バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

本当に交換してもらいたいのは…

2018年02月11日 20時37分15秒 | バス運転士
朝の点検をして、始業点呼を受け、バスを営業所構内から営業所前ターミナルへ移動… バスを待機場所に止めて、発車まで10分以上あることを確認… 中扉横の優先席に座って、水筒のコーヒーを… と、その時! 「ポタッ… ポタッ…」という嫌な音が聞こえてきた。ちょうど私の右肩あたり… エアコンの送風口から座席の背もたれに水滴が落ちていたのである。

私は「今朝は雨なんか降っていないのに… 昨夜の雨が屋根上に溜まっていて、それが車内に漏れているのか?」と思いながら営業所へ電話… その後、間もなく水滴は止まったのだが、「またバスが動き出したら水滴が出てくるかもしれない」ということで、車両交換することになり… 慌ただしくバスを乗り換えて出発したのだった。

さて、休憩室などでの談笑相手は… 当然のことながら同世代のオッサンばかりではない。若くてスカートの短いお姉さんたちとキャピキャピニャンニャン… 否、若くてキャリアの浅い運転士さんたちとワイワイガヤガヤ話をすることもあるのだが… 彼らの多くは“ちゃんと見て、ちゃんと聞いて、ちゃんと考えている”と分かったので、私はホッとしている。そう、見抜かれているのだよ。上司諸君! ハハハ…

また、ゴマちゃんと話す機会もあったのだが… 彼は「意味ありげなポジションにいた頃は上司(現・準ちゃん)からパワハラを受けていた。例えば、その部署の仕事の8割は俺がやっていたのに“パソコンを使うな”とか言われて… 夜遅くにやったり、休日に出てきてやったりしていた」と言うのだ。我々運転士側からは、とてもそうは見えず… むしろ、現・準ちゃんから守られていたような印象があるのだが…???

ひょっとすると… 現・準ちゃんは「直属の部下であるゴマちゃんの失敗を上へ報告すると、自分の評価に悪影響が出る」と思って、ゴマちゃんのミスを隠蔽していたのかもしれない(その真意は、準ちゃんに聞かないと分からないけれど…)。そうそう、その準ちゃんが今年の9月で定年退職を迎えるということで、その直下の地位にいる3人が“次期・準ちゃん”の有力候補となるのだが… “他人の粗探しが得意な盗撮上司”と“常に力のある方へ擦り寄るコウモリ上司”の争いは見もの… というか、営業所が故障した場合も“上司交換”してくれないかなぁ~ あ、弊社には交換する部品がないのか! ハハハ…