日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

展示会「ちひろと世界の絵本画家たち」を見て

2012-07-29 09:00:00 | (愛)のブログ
今日は、先日久々にとってもいい展示会に行けたのでその紹介を。

<「ちひろと世界の絵本画家たち」―心をつなぐアート25か国の絵本原画が勢揃い>という展示会。
ちひろとは、いわさきちひろさんという有名な画家・絵本作家さんです。
きれいな色が混じり合った繊細な水彩画は、誰でも一度は見たことがあるのでは?

私がいわさきちひろさんを知ったのは、小学生の時。
家族で安曇野高原に遊びに行った際、安曇野ちひろ美術館http://www.chihiro.jp/azumino/に訪れたのが最初の出会いでした。
初めて目にする額のなかに入れられた絵たちがあまりにもきれいで、幼いながら心が踊ったのを覚えています。
色使いがとても繊細で、見ているだけで心地よくなれる絵たち。
見る絵すべてがきれいで宝石みたいな色をしていて、こんなきれいな世界があるなんて!と感銘を受け、
将来は芸術関連の仕事をしたいな~とぼんやり思った私の原点かも知れません。

大学の頃、いわさきちひろさんの絵本を何冊か買い揃えたこともありました。
どの絵本も癒しの時間をくれる、本当に素敵な画家さんです。

今回の展示会はいわさきちひろさんの絵本の原画はもちろん、
世界の優れた絵本画家たちの原画も見ることができる展示会です。
絵本原画展という展示会はあまり行ったことがなかったので、
そんなに点数もないのかなとあまり期待せずに行ったのですが、予想に反して展示数が多かったのでそれも良かったです。
絵本の絵というのは、創造力に溢れていてとても楽しいものですね。
観覧客の中には子どもと一緒にきている人も何人かいて、楽しそうに子どもと笑いながらみているのが印象的でした。
原画のみならず、原画となった絵本も何冊か置いていたりして、
子どもと一緒でも存分に楽しめるのではないかと思った展示会でした。

世界の絵本の原画を見ている中で、いままで知らなかった画家さんの絵に強く心を惹かれたものもありました。
グッズショップには色んな絵本も売っていて、その絵本も売っていたので思わずお買い上げ。
自分のお気に入りの絵本を新たに探せるかも知れない展示会です(笑)。

今回の展示会は新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で催されているので、ショッピングのついでにでもぜひ。

私は今回この展示会に行って、素晴らしい作品群たちから新たに刺激を受け、
ホクホクした気持ちで帰り道を辿りました。(愛)



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いぬどし)
2012-07-29 17:23:53
ちひろさんの絵は私も好きで、ちひろ美術館・東京には何回か行ったことがあります。

ちひろさんのドキュメンタリー映画も公開されているようですね。
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Unknown (ポチョンボ電子楽団大好き)
2012-07-29 22:29:01
いわさきちひろの本、うちにあったような...。この絵のタッチ、懐かしい。今度、読み返してみようかしら。
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コメントありがとうございます ((愛))
2012-07-30 11:06:01
(いぬどし)さま、コメントありがとうございます。まだ東京の方には行けていないので、今度行きたいと思います。ドキュメンタリー映画もレビューを見る限り評判がいいので、行こうかと心惹かれています。

(ポチョンボ電子楽団大好き)さま、コメントありがとうございます。私も久々にちひろさんの絵本を読み返して、心がホッコリしました。
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