A Challenge To Fate

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【レコードプレイヤー再利用術】その3:ハッパとターンテーブルの愛の二重唱

2014年06月27日 00時15分15秒 | 音楽ちょっといい話


作曲家兼音響デザイナーのディエゴ・ストッコ(Diego Stocco)の「葉っぱとターンテーブルのデュエット」は、ターンテーブルと何枚かの草木の葉を使って作った音楽作品。



1976年イタリア生まれのディエゴは、「チェルノブイリの日記」「シャーロック·ホームズ」「テイカーズ」「インモータルズ - 神々の戦い」「アサシンクリードブラザーフッド」など多くの映画やビデオゲームやテレビの音楽制作に携わり、数々の音楽賞を受賞している作曲家・演奏家である。一方で様々な実験的方法で音楽を創造するサウンドクリエイターとしても世界的に知られ、彼のパフォーマンスビデオは、NHKの「おはよう日本」で紹介されたこともある。



この作品についてディエゴは語る。
「自然の要素を音楽に取り入れる僕の試みの最新版がこの『葉っぱとターンテーブルのデュエット』なんだ。
 最近、音響実験用にレコードプレイヤーを買ったんだけど、僕が望んだ目的には使えなかった。そこで、僕はターンテーブル上に等間隔の溝があることに気づき、別のアイディアを得た。
 1時間かけて、木の葉をターンテーブルに擦りつけることにより、短い音楽フレーズを録音した(葉っぱの種類、角度、圧力、折畳み方で音が変わる)。それから別々のトラックをひとつに編集した。ベースやドラムのキックとスネアを含むすべての要素が、エフェクト処理した葉っぱの音で出来ているんだ。」



ディエゴのユニークな音楽作品に数々は公式サイトで視聴することが出来る。木など自然物をベースにした音楽プロジェクトには、他に「樹木の音楽」「盆栽の音楽」「自然の音楽」などがある。

▼Music from a Bonsai



ディエゴ・ストッコ公式サイト

まだまだ行けるぜ
ナゾがナゾを呼び
まわる緑のハッパ

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