あぁ、生きた証

日記、献血放浪記、気がついたり考えたりしたこと、地元清水エスパルスについて書いてます。

「鬼滅の刃」って何がそんなに面白いの? 基礎知識&見どころをまとめて紹介

2020-10-23 | 漫画
「 公開中の映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の大好評を記念して、映像配信サービス「dTV」が原作漫画やテレビアニメ、
劇場版をまだ見ていない人のために作品の基礎知識や見どころを紹介している。


○基礎知識
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2020年5月に最終回を迎えた少年漫画「鬼滅の刃」。
同作はテレビアニメが19年4月から放送され盛り上がりを加速。
「オリコン年間コミックランキング 2019」では「コミック作品別」ランキングでシリーズ初の第1位を獲得。
20年10月に累計発行部数1億部を突破した。


 同作の舞台は大正時代。親兄弟を人喰い鬼に殺されてしまった少年・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が、
唯一生き残るも鬼となってしまった妹の禰豆子(ねずこ)を人間に戻す方法を探すため、鬼たちとの戦いに身を投じる物語。

 19年に放映されたアニメは“竈門炭治郎 立志編”。
炭治郎が禰豆子とともに旅立ち、鬼を討つ組織・鬼殺隊(きさつたい)に入隊し、時を同じくして隊に入った仲間や「柱」と
呼ばれる強力な剣士たちと出会い、鬼の始祖である宿敵・鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)を倒す決意を固めながら、
鬼殺隊士として成長していく姿を描いている。


○見どころ
 過酷な運命に巻き込まれながらも、ともに立ち向かっていく深い絆で結ばれた兄妹の姿が感動的だと話題に。

 作画のクオリティーが高く、クリアかつリアルなアニメーションの中、白熱する戦いの場面でも和の情緒が
感じられる演出がされていて、作品の世界観が丁寧に描かれている。

 また、映像だけでなく内容の面白さも抜群。炭治郎と禰豆子の絆や、仲間同士の友情、
鬼殺隊と鬼たちが繰り広げる激しい戦いなどはもちろんだが、印象的なのは、敵であるはずの鬼たちのドラマもしっかり描いている点。

 同作に出てくる鬼たちは、そもそも最初から鬼だったわけではなく、元々は人間だった。
人だったときに不幸な人生を送った者が少なくなく、主人公の炭治郎は鬼たちの悲しみも受けとめながらも立ち向かっていき、
見ている視聴者たちも鬼たちの過去、心情を理解して寄り添うことができる。

 敵に対してもどこか優しい視線が物語の中に存在しており、戦う厳しさとともに敵を思いやる優しさを教えてくれる深みのあるドラマとなっている。
これが大人から子どもまで多くのファンの心をつかんだ人気の理由の1つといえる。

 魅力満載のアニメ「鬼滅の刃」(第1話~第26話)はdTVで配信中。この機会にチェックしてみるのもいいだろう。」
                                               (「ENCOUNT」より引用)





このブームに乗ろうと原作のコミックスを1巻から読みだすと正直、序盤は退屈で面白くない。
また、絵もそこまで上手いワケでもない。
この面白くない部分を上手くアニメを見ることで、先に進める様な気がする。
(上手くカバーされている)



「柱」が出てきて、格の違いを見せるあたりから面白くなってきて、柱が全員揃ってからが
この漫画の本編が盛り上がってくる。

鬼殺隊の中で圧倒的な強さを誇る柱を持ってしても、上弦の鬼にはものすごく苦戦して、柱の腕が斬られたり
殺されたりするところが今までの漫画にない衝撃的なシーンだと思う。


週刊少年ジャンプの展開だと何やかんや言っても最後は生き返ったりする展開が多いのだが
(ドラゴンボール的な展開)、そういうことは一切ない。


そのそも古今東西、ストーリーにおけるstrong>「死」というのは、その意味合いは大きい。
話の中の展開にも大きな影響を与えるが、そもそも読者へのインパクトが凄まじい。これはどの漫画や映画、ドラマでも変わりはない。



それが主要キャラに次々に起こるのだから、読者は揺さぶられる。
そう、モロに感情を揺さぶるのである。
(個人的には、「その手法を使うのか」と思った。ある種の禁じ手に近いような気がする)


なので、週刊連載が終了するのかどうか、この自体に直面した時、終了という選択肢は正しいというか
実質一択しかないよなとさえ思った。

あれこれ、こねくり回し理屈をつければ、いくらでも話を伸ばすことが出来るし、ここまで
ついてきた多くの読者の中には、ある程度のドラスティックな新展開も不平を言う人も多少なりともいるだろうけど、
十分受け入れられただろうし、受け入れられる様な展開へ持っていくことも十分出来たはず。


しかし、それをあえてせずに話を完結させたところに人気に拍車が掛かったのかと思う。
コメント
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