権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「デリシュ!」

2023-12-31 09:30:43 | 映画

幸いなことに家でプラプラしていて面白い映画「デリシュ!」に遭遇。
フランス革命前夜のフランスの田舎が舞台で、侯爵家の料理長をしている不器用なけれども頑固な男と弟子志願の流れて来た女の微妙な関係と、人権意識に目覚めた若い息子との関係、それらが料理を絡めてうまい事進行する。時代背景と親子や男女関係を見事に表現している、そしてハッピーエンドでぼんやりと楽しむこともできた。
以前みた「バべットの晩餐会」も同じ様な料理ジャンルの見事な映画だった。

〔内容〕
 1789年、革命直前のフランス。シャンフォール公爵の専属料理人として腕を振るっていたマンスロンは、貴族たちが集う食事会で自慢の創作料理“デリシュ”を披露したところ、豚の餌とみなされていたジャガイモとトリュフを使ったことで全員の怒りを買い、料理人の職を解かれてしまう。息子とともに田舎に戻り失意の日々を送るマンスロン。そんなある日、彼のもとで料理を学びたいという謎めいた女性ルイーズが現れる。最初は戸惑うマンスロンだったが、彼女のまっすぐな気持ちに触れるうちに自らも料理への情熱を取り戻していく。やがてルイーズの助けを借りて、一般の庶民も利用できる食事処を営むようになるマンスロンだったが…。


この映画はサイド・ストーリとしてフランス革命を極めて穏やかに描いている、誰にでもお勧めできる一作。
アマプラで時々この様な名作と遭遇する。

映画『デリシュ!』予告編【2022年9月2日公開】

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釣りの後始末

2023-12-30 21:48:50 | 釣り・魚

先日の釣り(24日)の後始末を漸く終えた。
釣った日にメダイを刺身で、翌日は大きめキダイ2匹を塩焼き、そして本日残りをから揚げに。


外道中の外道のトラギス、ヒメ小ダイ、コダイ、これらは血合い骨を断って油で揚げるととても食べやすい。
おかずにはならないがビールのつまみには最適。

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「ファースト・カウ」

2023-12-29 19:26:28 | 映画

前から気になっていた「ファースト・カウ」、本日漸く映画館で見ることが出来た。
舞台は開拓時代のアメリカ・オレゴンなので、ジメジメして寒そうな天候、流れて来た若者二人が成功を夢見ていろいろとじたばたする、最初と最後のシーンの連結具合が見事。
この映画はジム・ジャームッシュ作品の様な味わいで滅茶苦茶面白い訳でも感動シーンがあるわけでは無いが、なぜか強く印象に残る作品。

〔内容〕
 開拓時代のオレゴン。偶然出会った料理人のクッキーと、中国人移民のキング・ルー、互いに夢を語り合い意気投合する2人だったが、元手がなければ何もまともに始められないと不満を募らせる。そんな時、貴重な牛が一頭この地に初めてやって来た。そこで2人は夜中に牛の乳をこっそり絞り、盗んだミルクで作ったドーナツを売り始める。そのドーナツはたちまち評判となり、アメリカン・ドリームへの期待が膨らむ2人だったが…。


なおこの映画は今どき珍しいスタンダード画面(4:3)、ともかく映画館で見れたことは幸せ。
『ファースト・カウ』


昨晩は納会でフグ料理一式を堪能した、次は何時食べられるか分からない。画像はテッサ、それと本日の首都高湾岸からの風景。


 

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沖釣り(昔はFishing of the yearだった)

2023-12-24 21:15:17 | 釣り・魚

本日は沖釣り@三浦沖で、例年は12/30に催していたが今年は少し前倒しして本日、なお昨年は荒天のため中止。
午前中は曇天、午後からは晴れ間が出て風も凪ていて良い日だった。



大きい灰色のはメダイで兄弟子が上げたのを頂いた、この魚は表面の粘膜がすごくて台所がヌルヌルになるのがイヤとかでこちらに回ってきた。
これは早速刺身で食べたがとても美味かった。
甘鯛ねらいで姿を見ずに終わったが、今回のキダイはなかなかのサイズなのでこれはこれで後日塩焼きにでも。
ともかく荒天に恵まれて、のんびりとあくびがでる様な釣りで、ようやく今年を終わる準備ができた。

PS:
午後の好天で見事な構図に納まった富士山とヨット。(ただしトリミング)
そして翌日の夕餉での塩焼き、これは美味かった。

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寄席と芸

2023-12-17 20:20:35 | 演芸

土曜の夜と日曜の午後は芸人の芸(本物だと思っている)を堪能した。
先ずは日曜の午後、上野広小路亭という所で立川一門会で噺を聞いた、人の話を半日間聞くというのもなかなか大変。


途中で色物(漫談とか曲芸)を組み込んで一息入れさせてくれる、ともかく番組構成が良く練られている。
前座の笑王丸君は以前真福寺でも見たが、なかなかこれからが楽しみな若手で、聞いててハラハラ心配することが無い。
関心したのが「三増れ紋(みますれもん)」なる少し年増の江戸ゴマの姉さん、これが上手い事客いじりしてくれて芸もなかなか達者。
本人は「器量が売りで芸は二の次」と言っていたが、絶対に芸一で来ていると思う。
なお若手の新作落語も聞いたが、これが自身の体験に基づく創作らしく、少し新作を見直した。
(三枝のイメージで少し敬遠気味だった)
トリは雲水師で「崇徳院」、この噺もなかなか面白かった。
落語を生で聞くのは最近のことで、かつては「笑点」をはじめとして数多くの演芸番組があったが、ほとんどがバラエティ番組に同化して、NHKの「日本の話芸」が唯一のネタ元。

そして土曜の夜はインターネット番組で、松元ヒロさんの政治風刺小ネタと時事放談を。
松元ヒロさん、政権批判ネタが多くて地上波では無理そうなので、是非一度ライブを見てみたい。
昔は政治風刺ネタなんてのはざらで、牧伸二という漫談師が建設業界のお座敷に呼ばれて、
「♪あ~あ~やんなちゃった、あ~あ~驚いた、~略~、仕事はスローなその代わり、手間賃値上げは速かった♪」と唄ったところ、当時の建設大臣の河野一郎さんがげらげら笑ったとか、、、
(その昔に自伝で読んだので記憶違いがあるかも、いまじゃ批判される方の料簡が狭いからまず無理。)

サタデー・ナイト・Arc (Saturday Night Arc)【ゲスト・松元ヒロさん/裏金ズブズブ自民党/麻生太郎氏の裏話】

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「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」

2023-12-16 15:09:12 | 映画

まじめに作った喜劇は面白い、でも大御所俳優三人は軽いノリで付き合った様な感じでけっして名作喜劇では無い。
ただ土曜の午後に寝っ転がってみるには最高だった。


〔内容〕
 恐ろしいギャングのレジーに多額の借金をしていたB級映画プロデューサーのマックス。返済のめども立たず窮地に陥っていた時、ある悪だくみを思いつく。それは、アクション映画の撮影中に主演俳優を事故死させて保険金を手に入れるというもの。老人ホームにいた往年のスター、デュークを担ぎ出すと、さっそく西部劇の撮影に取り掛かる。そして、撮影中の事故に見せかけてデュークを殺そうとするマックスだったが…。

ここに出てくるギャング(モーガン・フリーマン)は全然怖く無いし、デ・ニーロもそれほどの癖を感じさせないサラッとした演技で、滑稽さやブラックユーモアはそれほどでも無いが、仕掛けられてもしつこく生き残る老俳優(T・L・ジョーンズ)のとぼけた所が抜群に面白かった。
それと物語りが映画製作に並行して進むのでそれも楽しみの一つ。

『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』予告編

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「ショータイム!」

2023-12-08 20:39:09 | 映画

今度はフランス製の喜劇、このアイデアが面白いというかどうも実話らしい。
当然知っている役者さんは皆無、でもこの筋立てだけでもそそられる。
さて中身はハリウッドとは違うじんわりとしたドラマに仕上がっているが、キャラの際立ちが少し物足りない。
しかしながらクライマックスの農場でのショーは素晴らしい見世物になっていて、ああ観て良かったなぁと言う思いにさせてくれる。
またもしメル・ブルックスが作ったら滅茶苦茶際立ったキャラでバカバカしい程面白い喜劇(ミュージカル)になったと思う。

〔内容〕
破産寸前の農場オーナーが一発大逆転を狙って、首になったダンサーやら周辺の芸人を発掘してショー興行の準備に取り掛かる。
突然集まったメンバー間のごたごたやいろいろな出来事を経ていよいよ農場キャバレーがオープンすることとなった。



たまに映画館に行くとこんな映画の予告編を見せられて、また通うことになる。

『ショータイム!』予告篇

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農作業@西伊豆

2023-12-02 23:37:41 | 日記・エッセイ・コラム

先週金曜は仕事を午前中に切り上げて西伊豆に向かう。
家内の実家のミカン取りの手伝い、といってもナンチャッテ農家なので自家消費分程度の幅広い作物の栽培で、前回はサツマイモ、今回は温州ミカン。

三本の木で一本は先週義弟が収穫、残りの二本の収穫作業でほぼ午前中に終了。
良い具合に色付いてなかなか良い味だった、が見てくれは相当悪いので当然換金できる代物では無い。
先ごろの夏ミカンの収穫よりはだいぶ楽だった。
収穫前のブロッコリーと大根、舅殿の下知に従って細君はグチをこぼしながらも作業をしているが、なんだかんだで近所や親族に配るのが楽しそうだ。
(近所は近所でやはり自家消費用に栽培していておこぼれが来る様である)


さて作業が午前中でおわったので、午後はブラッと散歩して断崖の上の露店風呂に入る。
前回は2009年9月に来て入っている。

最後のが風呂に浸かりながら見える風景。

さて今回はマズメのだるま山頂上からの富士山撮影を目指したが、20分程遅れたために頂上には行き着けなかった。
それに富士山が雲に隠れてもいたから、いつかリベンジ。


最後の画像に富士山の頂上が一部が雲間からかろうじて見える。
こんな所に位置する山が達磨山。

 

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