父島、1976年(その3)

 父島の歴史を調べてみると、欧米人と日本人とがほぼ同時期にこの島を発見し、多少の出たり入ったりはあっても、この小さな島で混住していたことがわかる。今日の一枚は、父島の欧米系の住民。日本人が住む、いかにも日本風(伝統的日本家屋ではない)の家屋とは全く異なる、例えばハワイ・オアフ島の海沿いにあるような住宅をいくつか見かけたことを記憶している。


 島国故の単一民族国家と云われる我が国において(注)、欧米あるいはポリネシア・ミクロネシアにルーツを持つ住民との混住があったことはあまり知られていない事実ではないだろうか。外国籍居住者が増えつつある昨今、父島における混住のありようは大いに参考になるのではないかと思われる。
注:沖縄および北海道の先住民族、少なくない数の在日中国人・朝鮮半島出身者とその子孫がいることを忘れてはならない。

  「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは1月21日に撮影した写真を7点掲載いたしております。真冬の森の様子をどうぞご覧ください。

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