10月4日(月)曇り時々雨。木犀の香が漂う。田んぼには稲架の列。
今夕、検察審査会が小沢氏の政治資金管理団体の土地購入資金を巡る疑惑について、検察当局の不起訴処分に疑念ありとし強制起訴を決めた。
検察当局があれほど執念を燃やして二回も捜査しても、起訴するに足る証拠が掴めなかったとして起訴を断念した事件である。
それを、あらたな証拠もなく検察審査会が強制起訴するということは、結果として黒となるのは相当に難しいのではなかろうか。
それを承知で、裁判所の判断を仰ごうというのはそれはそれで、意味或る事だろう。結果はどうあれ、そこまですればある程度、国民のこの事件に対するもやもやした気分に一定の収まりがつくのではないか。
この結果をみれば、なんだかんだといわれながらも小沢氏を代表に選ばなかったことで、満身傷だらけの民主党にとってもからくも止めを刺されることだけは避けえたわけだ。
そうして、もう一件の、特捜検事の証拠改ざん隠蔽事件。こちらも当のご本人たちはまさかばれるまいと高をくくっていたのが、ふとした弾みから、明るみに出てのっぴきならない体たらく。
こうして眺めると、昔の人がおっしゃった、「天網恢恢疎にして漏らさず」ということは人類の長年の経験から得た真実のようだ。
つまりは、人間の浅知恵なんて高が知れたものだということではなかろうか。
今夕、検察審査会が小沢氏の政治資金管理団体の土地購入資金を巡る疑惑について、検察当局の不起訴処分に疑念ありとし強制起訴を決めた。
検察当局があれほど執念を燃やして二回も捜査しても、起訴するに足る証拠が掴めなかったとして起訴を断念した事件である。
それを、あらたな証拠もなく検察審査会が強制起訴するということは、結果として黒となるのは相当に難しいのではなかろうか。
それを承知で、裁判所の判断を仰ごうというのはそれはそれで、意味或る事だろう。結果はどうあれ、そこまですればある程度、国民のこの事件に対するもやもやした気分に一定の収まりがつくのではないか。
この結果をみれば、なんだかんだといわれながらも小沢氏を代表に選ばなかったことで、満身傷だらけの民主党にとってもからくも止めを刺されることだけは避けえたわけだ。
そうして、もう一件の、特捜検事の証拠改ざん隠蔽事件。こちらも当のご本人たちはまさかばれるまいと高をくくっていたのが、ふとした弾みから、明るみに出てのっぴきならない体たらく。
こうして眺めると、昔の人がおっしゃった、「天網恢恢疎にして漏らさず」ということは人類の長年の経験から得た真実のようだ。
つまりは、人間の浅知恵なんて高が知れたものだということではなかろうか。