唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
金沢街道「塩の道」(その四)・・・朝夷奈切通し
浄明寺から金沢街道に戻り、明王院、光触寺、十二所神社を過ぎ和泉橋を渡ると、いよいよ金沢街道の肝、朝夷奈切通し。ここから横浜市金沢区の朝比奈バス停手前までの1.5km程が、800年前に開かれた朝夷奈切通しである。
26日にも書いたが800年を経たとは言え、元々強靭であったこの辺りの岩盤は崩落もせずに往時の様子をよく留めている。とは言え、シダ類はもとより樹木も800年の間には数代を経ており、切通しの歴史に敵うものではない。
切通しは、驚くほど深い。さらにその上には、生い茂る樹木が覆いかぶさっているために、晴天のはずにも関らず陽の光は届かず道は暗く、岩盤上方に掘られた祠から見下ろされているようで、薄ら気味悪い。が同時に、深く吸い込む湿った空気には太古の安らぎが含まれているようで、摩訶不可思議な気持ちになる。
鎌倉、金沢街道「塩の道」を歩く
その壱・・・杉本寺
その弐・・・報國寺
その参・・・浄明寺
その四・・・朝夷奈切通し
その五・最終回・・・朝夷奈切通しⅡ
26日にも書いたが800年を経たとは言え、元々強靭であったこの辺りの岩盤は崩落もせずに往時の様子をよく留めている。とは言え、シダ類はもとより樹木も800年の間には数代を経ており、切通しの歴史に敵うものではない。
切通しは、驚くほど深い。さらにその上には、生い茂る樹木が覆いかぶさっているために、晴天のはずにも関らず陽の光は届かず道は暗く、岩盤上方に掘られた祠から見下ろされているようで、薄ら気味悪い。が同時に、深く吸い込む湿った空気には太古の安らぎが含まれているようで、摩訶不可思議な気持ちになる。
鎌倉、金沢街道「塩の道」を歩く
その壱・・・杉本寺
その弐・・・報國寺
その参・・・浄明寺
その四・・・朝夷奈切通し
その五・最終回・・・朝夷奈切通しⅡ
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