蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

15年ぶりの株価回復!に思うよしなし。

2015-02-20 23:10:31 | 時事所感
2015.2.20

 株価が18000円を超えた。15年ぶりの回復とか。このニュースを見て、私はなんともいえない複雑な思いになる。

ライブドアショックにやられて、カネボーでやられて、それから…、いまはもうその憎い社名も忘れてしまった奴…と。
 そして、ああ、せめて最後まで残しておいた堅実な会社のあの株、今持っていたらなーと。

 だが、すべて後の祭りだ。
 最後まで持っていた、その株。昨年だったか一昨年だったか少し戻したところで売ってしまった。ところが私が売ったその後から、アベノミクスとかの音頭に囃されるかのように、どんどん上がり始めた…。
 私は、ねっから勝負運の無い人間なんだ、とつくづく思い知った。
 
 そして昨今、また、「株」お買いなさいという声が声高になってきた。

 だが、よほどお金が手元に余っていて使いように困っていないかぎりそんな声に踊らされるのは愚の骨頂だろう。
 ましてなけなしの退職金をうまく運用してやろうなんて思ったら、その瞬間が地獄の八丁目だ。
 だが、こればかりは涙を呑んでみないかぎり、財布の底をいくら引っかいても、1円玉も見つからないようにならない限り、いくら他人から言われたところで、馬耳東風だろう。

 それは、戦争の悲惨さなんて死んだ人間ででないと、心底納得できないのと同じように…。戦争の痛みや辛さを想像できない奴らが、増えれば増えるほど愛国だ、国防だの勇ましい声が高くなるのと同じように…。
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