A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

灰野敬二×七尾旅人 他@下北沢THREE 2010.7.1(thu)

2010年07月03日 00時39分48秒 | 灰野敬二さんのこと
灰野さんの一ヶ月ぶりのライヴ。シンガー・ソングライターの七尾旅人氏との初共演だ。
私は七尾氏の歌は聴いたことがなかったが、最近アンダーグラウンド系のミュージシャンとの対バンが多いので気になっていた。

この日のイベントはFRATENN presents 「3びきのペンギン」というもので、出演は、 ドラびでお + 伊東篤宏 / 井上経康 / FRATENN / 灰野敬二 + 七尾旅人 の4組(出演順)。会場の下北沢THREEは初めてだったが、小さいながらも音響のいいライヴハウスだった。灰野さんのライヴなので会場内は禁煙。それが嬉しい。

ドラびでお + 伊東篤宏は後半しか観られなかったが、伊藤氏が小型のOptrumを使っていたのが面白かった。ドラびでおはドラミングよりも映写されるビデオが印象的。
続く井上経康氏は打ち込みのバッキングに合わせてエレキギターのインストを聴かせる。ドラムンベース+プログレ・ギターという感じ。
FRATENNはg,b,dsのトリオで、Zazen Boysのようなテンポ・チェンジの多いアヴァンギャルドなロックを聴かせる。gとdsのヴォーカルがユーモラスでなかなか良かった。

さてお目当ての灰野+七尾デュオだが、最初に七尾氏がソロで自分の楽曲を演奏。ヴォーカルにエフェクトをかけてただのフォーク・シンガーじゃないところを見せる。2曲ソロでやって灰野さんを呼び込む。灰野さんはSGにエフェクターを4つ使用。いつもよりシンプルだ。七尾氏はギターを置いてヴォイス・パフォーマンスを展開。ちょっと山崎マゾ氏と灰野さんの共演を思わせるような前衛的な即興。途中で灰野さんが歌ったところが一番スリリングだった。最後に1曲だけ七尾氏がギターを弾いて自分の歌を歌い、それに灰野さんがバックをつける演奏。どちらかというとこの方向性を予想していたんだけど、いい意味で裏切られた。

久々の
魂の司祭
新鮮に

灰野さんは日曜日にペンギンハウスで狩俣さんと久しぶりの共演。これも楽しみ。

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