A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【週末特選ライブ情報】3/31(日) 『奔馬』高円寺Oriental Force~剛田武ソロ/阿呆船/Vajuwaju/宮本隆+NRYY

2024年03月29日 20時54分02秒 | 素晴らしき変態音楽


3月31日(日) 高円寺Oriental Force
奔馬
18:00 Open / 19:00 Start
1,500yen + 1d

19:00~19:30 剛田武ソロ
19:40~20:10 阿呆船
20:20~20:50 宮本隆+NRYY
21:00~21:30 Vajuwaju

ノイズギタリストNRYYの企画イベント。大阪のベーシスト宮本隆、地下音楽界のベテランデュオ阿呆船、ジャズ・ロック・インスト・グループ vajuwaju (ヴァジュワジュ)、そこになぜか剛田武ソロとして出演。類まれなるノイズ~即興~アングラロック~アヴァンジャズ~アンビエントの饗宴です。ぜひお越しください。

●阿呆船
鈴木峻(vo,g,ts)と栗原優(ds)のデュオ・阿呆船(Foolish Ship)。2000年前後の東京アンダーグラウンド・シーンを牽引した伝説のバンド。幾多のメンバーチェンジを経てここ10年余りデュオで活動を続ける。コードもメロディも無視して掻き鳴らされるギターとフリークトーンだらけのテナーサックス、リズムキープ不要の凛とした打音の響きで音楽を導くドラム、混沌の中にメランコリックな叙情をたたえたヴォーカル。乱調の美学を体現する彼らこそ、地下音楽最高のメロディメーカーと呼ばれるべきだろう。



●Vajuwaju
Koutarou Asano(B.sax)
Noriya Shimizu(trumpet)
Nobukazu Sakamoto(E.trumpet)
Kazuhiko Saiki(trombone)
Satoru Nakano(bass)
Hitoshi Kawai (drums)

"Low Tech & High Spirit"東京アンダーグラウンドシーンのそのまた地下、メンバー個々が詩人やダンサーとのコラボ等、ソロイストとして活動しつつバンド結成20周年を迎えた『vajuwaju』現代音楽、フリー・ジャズ、プログレッシヴ・ロック、ポスト・ロック、ファンク、ノイズ、インプロヴァイズド・ミュージックと多彩なジャンルの影響を受けながら、無知と偏見、雑食癖から過去の偉大な音楽遺産、音楽語法の誤飲、誤解、誤用も甚だしく、四管一弦一打楽器という編成から通常想像されるアカデミックさ、スタイリッシュさといった要素は皆無、その演奏テクニックとスタイルは稚拙にして粗野、粗暴、表現衝動の強さだけが際立つ大人気ないインスト・サウンドを構築。バルトークが採譜した共産圏パンクをインストでカバーしたかの様なストレンジな小曲から、妄想とラップ・トップ上の切り貼りのみで組み立てられた異国の伝統リズムを無自覚に取り入れてみました的ビッグバンド風疾走チューン、はては精神性と思想の欠如したロフト・ジャズ的集団痴呆性インプロ楽曲まで、即興部分と作曲された断片とが右往左往と蠢いては澱み崩れ落ちる分裂症的展開、ノイジーにエレクトリック変調された二本のトランペット、フリーキーなトーンを豪放に撒き散らすテナー&バリトン・サックスをフロントに、傍若無人な重低音で地を這うベース、ドラムとパーカッションで組み立てられる粘着質なポリリズム、浮世の洗練されたインスト・バンドの固定観念を打ち破る世界観を持つ。



●宮本隆
宮本 隆 Miyamoto Takashi  electric bass / produce
<主宰ユニット>
● 時弦旅団(time strings travellers)
● sonic orbit (with初坂恵美Key、松元 隆Ds)
● Zero-Prizm (with S-NOI)
◍ SCATTER ELECTRONS (with臼井康浩g,藤掛正隆ds)
◍ 3 mirrors(with石上加寿也、木村文彦)
<参加ユニット>
●マジカル・パワーマコL5BAND(with松元隆ds)
●無二&suddenly echo(with山本無二 vo,g , 能登恵子cho,ds)
他、様々なユニットでの演奏。ソロでの即興演奏活動。 音楽制作レーベル 時弦プロダクション主宰。



●NRYY
Improvised guitar,Harsh Noise,Noise performer,ragtime guitar。大阪出身。国内のみならずマレーシアを拠点に東南アジア各国で活動。ソロの他にもコラボレーションも積極的に行なってきている。



●剛田武 Takeshi Goda
70年代後半10代で演奏活動開始。80年代初頭の東京アンダーグラウンドシーンに交わり、サイケデリックバンドFlower Tripのギタリストとして90年代半ばまで活動。しばらく演奏活動を中断し、地下音楽ブロガーとして執筆活動に専念。2016年に80年代アンダーグラウンドシーンを取材した著書『地下音楽への招待』を著す。
2017年異端音楽DJイベント「盤魔殿」を主宰。2019年頃から演奏活動再開。フルート、クラリネット、ヴァイオリン、おもちゃ楽器などを駆使して主に即興演奏を行っている。参加バンドは前衛アンビエントユニット「MOGRE MOGRU」、フリージャズバンド「CANNONBALL EXPLOSION ENSEMBLE」、ガラクタテクノ「盤魔殿レジデンツ」など。
また、自主レーベル「Les Disques Du Daemonium」を主宰し、日本のネオアンダーグラウンドシーンのアーティストによる作品を10枚以上リリースしている。



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