金沢街道「塩の道」(その弐)・・・報國寺

 杉本寺の長い石段を降り、滑川(なめりがわ)沿いに金沢街道を東に200m程進み右に折れた宅間ヶ谷(たくまがやつ)に報國寺があります。開基は足利尊氏の祖父、家時と言われていますので、朝夷奈切通しが出来た三、四十年後ということになるでしょうか。

 竹の寺として有名な報國寺は訪れる人も多く、清々とした竹林の中の道を歩く人の姿が絶えません。平日でもこんな様子ですので、休日にはさぞかし多くの人が訪れているのでしょうね。それらの人のために竹林の中に茶席も設けられていました。(つづく)




 最後の1枚はおまけ。報國寺の前にある「楓花」でいただいた「四季彩弁当」。手前左から時計回りに野菜の煮物、鰆の西京漬け、ゴマ豆腐、茄子の煮浸し。美味しゅうございました。私以外に12、3人いたお客さんははすべて女性のグループ。神奈川新聞主催の「東海道再発見!路上観察学会五人衆とかながわの宿場町を歩こう!」の時(こちらを参照)に宮ノ下で食べた昼食と比べると、同じ「箱入り」とは言っても随分と豪華です。

鎌倉、金沢街道「塩の道」を歩く
その壱・・・杉本寺
その弐・・・報國寺
その参・・・浄明寺
その四・・・朝夷奈切通し
その五・最終回・・・朝夷奈切通しⅡ
コメント ( 2 ) | Trackback (  )
« 金沢街道「塩... 金沢街道「塩... »
 
コメント
 
 
 
寒くなりましたね^^; (さち)
2007-11-30 13:03:05
郷秋さん、こんにちは。
お地蔵様のお顔はいつ見ても心癒されます。^^
絹の道は我が家のそばなんです。
でも子供たちしか行った事がなく…。
寒くなりましたが行ってみようかな~なんて思っています。
真っ白い雪は降るのでしょうかね?
 
 
 
Unknown (郷秋)
2007-12-02 07:52:58
さちさん、おはようございます。
>絹の道は我が家のそばなんです
そうでしたか!この季節は落ち葉がいっぱいで往時に想いを馳せるには良い季節ではないでしょうか。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。