買うべきか、買わざるべきか

 8月24日に、待ちに待ったニコンD810の後継機たるD850が発表になりました。通例ですと発表から発売まで2か月程度あったものが、今回は発表からわずか半月後の発売です。長い開発期間を経たとは云え、発表からわずか半月後の発売と云うスケジュールから、郷秋<Gauche>はD850の未成熟、つまり初期ロット不良の可能性を嗅ぎ取りました。

 何の根拠もありません。これまで10台以上のNikon DSLRを買って来た郷秋<Gauche>の勘です。でも「勘」って、意外と当たるんですよね。経験に裏付けられた勘ですから。

 発表から半月での発売は、創業100年の記念すべき年に一日でも早く花火を打ち上げたいと云う営業サイドからの強いプレッシャーに技術サイドが負けたのではないか。技術サイドとしてはもう少し時間をかけて最後の詰めをしたかったのではないか。などなど、勘とは云え「危ない」理由をあげ始めればすぐに長いリストが出来そうです。

 と云う訳で、これまで使用してきたメイン機は発表と同時に予約を入れて、発売日当日(某Yカメラでは、実はその前日)に入手して来たのですが今回は予約を見送りました。理由はすでに書いたことと共に、今年6月以降、写真よりもチェロに注力した生活が続いていることがあります。これまで毎週欠かさず恩田の森を撮影していたものが、二週に一度あるいは三週に一度となっている訳で、いまD850を手に入れて果たして使い倒すことができるのか、宝の持ち腐れになりはしないかと云う懸念があるからです。

 そんなこんなで見送った予約です。一日も早く最良のカメラで撮ってみたい気持ちはあるのですが・・・。まぁ、そうこうするうちに品質も安定し同時に価格も下がって来ますので、クリスマス商戦に合わせて自分へのプレゼントでも良いのかなと思うこの頃ではあります。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、車山山頂から望む北アルプスの山々。遥か彼方の雲海の上に奥穂高岳、槍ヶ岳などが顔を出しているのがお分かりいただけるでしょうか。

 「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは 9月3日に撮影した写真を5点掲載いたしております。夏から秋へと移り行く森の様子ご覧いただければ幸いです。

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