モミジバフウはモミジである

 昨日掲載したモミジバフウが予想外の好評を頂きちょっと驚いております。郷秋<Gauche>としては、こんなに色とりどり紅黄葉する樹木があります、「紅葉葉楓」と云う名前も面白いですねと云うことで、云ってみれば証拠写真として掲載したようなものだったのですが・・・。いや、ありがたいことです、ホント。

 昨日、モミジとカエデの違いについて、植物分類上ではカエデとモミジは区別しないこと、一般的に葉が五つ以上に切れ込んだ掌状のものをモミジと呼び、切れ込みが三つのものをカエデと呼ぶようだと書きました(四つのものはどちらなんだと云う疑問が残りますが・・・)。

 今日の写真の中央の葉の下側、左手に倣えば小指の第三関節辺りで千切れてしまっておりますが、ここに五つ目の突起があったことは容易に想像がつくことと思います。五つ以上に切れ込んだ、つまり五つ以上の突起、人の手に倣えば五つの指があるので先の定義によればモミジバフウは「モミジ葉風」なだけではなく、間違いなく「モミジ」であると云うことになりますね。

 と書いておいて今更なのですが、モミジの代表格であるイロハモミジがムクロジ科カエデ属であるのに対して、モミジバフウは実はフウ科フウと属と、別科・別属なのです。ますます訳が分からなくなってくるモミジとカエデなのであります。

 blog「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは11月19日に撮影した写真を6点掲載いたしております。晩秋を彩る花たちとニワトリをご覧いただければ幸いです。

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