の食事に、次の4アイテムを加えた食事です。

摂取カロリーは2,000kcal/日(日本人にとっては少し多いように感じます)

  1. ピーナッツを含むナッツを42g
  2. 大豆などの植物性タンパク質を50g
  3. オオムギなどの食物繊維を20g
  4. 植物ステロールを2g

効果としては、脂質異常症、特に高LDL血症の改善と、心血管系疾患の改善についてエビデンスがあるようです。

 

体重減少だけでなく、このダイエットはある種の疾患の治療として効果的ではありますが、疾患をお持ちでない方は、運動とバランスのとれた食事によるダイエットがベストです。

ダイエット法として様々な情報がありますが、ご自身の体質や体調、生活習慣に合った方法を見つけ、継続することが大切です。

では。

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