
ARGO
2012年
アメリカ
120分
サスペンス
劇場公開(2012/10/26)

監督:ベン・アフレック『ザ・タウン』
製作:
ベン・アフレック
ジョージ・クルーニー
出演:
ベン・アフレック『ザ・タウン』・・・トニー・メンデス
ブライアン・クランストン『ジョン・カーター』・・・ジャック・オドネル
アラン・アーキン『チェンジ・アップ/オレはどっちで、アイツもどっち!?』・・・レスター・シーゲル
ジョン・グッドマン『レッド・ステイト』・・・ジョン・チェンバース
ヴィクター・ガーバー『ザ・タウン』・・・ケン・テイラー
テイト・ドノヴァン・・・ボブ・アンダース
クレア・デュヴァル『実験室KR-13』・・・コーラ・ライジェク
スクート・マクネイリー『モンスターズ/地球外生命体』・・・ジョー・スタッフォード
ケリー・ビシェ『レッド・ステイト』・・・キャシー・スタッフォード
クリストファー・デナム『シャッター アイランド』・・・マーク・ライジェク
カイル・チャンドラー『SUPER 8/スーパーエイト』・・・ハミルトン・ジョーダン
クリス・メッシーナ『デビル』・・・マリノフ
タイタス・ウェリヴァー『崖っぷちの男』・・・ジョン・ベイツ
シェイラ・ヴァンド・・・サハル
マイケル・パークス『スモーキン・エース2』・・・ジャック・カービー
ロリー・コクレイン・・・リー・シャッツ
<ストーリー>
79年、イランのアメリカ大使館が過激派に襲撃され、6人が人質となる。何とか脱出した彼らは大使の家に隠れるが、CIAの人質奪還のプロ・トニーは驚くべき作戦を実行する。
この《実話》は、フィクションよりも大胆
-感想-
2012年
アメリカ
120分
サスペンス
劇場公開(2012/10/26)

監督:ベン・アフレック『ザ・タウン』
製作:
ベン・アフレック
ジョージ・クルーニー
出演:
ベン・アフレック『ザ・タウン』・・・トニー・メンデス
ブライアン・クランストン『ジョン・カーター』・・・ジャック・オドネル
アラン・アーキン『チェンジ・アップ/オレはどっちで、アイツもどっち!?』・・・レスター・シーゲル
ジョン・グッドマン『レッド・ステイト』・・・ジョン・チェンバース
ヴィクター・ガーバー『ザ・タウン』・・・ケン・テイラー
テイト・ドノヴァン・・・ボブ・アンダース
クレア・デュヴァル『実験室KR-13』・・・コーラ・ライジェク
スクート・マクネイリー『モンスターズ/地球外生命体』・・・ジョー・スタッフォード
ケリー・ビシェ『レッド・ステイト』・・・キャシー・スタッフォード
クリストファー・デナム『シャッター アイランド』・・・マーク・ライジェク
カイル・チャンドラー『SUPER 8/スーパーエイト』・・・ハミルトン・ジョーダン
クリス・メッシーナ『デビル』・・・マリノフ
タイタス・ウェリヴァー『崖っぷちの男』・・・ジョン・ベイツ
シェイラ・ヴァンド・・・サハル
マイケル・パークス『スモーキン・エース2』・・・ジャック・カービー
ロリー・コクレイン・・・リー・シャッツ
<ストーリー>
79年、イランのアメリカ大使館が過激派に襲撃され、6人が人質となる。何とか脱出した彼らは大使の家に隠れるが、CIAの人質奪還のプロ・トニーは驚くべき作戦を実行する。
この《実話》は、フィクションよりも大胆


アカデミー賞作品とは余り相性が良くない。
これまでも多くの受賞作は積極的に観た事が殆どない。
けどベン・アフレックが監督した過去の2作品は割りと好きだ。
なので後者を優先して借りて観た。
史実に基づく内容だけに、こういう歴史的大事件が本当に起こったんだなと興味津々に観る事は出来た。
イランからの脱出の為だけに用意された映画『アルゴ』の擬似スタッフを装い、6人をアメリカ本土へ連れ帰るという奇想天外な計画にも惹かれた部分は大きい。
(偶然TVで観た『最後の猿の惑星』にヒントを得たという裏話も実に興味深い)
映画好きな私は映画をネタした話に弱いのだ。
率直に書くとかなり面白い作品ではある。
ただ派手な場面は無く会話で成り立っている作品なので若干ダレてしまうのは否めなかったが、その中においてもしっかりと緊張感は味わえた事は確か。
それが最高潮に達するのがクライマックスでの空港からの脱出劇であり、あそこでのスリル感は本当に半端なかった。
あれ程の危機的状況を上手く乗り切れた事には奇跡を感じたが、幾つもの間一髪的回避には自然と私の手にも力が入り、胸のドキドキは高ぶるばかり。
「当機はイラン領域を抜けました」
この機内アナウンスが流れた瞬間での6人の笑顔と互いを抱擁し合う姿に、私自身も自然と安堵の溜息が漏れ、一気にそれまでの緊張感から解放される快感にも似た心持ちに満たされた事は言うまでもない。
エンドロールにて当時のイランの革命写真と、作戦に関わった人たち、助け出された6人本人の写真が映し出されるのだが、劇中で描かれたものそのままだった事には驚きを抱かされる。
ベン・アフレックは細部に渡って忠実に再現したんだなと大いに感心させられた。
そういった意味でも本作はかなり完成度は高い。
この作品に対してイラン政府側は真実と違うとかなりお怒りのようで。
ならばイラン側の『アルゴ』を作れば良いではないか。
それはそれで観てみたい気もする。
‘アルゴ計画’としての士気を高める合言葉、それは・・・。
さぁ皆も一緒に
「アルゴ、くそ食らえ!!」
評価:★★★★

13/03/14DVD鑑賞(新作)


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レンタル開始日:2013-03-13
メーカー:ワーナー・ホーム・ビデオ
オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)
過去の作品も良かったですが、本作はさらに完成度の高いものになっていますよね。
本人の抑え気味の演技も良かったでした。
でで、結末は分かっているのに、凄い緊張感が続きましたよねぇ!
空港でのやり取りはホント手に汗握る展開でした。
飛行機が安全圏に入った瞬間はこちらまで
「ヒャッホーイ!」とガッツポーズになりそうでしたし。
本作は何処まで脚色されているのか、それも興味ありますが、
私もイラン版「アルゴ」を観てみたいです。
やっぱし、映画ネタを持ち出されるとウキっとしちゃいますよね。
空港でのハラハラはハンパなかったです。わかってるはずなのに、何これ?みたいにドキドキしちゃった。飲酒OKですのアナウンスで、滅茶苦茶嬉しくなりましたもの。
あそこは、実は脚色されたもんが多いらしいですけどね(笑・買ったBlu-ray特典で観たよ)イランはぶつくさ言うてはるらしいね。映画やしええやんって思う。そもそもアメリカ人視点なんだしね。
イラン版「アルゴ」観たいねー♪
カナダ人の心意気もステキでした。
この映画は、どうしても観に行きたくなって映画館に重い足を運びましたが、今となっては「よく行った」と自分を褒めまくってます。
監督ベン・アフレックは信用しちゃう。ちょっと前、俳優ベン・アフレックはきらいだったんですけどねぇ。変わるもんです。
コメント&TB有難うございました。
マープルさんは劇場で観られたのですね^^
面白かったですねぇこれは。
史実に基づいた映画ですけど、観客を引き込ませるストーリー作りにはなっていました。
ベン・アフレック、渾身の1作になったのではないでしょうか。
トニーは出てこなかったような気がします。
そこまで確認してませんでした^^;
兎に角、劇中の人物とそっくりだなぁとマジマジと画面を見つめていましたよ・
ステップアップしてますねぇ。
前の2作も面白かったので本作も観たのもありましたが、いやぁ展開にスリルがあって見応えある2時間でした。
もうこれからは俳優のベン・アフレックよりも監督としてのベン・アフレックとして娯楽作に携わった方がいいかもしれませんね。
助かるとは解っていても、あの空港での一幕は物凄い緊張感に包まれていました。
もう手を握り締めながら時間を忘れて画面に釘付けでありましたよ
本当に助かった瞬間は劇中の人物と一緒になって喜べる雰囲気を味合わされましたよね~。
イラン側は「こんなんと違う!」と怒り心頭みたいなので、じゃあイランから見た「アルゴ」を作って、どう違うのかはっきりさせて欲しいものです
シュレッターにかけた写真の修復に子供たちを使ってるのも驚いたけど、段々に顔が現れるシーンを街中をいく一行のシーンと同時進行で見せる演出も見事。
ベンアフ、グッジョブでした。
コメント有難うです。
そうなんですよ。
アカデミー賞とはほんと相性が悪いので、これもどうかな?と少し不安はあったのですが、その不安も綺麗に一掃されました。
この「映画をネタにした作戦」ってのが私の興味を持たせる上では大きかったです。
映画製作クルーに化けてどうやってイランから脱国するんだ?とそこに一番興味ありましたから。
やっぱり少しは脚色されたお話なんですね。
まぁそこは映画なんだから目を瞑ってあげても良いのでしょうけど、イラン側としては例え映画だとしても納得出来ないものがあったんでしょうね。
だったらどう違うのか、イラン映画としてその解答を示して欲しいものです。
ちゃぴさんが映画館で観たいというその気持ちは全く間違いではなかったということでしょう。
現にアカデミー賞を受賞していますし、且つ見応えのある作品になっていましたからね。
映画通だからこそのこの作品に対しての見る目があった、面白いだろうという勘が当たったなんて凄い事だと思いますよ^^
私ね、正直、賞を取るまでこの作品に関しては詳しく知らなかったですよ。
だから余計にこの作品に(賞を取るまでに)興味を持てなかったってことに自分はちゃぴさんに負けているなと思っています。
俳優ベン・アフレックにはそれほど強い印象は残っていないのですが、監督としてのベン・アフレックは本作を見て改めて本物だなと思いました。
あの莫大な量のシュレッダーにかけらた紙くずを、あそこまで復元させてしまう器用さには驚かされます。
私は細かい作業は苦手なので、あんなの任されたら発狂してしまいそうですよ^^;
脱出するまでの一連の流れは本当に見ごたえがありました。
色んな場面を上手くつなぎ合わせて、緊張感を抱かせる見事なシーンに仕上げてましたね。
面白かったです!
この映画で彼への心証を180度変えないといけないかと
映画的に完成された作品でした
真珠湾攻撃を扱った「トラトラトラ」の公開時には、日本版とアメリカ版の2通り創られたといわれるほどに、日本側をよく描いて評判でした。
現在、友好的に国と敵対する国とでは、映画を創る姿勢もちがうようです。