権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「独立愚連隊」@映画館

2024-04-21 16:17:00 | 映画

とうとう「独立愚連隊」を映画館で観ることが出来た。
実はこの映画が少年時代に親しんだTVドラマ「遊撃戦」のオリジナルと知ったのは最近にのこと(と言っても10年以上は経つ)、そして岡本喜八監督は「日本の一番ながい日」で大ファンになった監督。(これも晩年のこと)
佐藤充という役者を知ったのも「遊撃戦」で、この役者さんは東宝戦争映画の常連だった様な気もする。

〔内容〕
第二次世界大戦末期の北支戦線。クズ兵士ばかりを集め危険な任務に当たらせる“独立愚連隊”と呼ばれる部隊に、従軍記者の荒木がやってくる。
交戦中に中国人慰安婦と心中したという、見習士官のことを調べに来たという。実は荒木の正体は大久保元軍曹であり、彼こそ見習士官の実の兄であり、弟の死の真相を知るため戦地に赴いたのだった。
死んだ慰安婦の妹から紙片を渡された大久保は、弟が上官の不正を部隊長に告発しようとして、その上官から逆に殺されたことを知る。(出典:全洋画オンライン)

岡本喜八監督の晩年の作品「ダイナマイトどんどん」「ジャズ大名」も結構イケててお勧めです。

懐かしい旋律が聞ける動画を紹介。
TVドラマ「遊撃戦」 第2回 予告篇

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映画監督「ラォール・ウオルッシュ」

2024-04-13 09:14:46 | 映画

新文芸坐で4月の中旬以降から「ラォール・ウオルッシュ」特集をやるらしい。
全30作を日を変え時間を変えて上映するらしいが、試しに3作ほどをチョイス、どれもがハード・ボイルドらしくて楽しみ。
(以外と大当たりかも知れない)



「ラオール・ウォルッシュ」と言う監督、こんな監督らしい。
ラオール・ウォルシュ(Raoul Walsh、1887年3月11日 - 1980年12月31日)は、アメリカ合衆国の映画監督、俳優、映画プロデューサー。ギャング映画やフィルム・ノワールといった「犯罪映画の巨匠」として知られる。また、元カウボーイ兼水兵だったことから、西部劇や戦争映画も数多く手掛けた。その他にもコメディ映画や冒険映画、ロマンス映画など多彩なジャンルを手掛ける職人監督で、1964年に引退するまで手掛けた作品は100本以上に上る。(出典:ウィキペディア)

映画に惹かれ始めて半世紀以上経つがマダマダ知らない世界があるって素晴らしい、と思う。

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「星の旅人たち」

2024-04-07 08:52:55 | 映画

久しぶりにマーチン・シーンを見たがすごい老けてた、あたりまえと言えばあたりまえ。
さてこの映画「星の旅人たち」、マーチン・シーンの押さえた演技がきらりと光って、絡む旅人たちもなかなか上手くて、見事な佳作。
この映画を見た動機はいかにもSFらしいタイトルなのがすべて、見始めてすぐに”これは違う”と思ったが、結局この物語に引きずりこまれた。

〔内容〕
 ある日、アメリカ人眼科医トム・エイヴリーのもとに、一人息子ダニエルの訃報が届く。それは、ダニエルが聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の旅に出た矢先の悲劇だった。フランスとスペインの国境の町までやって来たトム。ダニエルの遺品と遺灰を手にした彼は、息子が巡礼の旅に求めたものが何だったのかを知ろうと、息子に代わり、旅を続けることを決意する。それは、800キロにもおよぶ長旅。その道中、彼は旅の目的も様々な巡礼者たちとの出会いを重ね、少しずつ彼らと打ち解けていくのだが…。(出展:全洋画オンライン)

一人で始めた巡礼の旅が、途中で一人また一人と加わって4人の仲間で道中を続けることとなるが、4人の動機やら職業やら社会的地位や出身国がバラバラなのが次第に仲間としてまとまって行く様がすごく自然に描かれていて、ここらへんはロードムービーの新境地かも知れない。
それと風景やら道中の宿の様子とか食事風景までもがも楽しめる様に作っている。
巡礼地のゴールの教会で巡礼者の名前入りの修了書をくれるのだが、ここで自分の名前を書いてもらった後すぐに息子の名前に書き換えてもらうシーンは名場面でここは脚本家の腕だろう。この巡礼の出発地で亡くなった息子の遺灰とともにゴールを目指した主人公の思いが凝縮した場面ともいえる。


さてこの映画の原題は”The Way”、で、どうしたら「星の旅人たち」って邦題になるんだろう?
なお日本のお遍路さんは一人でも二人旅と言うらしい、それは背中にお大師様がついているからだとか。この映画では主人公トムは息子の遺灰と一緒の道中だから、まさしく二人旅。

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「サンタ・ビットリアの秘密」

2024-04-02 00:58:19 | 映画

結局この映画「サンタ・ビットリアの秘密」は4/1(月)から4/3(水)まで、それも夜は4/1(月)のみと言うことで月曜の夜(昨日)決行、いやぁ~面白かった。
喜劇なんだけれどもクスグリ具合が絶妙で、アンソニー・クイン(町長ボンボリーニ)とハーディー・クリューガー(ナチスの将校)の掛け合いが見事。

〔内容〕 ムッソリーニが失脚して喜びに沸く町の人々、そんな中でひょんなことから居酒屋の亭主ボンボリーニが町長に就任する羽目となる。しばらくは平穏な日々が続いたがドイツ軍が侵攻してくることが分かり、村人は総出で特産のワインを洞窟の中に隠すこととなる、その数120万本。
侵攻してきたドイツ軍の目的はワインの接収、ボンボリーニは最初の30万本を五分五部でドイツ軍と分け合うことで100万本近くをごまかすことに成功したが、親衛隊が調査して接収したのは総数の1/4であることがばれる。なかなか口を割らないボンボリーニとドイツ軍将校の丁々発止のやり取りが続くが、とうとう親衛隊が出てきて町民を拷問にかけることとなる、、、、




この映画のラストはとても良い。
そして監督スタンリー・クレイマーの作品はどれも好きで、「真昼の決闘」「ケイン号の叛乱」「渚にて」「ニュールンベルグ裁判」「おかしなおかしなおかしな世界」「招かざる客」そしてこの「サンタ・ビットリアの秘密」、どれもが映画館でみたい作品。

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「首」1968年版

2024-03-30 16:06:51 | 映画

久々に映画館に足を運んで「」を見て来た、と言っても最近話題のでは無くて、1968年版の脚本:橋本忍、監督:森谷司郎、主演:小林圭樹と言う錚々たる映画。でもスクリーンは4:3のスタンダード・サイズでモノクロと言った具合でこの時代には珍しい。当時の映画は総天然色シネスコが常識だった様に記憶しているので。
結構地味な造りで、小林圭樹の熱演が継続して物語りが進むが、やはり脚本家と監督が一流なだけに結構手に汗握る展開で時間を感じることがなかった。
この映画で一番関心したのは、昭和18年の1月に起きた冤罪拷問死事件を一人の弁護士が地道に真相を追求するという、あの当時の我が国が未だ法治国家の体をなしていたこと。

〔内容〕
昭和18年1月に茨城の村の炭鉱夫が留置中に脳溢血で死ぬという事件が起き、不審に思った炭鉱の経営者がツテを頼って正木弁護士に調査を依頼することとなった。 これを受けた弁護士は検死が為されていないことや周りの証言から不信感を抱き調査を進めることとした。
しかしながら検察側は先手を打って事前にお手盛り検死で済まして「脳溢血死」と断定、窮地に陥った弁護士及び依頼人は究極の選択として死体から、、、、

埋葬地を暴くシーンとか検死のシーンとか結構な緊張感があって、サスペンスとしてみてもとても良い映画だと感じたが、これは大衆受けは難しいだろうと思う(当方は橋本忍と森谷司郎の名前で目がくらんでしまうが)。そして今後は、邦画で「首」といったら北野監督作品になるだろうとも。
なお本日の当該映画館のプログラムではこの1968年版「首」の次に2023年版の「首」を上映している、ここは時々こういう言葉遊びの様なプログラムを組むので面白い。
やはり古い映画を”映画館”でみるのは楽しい。

次は「サンタビットリアの秘密」、その昔TV放映で観てかなり気に入った作品で「ナチスに占領されたイタリアの村人の秘密とは」なんてコピーがあった。
(スタンリー・クレイマー監督だから是非ともみなきゃ)

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「ピンクパンサー」「ピンクパンサー2」

2024-02-21 22:11:09 | 映画

「ピンクパンサー」、1970年代にピータセラーズで大ヒットしたハチャメチャ・コメディで、21世紀になってリメーク。
(20世紀のは「ピンク・パンサー」、でこれは「ピンクパンサー」と邦題もなかなか難しい)
結構な役者陣で脇を固めているので結構真面目に作られているが、ピーター・セラーズで大笑いした世代としては少し違和感を感じる。
さてこの映画の最大の見どころは、オープニングとエンディングの各ロールに出てくるアニメのピンク・パンサーの悪戯動画。
これは1970年代の味付けそのもので大歓迎。

〔内容〕
 フランス代表チームが中国代表に勝利した直後、フランス代表を率いるイヴ・グルアン監督が何者かに殺される事件が発生する。そして混乱の中、彼が身につけていた高価なダイヤの指輪“ピンクパンサー”が消えてしまう。捜査を指揮するドレイフェス警視は、意外にもドジなクルーゾー警部を捜査に抜擢する。そうして世間の注目を彼に集中させ、自分はのびのびと捜査を進めて手柄を独り占めにしようという魂胆だったのだが…。
(出典:全洋画オンライン)

ドレイフェス警視はやはりハーバート・ロムのキャラが忘れられない。




〔2:内容〕
 10年間で総額2億5千万ドル相当の財宝を盗んだ後、突然その消息が途絶えた謎の怪盗“トルネード”。やがてある日、世界中の貴重な所蔵品が次々と盗まれる事件が発生。現場に残されたカードから、トルネードの仕業と判明。そこで警察当局は、トルネード逮捕のため、各国の精鋭捜査官を集めたドリームチームを結成する。そしてフランスからは何と、お騒がせ警部のジャック・クルーゾーが大抜擢され、チームの指揮も任されることに。そんな中、フランスの宝である超高価なダイヤモンドの指輪“ピンクパンサー”がトルネードによって盗まれてしまう。クルーゾーはイタリアのビチェンゾ・ブランカレオーネ、イギリスのランダル・ペパリッチ、日本のケンジ・マツド、セクシー美女のソニア・ソランドレス、といった顔ぶれが揃うドリームチームを率いて先行き不安な捜査を開始するのだが…。
(出典:全洋画オンライン)

周りを結構な役者陣で固めてマジメに作ったコメディとは思うが、悪役かと思っていたジェレミー・アイアンズが尻切れトンボみたいになったり、クルーゾが実は抜群の記憶力を持っていたりとか、味付けで今一みたいな所が随所に。
でも結構笑えた。

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「2001年宇宙の旅」

2024-02-02 21:51:06 | 映画

この映画も映画館で観たい一作、CG無しで作成された精緻な画面は今でも通じる立派なもの。
ただHALの修理でプリント基板が出てきて、14PIN-DIP-ICが並んでいたのはこの業界関係者以外は気が付かなかっただろう、それとパネルTVもSD画像なんで時代を感じる所はある。
さてこの映画はリバイバル上映で観たが(初公開から15年後位)、画面には圧倒されたものの鑑賞後は”???”、そしてその後も何度かリバイバル上映に足を運んだ。
クラークの小説はかなり明快なストーリ展開が多かったから、このSFニューウェーブの様な内容には少々がっかり、でもそれから何度も(ビデオやDVD)も飽きずに観た、そして観れば観るほどこの不思議な世界にのめり込んだものだった。そして最近ユーチューブで宇宙や素粒子物理はては宗教番組などを観ている内に、この映画のラストの10分間が何となくではあるが漸く理解できた。

〔内容〕
 古代、猿人たちの世界、彼らの眼前に屹立するモノリス、それに触れた猿人が骨を武器として用い他の猿人を打ち殺し、そして空高く放り投げられた骨は一瞬にして宇宙船への画面(現在=2001年)に変わる。
月の裏側にモノリス(未知の人工物)が発見され、そのモノリスから木星に向かって電磁波が放射される。
そして科学者たちは木星に向かって調査のために探査船ディスカバリー号を送る事とした。そして航行中にコンピュータHALに異変が起こり、、、、

この映画のラスト10分間についてー
これは量子論における「観察されるまで事象は確定しない」、又は最近の”とんでも説”では結果の数だけパラレルワールドが存在する、といった事から考えるに、時空の壁(サイケデリックな空間)を超えたボウマン船長が観た先は老いた自分の姿の食事風景、その老人が振り向くと今際の際の老人、その老人の指さす方向にはスターチャイルド、、、
これは観測した瞬間に結果が確定し、最終的に転生する仏教観みたいな解釈がではなかろうか。そしてそんな風に思うと無性にまたこの映画を映画館で観たくなった。
なおこの映画はかつての「テアトル東京」でシネラマ上映を観た時ことがある、この時は感激した。



2001 A Space Odyssey - ending

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「バルジ大作戦」

2024-01-24 08:10:00 | 映画

バルジ大作戦」という映画があった。見たのは中学生の頃、知るきっかけは当時愛読していた「ボーイズライフ」という少々ませた少年誌。
なにしろシネラマというびっくりする様な撮影・映写方式で、この頃これを見たことがある父親から「ともかくすごい迫力」と聞いていた、夢の様な映像だった。
さて映画は当時育った地方都市の映画館だったので普通の70mmだったと思う。

〔内容〕
 ノルマンディー上陸後に破竹の勢いで進軍する連合軍、勝利気分がまん延した連合軍の中で米軍カイリー中佐は周囲の冷ややかな目を無視して独軍の反抗を信じて執拗に航空偵察を繰り返していた。
そのさなか、車で移動中の独軍将校を視認・撮影し、彼が独軍機構部隊の猛将ヘスラー大佐であることを知る。
一方の独軍は作戦準備として米兵に似せた部隊を後方かく乱のために配置していた。
そんな中で、悪天候(航空攻撃の出来ない)の到来でヘスラー大佐率いる大量のタイガー戦車部隊がオランダ・アルデンヌを目指して進軍を開始する。
敗走を始めた連合軍と進軍するドイツ軍、包囲されたアルデンヌの町の守備隊は危機に陥ることとなった。

この映画の魅力はなんと言っても、主役の「タイガー戦車」群、この映画では大量の米軍のM47戦車が「キングタイガー」に見立てて無敵の戦車として、対する米軍はM24軽戦車。(たぶんM4シャーマンを模したものか)









この映画の主人公はそんな戦車たちなんだけれども役者陣もなかなか重厚で良い。
へスラー大佐役のロバート・ショー、「ロシヤより愛をこめて」「スティング」「ジョーズ」等々。
ヘンリーフォンダハンス・クリスチャン・ブレヒ
なおこの有名な「バルジの戦い」を題材とした戦争映画で「戦場」「大反撃」等々もなかなか面白かった。

以前は東京に「テアトル東京」とか「渋谷パンテオン」とかのシネラマ劇場があって、キューブリックの「2001年宇宙の旅」や「ベン・ハー」を見た時は本当に感激した。
昨今の3DとかIMAXとかよりはアナログ(光学的)迫力でよほどに面白いと思う。
さて、20年程前に息子が高校1年になり、たまたまこの時に銀座の「テアトル」(元のテアトル東京)で「ベン・ハー」のリバイバル上映があるというので連れて行った。
この時に集まった人種は紛れも無く昔の映画ファンで、上映開始前にみな真ん中のやや後ろ側を競って確保した。
シネラマではこの位置こそベストだから、ところが幕が上がり「序曲」が始まると何と画面は往年のとは比較すべくも無い貧弱な物。
それを見たかつての映画ファンはこぞって前の席に移動した。
やはり映画館でなければ本当の魅力が分からない映画というのはあるもので、映画館は永遠に不滅。

パンツァーリート バルジ大作戦、Panzerlied, Battle of the Bulge (1080p)

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「ベン・ハー」

2024-01-11 10:20:38 | 映画

2016年制作の4回目のリメークの「ベン・ハー」、面白かったけれども少し平板で戦車シーンの前後を如何に作るかだけを考えた様な映画。
正直な所一回目は15分位観てやめて、二日後位にようやく全部見終えた様な感じで、この感じが本邦公開を辞めた理由かもしれない。例えば20年前には傑作「グラディエータ」みたいなもあるから、この映画は少々物足りない。
ただ前作を知らない人たちがこの映画を見ればそれなりに面白い”古典ロマン物語”と感じることだろう。
なお知ってる役者はモーガン・フリーマンのみ。
(主演の若者:ジャック・ヒューストンはジョン・ヒューストンの孫だった!)
そして有名な1960年公開の「ベン・ハー」は三回目のリメークで我々が「ベン・ハー」と言えばこれ、ウイリアム・ワイラーが見事な映画に仕上げている。
一回目は1907年:これは全く知らない。
二回目は1925年:これはさる図書館のビデオライブラリで見たことがある。(サイレント映画)
いずれにしてもリメーク映画を撮ろうとしたら当然の事ながら前作(当然ヒット作で有り名作)と比較されるのでそれなりの覚悟が必要、この映画の制作陣にそれがあったかどうか。
(邦画の名作リメークはことごとく失敗している)

映画『ベン・ハー』予告編

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「大脱走」

2024-01-03 17:46:25 | 映画

本日は昨日と同じ映画館で「大脱走」。
この映画には深い思い出がある、今から50年以上前の高校生時代に友人のM君と学校を抜け出して映画館で見た。
一応仮病を語って早退して、地方の映画館のリバイバル上映最終日に。
この映画はかつてTV洋画劇場なんかでも何回も放映され何回も観てきたが、やはりスクリーンで見るとこの娯楽大作を実感できる。
約3時間もの長尺が全然気にならない位に見どころ満載で、エルマー・バーンスタインの音楽も実に心地良いものだった。

〔内容〕
第二次大戦中の脱走歴のあるツワモノ連合軍捕虜がドイツ国内のある収容所に集められる。
彼らは組織だって周到な脱走計画を準備・実行するが、何回かの挫折を経てようやく約70名が脱走に成功した。
それぞれがドイツ国内から中立国スイスやスペインを目指すが、ドイツ軍(SSおよび秘密警察)も必死に捜査を開始した。

一言、これは紛れもない娯楽傑作大作。
今回は昨日の「アラビアのロレンス」程の画面の綺麗さは無かったが、やはりスクリーンで見ると別物、寝っ転がってみるのも良いけど、電車に乗って映画館で開始までの時間をワクワク待って、休憩時間のトイレ行列もなかなか楽しい。

本日の入り具合(1/3と言うことも有りそこそこ賑やかだった。)

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