著者 ：井上雄彦
出版社：集英社
ストーリー概要：
湘北高校バスケ部に入部したバスケ初心者の主人公・桜木花道が、チームメイトの流川楓との衝突や強豪校との試合の中で才能を急速に開花させていく姿を描く。
「安西先生…！！バスケがしたいです…」
「あきらめたらそこで試合終了ですよ…？」
など、数々の名セリフをも残した９０年代のジャンプを代表する伝説のスポーツ漫画。
令和になってもその人気は揺るがずで、作者の井上雄彦氏が監督を務めた劇場版『THE FIRST SLAM DUNK』が２０２２年に公開されたのも記憶としてまだ新しい。
その劇場版は現在、円盤化され絶賛発売、レンタル中であります。
全世界でのシリーズ累計発行部数は1億7000万部を突破しているバケモノ漫画であり、世界中にファンが居る事でも有名（特にアジア圏で強い）。
連載当時、この漫画を読んでバスケを始めたという若者も多かった位に社会現象にもなりましたね。
ヤンキーとスポーツ、一見不釣り合いなもの同士ですが、この漫画では絶妙なバランスによって波乱万丈なサクセスストーリーとして描かれ、幾度となく胸をギュッと締め付けられるシーンへと仕上げられています。
勿論、主はバスケですから、大会のシーンでの読んでいても息詰まる攻防戦は見物。
そして、その先にあるのは、大きな感動なのです。
女性読者を虜にした流川楓など、魅力たっぷりなキャラクターだけで成り立っており、その辺での「誰推し」というのもファン同士で語り合う上での楽しさにも繋がっています。
未だに、続きを描いてくれ！と願うファンは数知れずな大人気漫画、まだ触れた事の無い人は是非とも読んで頂きたい。
井上雄彦の名を世界中に知らしめた、数多くあるスポーツ漫画の中でも頂点に君臨するであろう「SLAM DUNK」、ルールは知らなくとも絶対に「面白い！」と感じるでしょう。
２０２４年２月時点で（ジャンプ・コミックス版）全３１巻発売中！
ストーリー・・・5
キャラクター・・・・5
お色気・・・0
残酷さ・・・1
絵の上手さ・・・5
総合・・・5
（５段階評価での独自採点）
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