日本語が一番?

 極論すればだ、日本語は日本人しか使わない。少なくとも日本人以外が日本語でblogを書くことはまず、ないだろう。日本語の読み書きが可能な人の数は日本の総人口に限りなく近いだろうから1億2700万人。それに対して英語はと言えば、世界中で5億人に第一言語として使用されている。それなの、全世界に存在するblog、7000万に占める使用言語の割合ではほとんどイーブンなのである。もとネタはこちら

言語別第一言語話者数とblogで使用されている言語の割合

1. 中国語・・・・・・・・・・・13億人・・・・・・・・・・・・・・・・8%
2. 英語・・・・・・・・・・・・・・5億人・・・・・・・・・・・・・・・36%
3. ヒンディー語・・・・・・4億人
4. スペイン語・・・・・・・・3億5千万人・・・・・・・・・・・3%
5. ポルトガル語・・・・・・1億9000万人・・・・・・・・・・2%
6. ロシア語・・・・・・・・・・1億7000万人・・・・・・・・・・2%
7. 日本語・・・・・・・・・・・・1億2700万人・・・・・・・・・37%
8. フランス語・・・・・・・・・・・9000万人・・・・・・・・・・2%
9. ドイツ語・・・・・・・・・・・・・9000万人・・・・・・・・・・2%
10.朝鮮語・・・・・・・・・・・・・・・7000万人
11.イタリア語・・・・・・・・・・・6000万人・・・・・・・・・・3%

注:言語別第一言語話者数は郷秋<Gauche>のテキトー調査による。

 中国語は世界で最も多くの第一言語話者がいるのでさすがに日本語、英語に次ぐ3位にランクインしているが、話者数の割合から言えば日本語の1/50だ。日本語の3倍近い話者がいるスペイン語、1.5倍程の話者がいるポルトガル語、ロシア語、70~50%程のフランス語、ドイツ語、イタリア語のblogがいずれも2~3%で並んでいるのが面白い。話者6000万人のイタリア語が3%というのは大健闘ということだろう。イタリア人は日本人に次ぐblog好きといってもいいのかな?

 7000万人の話者がいる朝鮮語がランクインしていないのは、北朝鮮でのインターネット利用者が事実上ゼロである事が大きく影響しているのは確実だ。ヒンディー語のblogが少ないのは経済的要因だろうな。

 さて、7000万あるというblogに対して、Upされるエントリ数は150万/日なのだという。1週間当たり1050万。つまり、7000万の全blogぼ中で週に1回新しいエントリが上がるのが15%ということだ。7000万と言っても新しいエントリがUpされるのが月に1、2回という休眠blogが多いんだろうな。特に日本語のblogにおいては、と言うのは郷秋<Gauche>の勝手な想像である。

 出所は別の情報だけけれど、60歳以上の方が50歳代の方よりもblogに対して興味を持っているというニュースを読んだ(日本での話し)。所謂団塊世代も含め、定年退職以降の楽しみとして、コミュニケーションツールとしてのblogが注目されているようだ。

 ただ、まったく自分の楽しみのために、自分の(何がしかの)記録として書くのならばどんなペースで書いても良いわけだが、コミュニケーションの道具として考えるのならば、少なくとも週に2、3回のUpは必須となるだろう。その当たりのことを60歳以上の方が認識しているかどうかが問題かも知れないな。

今日の1枚は、昨日掲載した二輪草のやや「寄り」の図。
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