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タイヤの再利用(ブリヂストンのリトレッドタイヤ)

2008年09月18日 01時00分00秒 | 
<木曜は車のおはなし>

 ブリヂストンは、古タイヤを修理して再利用する「リトレッドタイヤ(再生タイヤ)」事業を2008年夏から本格化したようです。

対象となるのは、磨耗して溝が浅くなった商用車のタイヤです。

商用車は乗用車に比べてタイヤの交換頻度が高いため、欧米では大型トラックなどで使うタイヤの約半数に再生品が使用されているようです。日本では新品の価格が欧米に比べて安いため再生品の人気はこれまで薄いというのが現状です。


 しかしながら、タイヤの主原料である天然ゴムが2007年末から高騰して日本のタイヤメーカーは2008年春から一斉に値上げしていることと、ガソリン価格の高騰により運送会社は経費削減に熱心なことから、「リトレッドタイヤ(再生タイヤ)」は普及するのではないかと思います。

リトレッドタイヤ(再生タイヤ)は、新品に比べ2割以上安く販売できるメリットがあるためです。

 また、ブリヂストンは、2007年5月に米再生タイヤ大手のバンダグ(アイオワ州)を約1200億円で買収しましたが、このバンダグの再生タイヤ製法は、初期投資が少なくすむという特長があるようです。

 従来は、古タイヤの路面に接する部分を新しいゴムに張り替えた後に加熱処理するため、設備やスペースが必要なことから設備投資がかさむのが難点だったようです。

 これに対して、バンダグの製法は、加熱処理済みのゴムを振るタイヤに張り付けて接着するだけで済むので、1億円ほどの投資で工場が設置できるようです。また必要な敷地は約250坪(約826㎡)で済むようです。

 ブリヂストンは、2007年7月には埼玉県加須市に試験運用のための工場を設置したようで、今後数年で全校20ヵ所にリトレッド工場を設置する予定のようです。

 ちなみに、再生タイヤ事業は、仏ミシュランなど海外勢が先行しているようで、名実ともに世界一を目指すブリヂストンにとっては、この市場は避けては通れないようです。

 また、今後もタイヤ価格の上昇が続けば、商用車だけでなく乗用車のタイヤも再利用する時代が近い将来来るのかもしれません。
 
 日経ビジネス(2008.8.25)p16から引用しました。

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<今日の独り言>
 4歳の息子用に着衣型の15kg~25kg用チャイルドシートベルトを購入しました。自分の車に乗せる時は、専用のチャイルドシートがあるので良いのですが、知り合いの車に乗るときにはこの着衣型のチャイルドシートが便利でよいですね。おまけにリサイクルショップで990円で買えてラッキーでした。

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