<土曜は株のおはなし>
「お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践(勝間和代)」の購入はコチラ
この本は、金融に関する初心者向けに、分かりやすく、金融リテラシーの必要性から金融商品や金融資産運用について説明している本です。
金融商品については、具体的に、定期預金や国債、株式、為替、不動産(住宅購入)、不動産(REIT)、投資信託、生命保険、コモディティ(商品)、デリバティブについて説明があります。
意外と思われるかもしれませんが、株式は個人が損するもの、万人にオススメは投資信託とのことです。
そして、金融でしっかり儲ける方法の基本5原則は以下の通りで、それぞれについて詳しい説明があります。
①分散投資、分散投資、分散投資
②年間リターンの目安として、10%はものすごく高い、5%で上出来
③タダ飯はない
④投資にはコストと時間が必要
⑤管理できるのはリスクのみ、リターンは管理できない
それから、一番のオススメは、まずは月々、ノーロード(買う時に手数料がかからないもの)のインデックス投資信託の積み立てをすることで、できれば1万円×4種類(国内株式(TOPIXなど)、国内債権、国外株式、国外債券)を買ってくださいとのことです。分散投資ですね。
月々4万円ずつ、22歳から積み立てていけば、税引き後で4%の金利だったとしても、60歳までに4339万円(元本は1827万円)になるとのことです。ここまで元本があれば、同じく4%の税引き後利回りと仮定すると、年間の金利収入だけで173万円、月に14.4万円の収入になるとのことです。年金の足しになります。
22歳からは難しくても、35歳から60歳までであれば、月々4万円積み立てて、同じく2127万円(元本は1248万円)たまるとのことです。
それから、その投資原資の生み出し方としては次の3つの点の節約によりできるとのことです。
①住宅ローンを組まないこと(住宅は金融という観点からみると、かなり不利な資産とのことです)
②特に都市部の人は車を買わないこと(駐車代や車の償却費で月に3~5万円の金額は確保できる。必要時はレンタカーまたはタクシーで十分)
③生命保険を定期逓減型にすること
この本は金融への投資について基本的なことが学べ、良書だと思います。
私も、株式投資への考え方が変わりました。特に株式投資は個人ではなかなか勝てないものだということが理解できました。
手数料の安い投資信託で、国内と海外にそれぞれ株式と債権とで分散して、長期に投資するのが良いと思いました。
ただ、それだけでは人生は面白くないので、少しはリスク・リターンのあるものにも投資したいと思います。
<目次>
はじめに
第1章 金融リテラシーの必要性
金融リテラシーとは/日本の家計における”リスク資産”の割合/ワークライフバランスのために/日本人は本当にリスク回避的なのか?/リスクを取らないのはなぜか?/金融リテラシーの能力とは/金融リテラシーが低い理由/金融リテラシーの基本原則/自分の資産がどんどん減る/お金をコントロールする
第2章 金融商品別の視点
分散投資(アセット・アロケーション)を理解する/見かけ上のリスクと本当のリスク/「ためらい」が儲けの源泉
金融商品別の視点
【定期預金と国債】・・・・・円建ての金利商品を比較する
【株式】・・・・・プロが得して個人が損する
【為替】・・・・・お金を外国に預ければ儲かるのか
【不動産① 住宅】・・・・・個人で持つ最も大きな金融商品
【不動産② REIT(不動産投資信託)】・・・・・主力の金融商品になる可能性
【投資信託】・・・・・万人にオススメの金融商品
【生命保険】・・・・・住宅に次ぐ大きな金融商品
【コモディティ(商品)】・・・・・21世紀の注目商品
【デリバティブ】・・・・・先物・オプションの基礎知識
第3章 実践
円高と円安、どっちがどっち?/「じゃんけん理論」と「チャート分析」/金融でしっかり儲ける方法の基本5原則
金融リテラシーを身につけるための10のステップ
ステップ① リスク資産への投資の意思を固める
ステップ② リスク資産に投資をする予算とゴールを決める
ステップ③ 証券会社に口座を開く
ステップ④ インデックス型の投資信託の積み立て投資を始める
ステップ⑤ 数ヶ月から半年、「ながら勉強」で基礎を固める
ステップ⑥ ボーナスが入ったら、アクティブ型の投資信託にチャレンジ
ステップ⑦ リスクマネジメントを学ぶ
ステップ⑧ リターンが安定したら、投資信託以外の商品にチャレンジ
ステップ⑨ 応用的な勉強に少しずつチャレンジ
ステップ⑩ 金融資産構成のリバランスの習慣をつける
投資原資の生み出し方
第4章 金融を通じた社会責任の遂行
資本主義の二つのほころび/「小さな政府」路線の結果/金融リテラシーがないと、自分の身を守れなくなってきた/社会責任投資の発展/金融の生涯教育に向けて
おわりに
【参考文献】
バフェット流投資判断銘柄一覧!
株のお話しまとめ(2007年)
株のお話しまとめ(2006年)
<今日の独り言>
我が家にも、ついに「ねんきん特別便」が来ました。中身を確認しましたが、年金支払いに漏れがなくて良かったです^_^)ちょっと安心しました^_^)
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金融商品については、具体的に、定期預金や国債、株式、為替、不動産(住宅購入)、不動産(REIT)、投資信託、生命保険、コモディティ(商品)、デリバティブについて説明があります。
意外と思われるかもしれませんが、株式は個人が損するもの、万人にオススメは投資信託とのことです。
そして、金融でしっかり儲ける方法の基本5原則は以下の通りで、それぞれについて詳しい説明があります。
①分散投資、分散投資、分散投資
②年間リターンの目安として、10%はものすごく高い、5%で上出来
③タダ飯はない
④投資にはコストと時間が必要
⑤管理できるのはリスクのみ、リターンは管理できない
それから、一番のオススメは、まずは月々、ノーロード(買う時に手数料がかからないもの)のインデックス投資信託の積み立てをすることで、できれば1万円×4種類(国内株式(TOPIXなど)、国内債権、国外株式、国外債券)を買ってくださいとのことです。分散投資ですね。
月々4万円ずつ、22歳から積み立てていけば、税引き後で4%の金利だったとしても、60歳までに4339万円(元本は1827万円)になるとのことです。ここまで元本があれば、同じく4%の税引き後利回りと仮定すると、年間の金利収入だけで173万円、月に14.4万円の収入になるとのことです。年金の足しになります。
22歳からは難しくても、35歳から60歳までであれば、月々4万円積み立てて、同じく2127万円(元本は1248万円)たまるとのことです。
それから、その投資原資の生み出し方としては次の3つの点の節約によりできるとのことです。
①住宅ローンを組まないこと(住宅は金融という観点からみると、かなり不利な資産とのことです)
②特に都市部の人は車を買わないこと(駐車代や車の償却費で月に3~5万円の金額は確保できる。必要時はレンタカーまたはタクシーで十分)
③生命保険を定期逓減型にすること
この本は金融への投資について基本的なことが学べ、良書だと思います。
私も、株式投資への考え方が変わりました。特に株式投資は個人ではなかなか勝てないものだということが理解できました。
手数料の安い投資信託で、国内と海外にそれぞれ株式と債権とで分散して、長期に投資するのが良いと思いました。
ただ、それだけでは人生は面白くないので、少しはリスク・リターンのあるものにも投資したいと思います。
<目次>
はじめに
第1章 金融リテラシーの必要性
金融リテラシーとは/日本の家計における”リスク資産”の割合/ワークライフバランスのために/日本人は本当にリスク回避的なのか?/リスクを取らないのはなぜか?/金融リテラシーの能力とは/金融リテラシーが低い理由/金融リテラシーの基本原則/自分の資産がどんどん減る/お金をコントロールする
第2章 金融商品別の視点
分散投資(アセット・アロケーション)を理解する/見かけ上のリスクと本当のリスク/「ためらい」が儲けの源泉
金融商品別の視点
【定期預金と国債】・・・・・円建ての金利商品を比較する
【株式】・・・・・プロが得して個人が損する
【為替】・・・・・お金を外国に預ければ儲かるのか
【不動産① 住宅】・・・・・個人で持つ最も大きな金融商品
【不動産② REIT(不動産投資信託)】・・・・・主力の金融商品になる可能性
【投資信託】・・・・・万人にオススメの金融商品
【生命保険】・・・・・住宅に次ぐ大きな金融商品
【コモディティ(商品)】・・・・・21世紀の注目商品
【デリバティブ】・・・・・先物・オプションの基礎知識
第3章 実践
円高と円安、どっちがどっち?/「じゃんけん理論」と「チャート分析」/金融でしっかり儲ける方法の基本5原則
金融リテラシーを身につけるための10のステップ
ステップ① リスク資産への投資の意思を固める
ステップ② リスク資産に投資をする予算とゴールを決める
ステップ③ 証券会社に口座を開く
ステップ④ インデックス型の投資信託の積み立て投資を始める
ステップ⑤ 数ヶ月から半年、「ながら勉強」で基礎を固める
ステップ⑥ ボーナスが入ったら、アクティブ型の投資信託にチャレンジ
ステップ⑦ リスクマネジメントを学ぶ
ステップ⑧ リターンが安定したら、投資信託以外の商品にチャレンジ
ステップ⑨ 応用的な勉強に少しずつチャレンジ
ステップ⑩ 金融資産構成のリバランスの習慣をつける
投資原資の生み出し方
第4章 金融を通じた社会責任の遂行
資本主義の二つのほころび/「小さな政府」路線の結果/金融リテラシーがないと、自分の身を守れなくなってきた/社会責任投資の発展/金融の生涯教育に向けて
おわりに
【参考文献】
バフェット流投資判断銘柄一覧!
株のお話しまとめ(2007年)
株のお話しまとめ(2006年)
<今日の独り言>
我が家にも、ついに「ねんきん特別便」が来ました。中身を確認しましたが、年金支払いに漏れがなくて良かったです^_^)ちょっと安心しました^_^)