A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

灰野敬二×石橋英子@下北沢 Lady Jane 2010.5.30 (sun)

2010年06月01日 00時44分31秒 | 灰野敬二さんのこと
"麦秋至るー凶器鈍器の様々を、その引き出しに秘めている二人の企みは、どんな皐月風を吹かそうというのだろうか?!"(Lady Jane フライヤーより)

灰野さんと石橋英子嬢はベースにナスノミツル氏を加えたトリオで何度か共演してきた。石橋嬢はドラムだった。
石橋嬢がピアノを演奏しての二人だけの共演は初めて。石橋嬢はボーカルも良いし、どんなデュオになるか楽しみだった。

第一部はピアノとハーモニカでスタート。石橋嬢は小物の鳴り物も演奏。灰野さんは大小のハーモニカとフルート。その間交互にボーカルを聴かせる。灰野さんがギターを手にしてからは音数の少ないミニマルなインプロ大会。緊張感溢れる演奏。

そのテンションは第二部も続く。ギターにディストーションを掛けて激しいバトル。ピアノもフリー・ジャズ風に弾きまくる。観客はそのハードさに圧倒されるまま。最後に灰野さんが「平城山(ならやま)」を朗々と歌う。灰野さんの最近のお気に入りの曲だそうだ。石橋嬢は歌うのをすっかり忘れていたとのこと。

石橋嬢はLady Janeでは中原昌也氏との共演に続く演奏だが、中原氏との共演がユーモア溢れるもの(カラオケ大会だもんね)だったのに比べると、180度違うシリアスなインプロヴィゼーションを観せてくれた。灰野さんの強烈な個性の前で一歩も引かず自分のスタイルを貫いたところは流石。

しなやかに
石橋英子嬢は
引っ張りだこ

灰野さんは6月いっぱいヨーロッパ・ツアー。

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